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人権の歴史
本体8,000円+税
ISBN 9784750327778
判型・ページ数 A5・584ページ
出版年月日 2008/05/01

人権の歴史

古代からグローバリゼーションの時代まで

聖書の時代からグローバリゼーションの現代まで、人類の歴史に現れた主要な人権・人道関係の文書を取り上げて分析。その対象と分析手法は、深く文書が生まれてきた政治的、経済的、社会的、歴史的、文化的、宗教的背景に及ぶ、人権の歴史に関する学際的研究書。
監訳者はしがき
 日本語版への解説
 謝辞

序論 (横田洋三・訳)
 定義、議論、そして六つの歴史論争
  人権の起源
  啓蒙思想の影響と人権
  人権に対する社会主義の貢献
  文化的相対主義と普遍主義の確執
  安全保障と人権の間の緊張関係
  グローバリゼーションは人権を伸張するか
 本書の構成

第1章 人権への初期の道徳律の貢献(滝澤美佐子・訳)
 普遍性に関する宗教的および世俗的考え方
 自由――寛容の起源
 平等――経済的社会的正義の初期的概念
 いかに正義を実現するか
 博愛――誰のための人権か

第2章 人権と啓蒙思想――人権に関する自由かつ世俗的な観念の発展(望月康恵・訳)
 古代文明から西洋の台頭へ
  インド、中国、イスラム文明
  西洋の台頭と啓蒙主義の遺産
 信教と思想の自由
 生命権
 個人の財産権
 国家と正戦論
 誰のための人権か

第3章 産業化時代の人権――社会主義の視座からの人権の発達(吉村祥子・訳)
 産業化時代
  ウィーン会議から一八三〇年代の革命および一八四八年の革命へ
  一八四八年の革命からパリ・コミューンまで
  アメリカ南北戦争と奴隷廃止活動
 権利の自由主義的な見方への挑戦
 普通選挙、および経済的、社会的権利
 資本主義と国家への挑戦
  国家か国際機構か 政治的改革か革命か
  国境を越えて――植民地主義、国家間戦争、平和主義
 誰のための人権か

第4章 世界大戦――国際的な権利の制度化と自決権(望月康恵・訳)
 帝国の終わり
  第一次世界大戦後のナショナリズムと人権の制度化への取り組み
  第二次世界大戦後における、国際人権の制度化についての新たな取り組み
 自決権
  第一次世界大戦前
  第一次世界大戦の余波
  第二次世界大戦後の反植民地闘争
 人権の制度化
  社会主義的な権利の促進――ボリシェビキ革命における手段と目的
  国際連盟、ILO、福祉国家の出現
  第二次世界大戦後――世界人権宣言
  冷戦――社会的、経済的権利と市民的権利の対立
 誰のための人権か

第5章 グローバル化と人権への影響(富田麻理・訳)
 グローバル化と反対運動
  一九六八年から一九八九年まで――新社会運動と冷戦の衰退
  一九八九年の余波およびその影響
 グローバル化時代における権利の定義
  経済的グローバル化と労働権および発展の権利の問題
  地球規模の環境問題と環境権
  グローバルな移民問題と市民としての権利の問題
  文化的グローバル化と文化的権利
 9・11以後――安全保障対人権
  戦時における市民的権利およびその他の人権
  人権と安全保障の遺産
 誰のための人権か

第6章 21世紀における人権の促進――闘争の変化する場(富田麻理・訳)
 中世および市民社会の欠如
 啓蒙運動における市民社会の誕生
 産業革命における市民社会の拡大
 反植民地闘争
 市民社会のグローバル化か、それとも私的分野への挑戦か
  グローバル化と国家
  グローバル化と市民社会
  グローバル化と私的分野

 付録 人権に関する出来事/著作年表
 参考文献
 索引

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