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等身大のグローバリゼーション
本体5,000円+税
ISBN 9784750327389
判型・ページ数 A5・288ページ
出版年月日 2008/03/01

等身大のグローバリゼーション

オルタナティブを求めて

経済学、政治学、国際関係学、歴史学、文学、言語学、社会学を専門とする執筆者陣が学際的にアプローチ。グローバリズムがもたらす画一化と多様性のせめぎあいを明らかにし、これまで自明とされてきた分析枠組みの問い直しを求める。
はじめに(中村則弘)

第1部 グローバリゼーションをめぐる政治―経済―文化
 第1章 EU統合過程の新展開(松浦一悦)
  はじめに――世界経済のグローバル化
  地域統合・地域主義
  欧州市場統合の進化と拡大
  単一通貨導入下の単一市場の強化とEU拡大結びに代えて
 第2章 等身大の「文民保護を目的とする軍事介入」――コンゴ民主共和国における一事例をてがかりとして(楢林建司)
  はじめに
  暫定緊急多国籍軍派遣決議
  暫定緊急多国籍軍派遣の活動
  おわりに
 第3章 アメリカ占領軍「女性問題担当官」(Women's Affairs Officers)――鹿児島・四国・新潟を事例としたアメリカ人女性による「日本女性解放」の夢と現実(土屋由香)
  はじめに
  アメリカ占領軍「女性問題担当官」の役割
  日本人との協力――“Going Native”&“Lost in Translation”
  占領軍中央(GHQ/SCAP)との温度差
  結び

第2部 せめぎあう画一化と多様性
 第4章 二〇世紀イギリスの国民的アイデンティティとイングランド教会――信仰復興運動から福祉国家へ(吉田正広)
  はじめに
  第一次世界大戦とイングランド教会の信仰復興運動
  第一次世界大戦後の経済問題と教会
  一九三〇年代以降における教会と経済問題
  テンプルの「福祉国家」論――政府の六つの目標
  おわりに
 第5章 多民族国家アメリカのグローバリゼーション――文学からのアプローチ(藤江啓子)
  はじめに
  クレヴクール
  エマ・ラザラス
  ウォルト・ホイットマン
  ハーマン・メルヴィル
  おわりに
 第6章 韓国・済州島チャムスの移動と生活文化――生活実践のダイナミズム(伊地知紀子)
  はじめに――済州島の海から
  チャムスへのまなざし
  裸潜水漁と賃労働
  継続する日本での裸潜水漁
  おわりに
 第7章 グローバルハウスホールディング――グローバル化する家庭・世帯と子ども(M・R・P・バレスカス/訳:下窪日登美)
  はじめに
  グローバリゼーションと不平等
  グローバリゼーションと子ども
  グローバリゼーションとグローバルハウスホールディング
  グローバルハウスホールディングと子ども
  結論
第3部 オルタナティブを求めて
 第8章 「資源の呪い」のオルタナティブ――グローカルなネットワークとエンパワーメント(栗田英幸)
  はじめに
  「資源の呪い」理論
  グローカルエンパワーメントと資源開発の矛盾
  二つのグローカルネットワーク
  おわりに
 第9章 「苦界浄土」としてみるオルタナティブ――中国の底辺階級と社会意識の検討から(中村則弘)
  はじめに
  反システム運動の終焉と底辺階級
  階級状況の変化と拡大する格差
  腐蝕的変動のもとで表出する社会矛盾
  「苦界浄土」からみるオルタナティブ
  おわりに

 結章 等身大のグローバリゼーション(栗田英幸)
  補論 世界と愛媛のケースから

 補論1 オルタナティブへのさまざまな試み(栗田英幸)
 補論2 世界と愛媛を結ぶ――文学からの問いかけと事例――大江健三郎の『あいまいな日本の私』(藤江啓子)
 補論3 グローバリゼーションと中国語(秋谷裕幸)

 索引
 編著者・執筆者紹介

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