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身体とアイデンティティ・トラブル
本体2,400円+税
ISBN 9784750327693
判型・ページ数 4-6・328ページ
出版年月日 2008/05/01

身体とアイデンティティ・トラブル

ジェンダー/セックスの二元論を超えて

崩れる/においを拒絶する/感じない/拒食する「身体」。近代と身体の「きしみ」の際だった兆候から、私たちは何を読み取るべきなのか。近代が他者化し、「語られなかった身体」の位相と、ジェンダー二元体制と異性愛中心主義のゆらぎを探究する。

はじめに――身体の経験をめぐって(金井淑子)
(1)「身体論」の諸相
 1 フェミニズムと身体論――リブからやおいへ(金井淑子)
 2 フェミニズムは男性身体を語れるか――男性身体の周縁化・抵抗の規律化・流動化(海妻径子)
 3 美醜としての身体――美醜評価のまなざしの中で生きる(細谷実)
 4 崩れた身体・揺れる重心――岡田利規『三月の五日間』をめぐって(菅孝行)
 5 におう身体(三橋修)
  〈コラム〉からだ探しの旅――感動と認知の間で(小川奈々)
(2)近代と身体の布置
 6 同性愛者の身体、あるいは心――クラフトエビングとオスカー・ワイルド(宮崎かすみ)
 7 身体という謎(下城一)
 8 身体はどこまで私のものなのか?(志田基与師)
  〈コラム〉女のからだと月経をめぐるポリティクス――「忘れてほしゅうない」という声を真剣に受け止めること(佐藤靜)
(3)あいまいな性/欲望/身体
 9 腐女子とオタクの欲望/身体/性(相田美穂)
 10 “アイデンティティの身体化”研究へ向けて――『感じない男』を出発点に(中村美亜)
 11 「バイ・セクシュアル」である、ということ(青山薫)
 12 男性同性愛と女性性――ゲイ・ボーイのブームにみる差異・情報・身体(石田仁)
 13 引き裂かれる自己/切り裂かれる身体――レズビアンへのまなざしをめぐって(堀江有里)
  〈コラム〉わたしが〈女ではない身体〉を欲しかったわけ(田中玲)

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