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グローバル化時代を生きる世代間交流
本体7,200円+税
ISBN 9784750327464
判型・ページ数 A5・412ページ
出版年月日 2008/05/01

グローバル化時代を生きる世代間交流

高齢化と都市化の世界的な浸透によって焦眉の問題として認識され出した「世代間交流」について、その概念や課題、また各国の状況を論じた英書の翻訳。ヘルスケア、教育、財政、社会的支援システム、文化の継承など多岐にわたり、世代間の社会協約を脅かす要因と国の対策、支援プログラムなどを追究している。
日本語版に寄せて
 刊行にあたって
 執筆者
 謝辞
 序文

第1部 概念的問題
 第1章 世代間交流イニシアチブの異文化間比較の概念的枠組み(マシュー・S・カプラン、ナンシー・Z・ヘンケン、草野篤子)
 第2章 東西文化を超えた世代間の固定観念への挑戦(ハワード・ガイルズ、ロバート・M・マッキャン、太田浩司、キンバリー・A・ノエルズ)
 第3章 ボランティア活動を通じ世代間の絆を強める:グローバルな視点より(アン・オサリヴァン)
 第4章 諺を使って文化を超えた世代間のつながりを探る(マシュー・S・カプラン)

第2部 国家、地域的概観
北アメリカ
 第5章 アメリカにおける世代間交流の課題を進めて(ナンシー・ヘンケン、ドナ・バッツ)
 第6章 カナダ先住民族パートナーシップ・プログラムにおける世代間交流の指導と学習(ジェシカ・ボール、アラン・ペンス、マルティナ・ピエール、ヴァレリー・ク-ン)
 第7章 ハワイにおける世代間交流プログラムとその可能性(マシュー・S・カプラン、ジョセフ・W・ラピリオ3世)
太平洋・アジア地域
 第8章 シンガポールにおける世代間交流イニシアチブ:地域共同体と家族形成への関心(リン・リン・タン)
 第9章 マーシャル諸島における世代間交流のプログラムその実践:文化継承とのかかわり合い(ヒルダ・C・ハイン)
 第10章 日本における世代間交流プログラム:家族統合の象徴的拡大(マシュー・S・カプラン、リン・リン・タン)
ヨーロッパ
 第11章 オランダにおける世代間交流地域共同体の構築(キース・ペニンクス)
 第12章 イギリスにおける世代間の協約:包括的地域共同体創設の枠組み(ジリアン・グランヴィル、アラン・ハットン-イオ)
 第13章 ドイツ人学生とユダヤ人高齢者:歴史を癒す枠組みとしての世代間の対話(大迫俊夫)
中南米諸国
 第14章 中南米諸国とカリブ人にみられる世代間のつながり(マーサ・ペレーズ)
 第15章 キューバ:世代間交流芸術運動の豊かな下地(スーザン・パールスタイン)
南アフリカ共和国
 第16章 南アフリカ共和国における世代間交流のイニシアチブ:過渡期にある社会を考え、それを支援する(キャシー・ガッシュ)

第3部 組織すべき時
 第17章 国家レベルでの組織:アメリカと日本から学ぶ教訓(ドナ・M・バッツ、草野篤子)
 第18章 国際世代間交流プログラムコンソーシアムの創設(サリー・ニューマン)

 訳者あとがき
 参考文献
 索引

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