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東京大生×北京大生 京論壇
本体1,600円+税
ISBN 9784750328218
判型・ページ数 4-6・228ページ
出版年月日 2008/07/01

東京大生×北京大生 京論壇

次世代が語る日中の本音

2006年東京大学・北京大学の学生60人以上が集まり始まった日中学生フォーラム「京論壇」。両国を往復して様々な分野でフィールドワークを行い、安保・歴史認識・経済・環境分野における日中関係の現状・未来について侃々諤々の「熱い」議論を戦わす!

 刊行によせて

第1部 京論壇とは何か?
  京論壇をめぐる動き
  プロローグ――京論壇という挑戦
 第1章 プレゼンテーションに向かう1年
  1 京論壇とは?
  2 引き継がれていく京論壇

第2部 飽くなき議論の果てに
 第1章 日中に求められる「環境意識」とは?――環境分科会
  1 「環境」は日中で議論すべきテーマか?
  2 環境分科会の軌跡
  3 環境保護と経済発展はトレードオフか?
  4 地球温暖化は中国の環境問題か?
  5 中国の環境教育と人びとの環境意識
  6 日本は「環境先進国」なのか?
  7 個が変わること、システムが変わること
 第2章 「感情」と「価値観」を分けて考える――歴史認識分科会
  1 京論壇に不可欠な分科会
  2 歴史学者への訪問、高校へのフィールドワーク
  3 相手の立場に自分がいるとして考える
  4 どうすれば相手を傷つけず、刺激せずにすむのだろうか?
  5 ナショナリズムの難しさとどう付き合う?
  6 私たちのモチベーション
 第3章 違いと向き合って、共に歩む――経済分科会
  1 日中経済は互いに重要か?――前提の検証
  2 日中協力――共通通貨の模索とバブルへの対応
  3 労働観・価値観の違いを超えて
  4 日中協力が揺らぐことはない
 第4章 「認識のズレ」を探る――安全保障分科会
  1 何を目指したのか――「認識のズレ」とその原因
  2 何を議論したのか――日中信頼醸成を目指して・北朝鮮と台湾海峡問題
  3 何が得られたのか――安全保障・民主主義・内政観をめぐる「認識のズレ」の実像
  4 目的は果たされたのか――「違う」ということ

第3部 京論壇の舞台裏
 第1章 京論壇の誕生
  1 スクリーン越しの呼びかけ
  2 たった一つの条件
  3 書店で見つけた学生らしさ
 第2章 日中の学生の「協働」
  1 東大生にとっての学生活動とは? 北京大生にとっての学生活動とは?
  2 組織文化
  3 リーダー像
  4 エリート意識・リーダー観――東大生が北京大生から学んだこと
  5 京論壇の未来へ向けて
  6 共に働き、共に創る

 エピローグ――挑戦の途上で

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