本体1,000円+税
ISBN | 9784750327075 |
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判型・ページ数 | B5・92ページ |
出版年月日 | 2008/03/01 |
自殺予防マニュアル【第2版】
地域医療を担う医師へのうつ状態・うつ病の早期発見と対応の指針
※改訂版が刊行されていますのでご注意ください。
年間の自殺者が9年連続3万人超の日本。自殺の動機としてうつ病の割合が高いとされるが、本書は精神科以外の医療関係者も「うつ」を理解し自殺減少を目的とした実務書である。「自殺対策基本法」成立「自殺総合対策大綱」決定に伴い2004年版を大きく改訂。
刊行にあたって(唐澤祥人)
まえがき(天本宏)
はじめに(高橋祥友)
1 自殺の現状
2 自殺予防は医療者全体の問題
3 自殺の危険因子
(1)自殺未遂歴
(2)精神疾患の既往
(3)事故傾性(accident proness)
(4)周囲からサポートが得られない状況
4 「自殺したい」と打ち明けられたら
まとめ
コラム1 海外における自殺予防対策(アメリカ)
1.うつ病とはどんな病気なのか(神庭重信)
1 うつ病とはどのような病気なのでしょうか
(1)うつ病の原因と分類
(2)うつ病の症状
(3)うつ病は再発しやすい
2 うつ病を見落とさないための重要な知識:うつ病の鑑別診断
(1)身体症状
(2)症状の日内変動
(3)行動の変化:性格の障害との鑑別
(4)精神病症状(妄想や幻覚など):統合失調症との鑑別
(5)不安障害との合併
(6)一般疾患との合併
(7)高齢者・脳の器質的な障害が疑われる場合
(8)アルコール依存が疑われる場合
(9)月経前や更年期の症状
(10)産後うつ病
(11)重症のうつ病の場合
(12)慢性化している場合
(13)躁症状が出現した場合
3 うつ病を診断するための面接
(1)抑うつ気分
(2)興味または喜びの喪失
(3)食欲の減退または増加
(4)睡眠障害(不眠または睡眠過多)
(5)精神運動機能の障害(強い焦燥感あるいは逆に精神運動機能の制)
(6)疲れやすさ・気力の減退
(7)強い罪責感
(8)思考力や集中力の低下
(9)自殺への思い
コラム2 海外における自殺予防対策(フィンランド、スウェーデン)
2.うつ病の治療(中村純)
はじめに
1 精神療法の原則
(1)話を聞くこと
(2)うつ病は治る病気
(3)休養が第一
(4)病気だから薬が必要
(5)うつ病の治療過程と重要な症状
(6)精神療法で重要なこと
(7)自殺念慮を訴える人への注意
2 認知療法
(1)うつ病患者の認知
1)恣意的推論
2)二分割的思考
3)選択的抽出
4)拡大視・縮小視
5)極端な一般化
6)自己関連づけ
7)情緒的理由づけ(取り越し苦労)
(2)認知の歪みをどのように修正するか
3 リラクゼーションの技法
4 薬物療法
(1)SSRI
(2)SNRI
(3)スルピリド
コラム3 海外における自殺予防対策(イギリス、オーストラリア)
3.専門医へ紹介するタイミング(中村純)
はじめに
1 専門医へ紹介したほうがよい場合
(1)診断に苦慮する場合
(2)SSRI、SNRI、スルピリドを投与しても症状が改善しない場合
(3)うつ病が重症の場合
(4)産後うつ病
(5)躁状態
(6)自殺念慮が強いうつ病
2 専門医と一般診療医あるいはかかりつけの医師との連携
おわりに
4.自殺未遂が起きた時の具体的な対応(高橋祥友)
1 自殺未遂に対しては厳重な警戒を
2 治療の原則
3 群発自殺
まとめ
参考文献
資料 自殺総合対策大綱(平成19年6月8日 閣議決定)
あとがき(西島英利)
(版元注:「刊行にあたって」唐澤祥人氏の祥は、正しくは「示」へんに羊)
まえがき(天本宏)
はじめに(高橋祥友)
1 自殺の現状
2 自殺予防は医療者全体の問題
3 自殺の危険因子
(1)自殺未遂歴
(2)精神疾患の既往
(3)事故傾性(accident proness)
(4)周囲からサポートが得られない状況
4 「自殺したい」と打ち明けられたら
まとめ
コラム1 海外における自殺予防対策(アメリカ)
1.うつ病とはどんな病気なのか(神庭重信)
1 うつ病とはどのような病気なのでしょうか
(1)うつ病の原因と分類
(2)うつ病の症状
(3)うつ病は再発しやすい
2 うつ病を見落とさないための重要な知識:うつ病の鑑別診断
(1)身体症状
(2)症状の日内変動
(3)行動の変化:性格の障害との鑑別
(4)精神病症状(妄想や幻覚など):統合失調症との鑑別
(5)不安障害との合併
(6)一般疾患との合併
(7)高齢者・脳の器質的な障害が疑われる場合
(8)アルコール依存が疑われる場合
(9)月経前や更年期の症状
(10)産後うつ病
(11)重症のうつ病の場合
(12)慢性化している場合
(13)躁症状が出現した場合
3 うつ病を診断するための面接
(1)抑うつ気分
(2)興味または喜びの喪失
(3)食欲の減退または増加
(4)睡眠障害(不眠または睡眠過多)
(5)精神運動機能の障害(強い焦燥感あるいは逆に精神運動機能の制)
(6)疲れやすさ・気力の減退
(7)強い罪責感
(8)思考力や集中力の低下
(9)自殺への思い
コラム2 海外における自殺予防対策(フィンランド、スウェーデン)
2.うつ病の治療(中村純)
はじめに
1 精神療法の原則
(1)話を聞くこと
(2)うつ病は治る病気
(3)休養が第一
(4)病気だから薬が必要
(5)うつ病の治療過程と重要な症状
(6)精神療法で重要なこと
(7)自殺念慮を訴える人への注意
2 認知療法
(1)うつ病患者の認知
1)恣意的推論
2)二分割的思考
3)選択的抽出
4)拡大視・縮小視
5)極端な一般化
6)自己関連づけ
7)情緒的理由づけ(取り越し苦労)
(2)認知の歪みをどのように修正するか
3 リラクゼーションの技法
4 薬物療法
(1)SSRI
(2)SNRI
(3)スルピリド
コラム3 海外における自殺予防対策(イギリス、オーストラリア)
3.専門医へ紹介するタイミング(中村純)
はじめに
1 専門医へ紹介したほうがよい場合
(1)診断に苦慮する場合
(2)SSRI、SNRI、スルピリドを投与しても症状が改善しない場合
(3)うつ病が重症の場合
(4)産後うつ病
(5)躁状態
(6)自殺念慮が強いうつ病
2 専門医と一般診療医あるいはかかりつけの医師との連携
おわりに
4.自殺未遂が起きた時の具体的な対応(高橋祥友)
1 自殺未遂に対しては厳重な警戒を
2 治療の原則
3 群発自殺
まとめ
参考文献
資料 自殺総合対策大綱(平成19年6月8日 閣議決定)
あとがき(西島英利)
(版元注:「刊行にあたって」唐澤祥人氏の祥は、正しくは「示」へんに羊)