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格差・貧困と生活保護
本体1,800円+税
ISBN 9784750326597
判型・ページ数 4-6・240ページ
出版年月日 2007/11/01

格差・貧困と生活保護

「最後のセーフティネット」の再生に向けて

杉村 宏 編著
国民の生活を守る「最後のセーフティネット」生活保護はどのようにしたら利用できるのか、どんな受給条件があるのか。福祉現場を熟知した執筆者たちが基本的な疑問に応え、改悪の動きが進行している生活保護制度の再生と積極的な活用を訴える入門書。
はじめに

第1章 Q&A 生活保護に関するよくある質問
 Q1 生活保護の相談は、いつ、どこに、どのように行うのか
 Q2 どの程度生活に困窮したら、生活保護を利用することができるのか
 Q3 親兄弟の支援を受けてからでなければ、生活保護は利用できないか
 Q4 預金があったら、生活保護は利用できないか
 Q5 働く能力があると生活保護は受給できないか
 Q6 家を保有していたら生活保護は利用できないか
 Q7 住民登録がなければ生活保護は申請できないか
 Q8 生活保護は「個人の自由」を奪うか
  コラム1 生活保護の基本原理
  コラム2 生活保護の実施原則

第2章 公的扶助とナショナルミニマム保障
 第1節 公的扶助は社会保障の中でどのような働きをしているか
 第2節 日本の生活保護制度はどのような特徴があるか
 第3節 ナショナルミニマムとしての生活保護基準
 第4節 先進国の公的扶助とその改革のゆくえ
 第5節 ナショナルミニマムから排除される人々―国民健康保険制度の揺らぎ
  コラム1 保護率と捕捉率

第3章 解体の危機にさらされる生活保護
 第1節 北九州市で続発する餓死・自殺事件
 第2節 なぜ生活保護制度が機能しないのか―「ヤミの北九州方式」の問題点
 第3節 なぜ母子世帯は生活保護から排除されるのか
 第4節 生活保護はどのように「解体」されようとしているか
 第5節 生活保護基準はどのように切り下げられたか
 第6節 不適切な運用が生活保護制度をどのようにゆがめているか
 第7節 自立支援プログラムは、利用者支援になりうるか
  コラム1 「生活保護行政を適正に運営するための手引きについて」の抜粋・要約とその評価
  コラム2 アメリカにおける有期限保護化―TANFの教訓
  コラム3 北九州市における生活保護―全国調査団の報告をとおして
  コラム4 北九州市生活保護行政検証委員会・中間報告の概要―「ヤミの北九州方式」指弾。第三者委中間報告、市に改善迫る
  コラム5 三位一体改革と生活保護

第4章 生存権保障制度としての生活保護
 第1節 「人間らしく生きる」権利の保障を求めて―生活保護裁判の意義と課題
 第2節 貧困の再生産を断ち切るために―被保護世帯の子どもたちへの支援
 第3節 「水際作戦」「辞退届強要」をなくすために―福祉事務所民主化の課題
 第4節 当事者団体による運動の意義
  コラム1 格差社会の現実―ワーキングプアの増大 
  コラム2 日弁連人権擁護大会宣言・決議 2006年10月6日―貧困の連鎖を断ち切り、すべての人々の尊厳に値する生存を実現することを求める決議

あとがき
編集委員・執筆者紹介

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