本体2,000円+税
ISBN | 9784750328416 |
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判型・ページ数 | 4-6・280ページ |
出版年月日 | 2008/09/01 |
シンガポールを知るための62章【第2版】
※改訂版が刊行されていますのでご注意ください。
田村 慶子 編著
日本国内旅行社の「行ってみたい国アンケート」で常に上位に入る国、シンガポール。主要な貿易相手国でもあり、日本と密接な関係を持つ小さな都市国家の歴史や社会、暮らし、経済、国際関係や政治をより深く理解できる1冊。大幅改訂を加えた待望の第2版。
はじめに
I 都市国家の登場
第 1章 ラッフルズ――シンガポールの「建設者」
第 2 章 華人、インド人、マレー人――多様な移民社会の成立
第 3 章 抗日救国運動――「南洋華僑」の愛国心
第 4 章 日本軍政期――「昭南島」としての3年半
第 5 章 突然の独立――リー・クアンユーの涙
第 6 章 南洋大学の24年――「権力に祝福されない大学」の興亡史
第 7 章 都市国家の形成――アジアの新たな試み
II 多様なエスニシティ
第 8 章 華人会館――華人とともに歩んできた血縁・地縁組織
第 9 章 食文化――食事のなかの異文化
第10章 シングリッシュ――三流英語か、シンガポール人らしい英語か?
第11章 ポップカルチャー――アメリカ・日本・香港が三大勢力
第12章 マスコミ事情――シンガポールでもっとも競争力のない業界?
第13章 英語文学――多様な世界に鏡をかかげて
第14章 華語文学――発展する海外華文文学の拠点
第15章 華人伝統芸能――シンガポール華人エスニシティの象徴
第16章 日本人社会――東京24区に住む多数派と国際的な少数派
第17章 マレー人問題――スタートの平等と結果の不平等
第18章 インド人コミュニティ――多様なアイデンティティで進む現地化
III 管理国家の諸相
第19章 規制と罰金――シンガポールは“fine country”!?
第20章 社会を映し出す鏡・法文化――社会を見るもう一つの目
第21章 インターネット――小国の生き残り作戦として
第22章 コミュニティ・センター――「草の根」の管理体制から奉仕活動の場へ
第23章 HDBフラット――国民の84パーセントが住む公共住宅群
第24章 教育制度――学習者の素質・能力を生かす独自のシステム
第25章 福祉政策――基本は家族重視
第26章 4C――拝金主義的な? 若者の夢
第27章 外国人労働者――全労働者人口の28パーセントが外国人
第28章 女性の社会参加――進む社会参加と重い仕事と家族の二重圧力
第29章 「女たちの反乱」?――急激な出生率の低下
第30章 国民共有価値――「上からの」ナショナリズム?
第31章 行動と研究のための女性協会(AWARE)――ジェンダーの主流化をめざして
第32章 シンガポールで働く日本人女性――海外に新天地を求め急増する独身女性
第33章 シンガポールで働くフィリピン人家事労働者――ミドルクラスを陰で支える
第34章 シンガポール航空――小さな国の大きな翼
IV 生存と繁栄の外交戦術
第35章 対マレーシア関係――共存と競争という愛憎の仲
第36章 対中国関係――「中国の影」と対峙する小国外交
第37章 アセアン――小国シンガポールが対等に発言できる外交の場
第38章 対インド関係――中国外交とのバランス
第39章 対日本関係――自由貿易協定締結で新段階に入った二国間
第40章 対アメリカ関係――経済と安全保障を依存
第41章 軍事力――アセアン最強の空軍と国民による全面防衛
V アジアのミニドラゴン
第42章 外資系企業――高度成長の主役
第43章 政府系企業――民営化・再編が進む
第44章 労働組合――官・企・労の協調システム
第45章 金融市場――高まる国際金融センターとしての地位
第46章 蘇州工業団地開発――中国の地域主義に振り回された開発
第47章 成長の三角地帯――シンガポールの「拡大都市圏」構想
第48章 IT革命――三つのPが発展の鍵
第49章 通貨危機――経済の脆弱性と強靱さを再認識する機会に
第50章 地場企業――盛り上がりつつあるベンチャー
第51章 交通政策――ユニークな交通需要管理
第52章 経済発展要因――恵まれた地勢と知性
第53章 環境問題――過去の成功とこれからの課題
第54章 女性起業家――学歴を武器に世界市場へ
VI 強く巨大な政府
第55章 人民行動党――安定支配は国家の生存と繁栄の基礎
第56章 選挙制度――与党有利の制度?
第57章 リー・クアンユー――シンガポール「建国の父」
第58章 リー・シェンロン――偉大な父の光と影の下で
第59章 ジェヤラトナム――孤軍奮闘の野党闘士
第60章 増大する中間層――「中間層の反乱」はあるのか?
第61章 治安維持法――シンガポール安定の要?
第62章 2006年総選挙――新首相への信任は?
I 都市国家の登場
第 1章 ラッフルズ――シンガポールの「建設者」
第 2 章 華人、インド人、マレー人――多様な移民社会の成立
第 3 章 抗日救国運動――「南洋華僑」の愛国心
第 4 章 日本軍政期――「昭南島」としての3年半
第 5 章 突然の独立――リー・クアンユーの涙
第 6 章 南洋大学の24年――「権力に祝福されない大学」の興亡史
第 7 章 都市国家の形成――アジアの新たな試み
II 多様なエスニシティ
第 8 章 華人会館――華人とともに歩んできた血縁・地縁組織
第 9 章 食文化――食事のなかの異文化
第10章 シングリッシュ――三流英語か、シンガポール人らしい英語か?
第11章 ポップカルチャー――アメリカ・日本・香港が三大勢力
第12章 マスコミ事情――シンガポールでもっとも競争力のない業界?
第13章 英語文学――多様な世界に鏡をかかげて
第14章 華語文学――発展する海外華文文学の拠点
第15章 華人伝統芸能――シンガポール華人エスニシティの象徴
第16章 日本人社会――東京24区に住む多数派と国際的な少数派
第17章 マレー人問題――スタートの平等と結果の不平等
第18章 インド人コミュニティ――多様なアイデンティティで進む現地化
III 管理国家の諸相
第19章 規制と罰金――シンガポールは“fine country”!?
第20章 社会を映し出す鏡・法文化――社会を見るもう一つの目
第21章 インターネット――小国の生き残り作戦として
第22章 コミュニティ・センター――「草の根」の管理体制から奉仕活動の場へ
第23章 HDBフラット――国民の84パーセントが住む公共住宅群
第24章 教育制度――学習者の素質・能力を生かす独自のシステム
第25章 福祉政策――基本は家族重視
第26章 4C――拝金主義的な? 若者の夢
第27章 外国人労働者――全労働者人口の28パーセントが外国人
第28章 女性の社会参加――進む社会参加と重い仕事と家族の二重圧力
第29章 「女たちの反乱」?――急激な出生率の低下
第30章 国民共有価値――「上からの」ナショナリズム?
第31章 行動と研究のための女性協会(AWARE)――ジェンダーの主流化をめざして
第32章 シンガポールで働く日本人女性――海外に新天地を求め急増する独身女性
第33章 シンガポールで働くフィリピン人家事労働者――ミドルクラスを陰で支える
第34章 シンガポール航空――小さな国の大きな翼
IV 生存と繁栄の外交戦術
第35章 対マレーシア関係――共存と競争という愛憎の仲
第36章 対中国関係――「中国の影」と対峙する小国外交
第37章 アセアン――小国シンガポールが対等に発言できる外交の場
第38章 対インド関係――中国外交とのバランス
第39章 対日本関係――自由貿易協定締結で新段階に入った二国間
第40章 対アメリカ関係――経済と安全保障を依存
第41章 軍事力――アセアン最強の空軍と国民による全面防衛
V アジアのミニドラゴン
第42章 外資系企業――高度成長の主役
第43章 政府系企業――民営化・再編が進む
第44章 労働組合――官・企・労の協調システム
第45章 金融市場――高まる国際金融センターとしての地位
第46章 蘇州工業団地開発――中国の地域主義に振り回された開発
第47章 成長の三角地帯――シンガポールの「拡大都市圏」構想
第48章 IT革命――三つのPが発展の鍵
第49章 通貨危機――経済の脆弱性と強靱さを再認識する機会に
第50章 地場企業――盛り上がりつつあるベンチャー
第51章 交通政策――ユニークな交通需要管理
第52章 経済発展要因――恵まれた地勢と知性
第53章 環境問題――過去の成功とこれからの課題
第54章 女性起業家――学歴を武器に世界市場へ
VI 強く巨大な政府
第55章 人民行動党――安定支配は国家の生存と繁栄の基礎
第56章 選挙制度――与党有利の制度?
第57章 リー・クアンユー――シンガポール「建国の父」
第58章 リー・シェンロン――偉大な父の光と影の下で
第59章 ジェヤラトナム――孤軍奮闘の野党闘士
第60章 増大する中間層――「中間層の反乱」はあるのか?
第61章 治安維持法――シンガポール安定の要?
第62章 2006年総選挙――新首相への信任は?