本体2,000円+税
ISBN | 9784750326344 |
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判型・ページ数 | 4-6・400ページ |
出版年月日 | 2007/10/01 |
ルーマニアを知るための60章
六鹿 茂夫 編著
東ヨーロッパの国ルーマニアは、共産主義体制から民主化を経て、2007年にはEUに加盟。雄大な自然あふれる東西文化の要衝の地「スラブの海に浮かぶラテンの孤島」には、さまざまな民族・宗教・文化が行き交い、政治・経済のかけひきが行われてきた。その国民性・魅力を多面的に紹介する。
はじめに
1 ルーマニアの特徴(六鹿茂夫)
第1章 Bine ati venit!(ようこそ)
第2章 「狭間」の地政学
第3章 ルーマニア版「和魂洋才」
第4章 国際的陰謀論への強迫観念
第5章 もう一つのルーマニア人国家
2 地理・生活・文化
第6章 ルーマニアの美しい自然(佐々田誠之助)
第7章 モルドヴァの古都を歩く(住谷春也)
第8章 トランシルヴァニアの多元性(住谷)
第9章 ワラキア地方首都遍歴(住谷)
第10章 ルーマニアの建築(菅沼聡也)
第11章 ルーマニア料理(黛秋津)
第12章 ルーマニアのワイン(黛)
第13章 日常の食生活(黛)
第14章 民族音楽(関口義人)
第15章 ポップ・ミュージックと若者文化(関口)
第16章 ルーマニアの民俗舞踊(郷成仲)
第17章 ルーマニアのスポーツ(ギャルマト・ボグダン)
3 言語・宗教・国民性・人物
第18章 言語から見たルーマニア人のラテン性(伊藤太吾)
第19章 ルーマニア宗教事情(新免光比呂)
第20章 ルーマニアの政治文化と宗教(新免)
第21章 バラーダに見る民族性(1)――ミオリッツァ(住谷)
第22章 バラーダに見る民族性(2)――棟梁マノーレ(住谷)
第23章 運命論的で演歌好き――ルーマニアの演歌、ロマンツァ(六鹿)
第24章 明るく、狡賢いルーマニア人(六鹿)
第25章 日本人とルーマニア人(六鹿)
第26章 あるルーマニア人――ミルチャ・エリアーデのパリ時代(住谷)
第27章 ドラキュラとヴラッド・ツェペシュ(田崎恵子)
第28章 ルーマニアの有名人――多彩な人材を生み出す小国(黛)
4 歴史・政治
第29章 古代ローマの末裔となったダキア人(中島崇文)
第30章 中世国家三公国の成立(中島)
第31章 大国の間を生き抜いた歴史(黛)
第32章 統一国家ルーマニアの成立(中島)
第33章 大ルーマニアの成立(中島)
第34章 両大戦間期の人々の日常生活と社会(中島)
第35章 両大戦間期および第二次大戦期の政治史(中島)
第36章 ソ連型共産主義から民族共産主義へ(六鹿)
第37章 チャウシェスク体制の成立(六鹿)
第38章 チャウシェスク体制の崩壊要因(六鹿)
第39章 1989年12月政変(六鹿)
第40章 共産党独裁から複数政党制へ(六鹿)
5 ルーマニア社会の変容
第41章 鎖国政策から開放政策へ(六鹿)
第42章 二つの顔を持つルーマニア人(六鹿)
第43章 情報の統制と自由化(六鹿)
第44章 弾圧からカオスへ(六鹿)
第45章 自由化が生み出した不平等社会(六鹿)
第46章 トランシルヴァニアのハンガリー人問題(中島)
第47章 忘れられたホロコースト(住谷)
6 経済
第48章 ルーマニアにおける経済的後進性の起源(上垣彰)
第49章 両大戦間および第二次大戦期のルーマニア経済(上垣)
第50章 戦後の経済復興と社会主義化(吉井昌彦)
第51章 チャウシェスク時代の経済政策(上垣)
第52章 緩慢な歩みを見せた民営化(吉井)
第53章 経済の貧困化と富裕層の誕生(吉井)
第54章 経済の現況(吉井)
第55章 投資環境(吉井)
第56章 EUとの経済関係(吉井)
第57章 経済地理(吉井)
7 ルーマニアと日本
第58章 シベリアで日本人に託されたルーマニア人の金の指輪(中島)
第59章 ルーマニアに進出する日本企業(奈良弘之)
第60章 私が体験したルーマニア(野田望)
【フォト・エッセイ】ヨーロッパ最後の桃源郷――マラムレシュの村より(みやこうせい)
【コラム】
ルーマニアの野外博物館(菅沼)
酒のある風景(郷)
クラシック音楽(新渡戸常憲)
民衆の生活儀式に根ざす民族舞踊「カルーシュ」(郷)
ルーマニア正教会の起源(新免)
ルーマニアのイコン(新免)
宗教からみたルーマニア国民性(新免)
ドラキュラ・パークとブラン城(田崎)
徳冨兄弟とルーマニアとトルストイ(住谷)
ルーマニア大使がみた日本(アウレリアン・ネアグ)
1 ルーマニアの特徴(六鹿茂夫)
第1章 Bine ati venit!(ようこそ)
第2章 「狭間」の地政学
第3章 ルーマニア版「和魂洋才」
第4章 国際的陰謀論への強迫観念
第5章 もう一つのルーマニア人国家
2 地理・生活・文化
第6章 ルーマニアの美しい自然(佐々田誠之助)
第7章 モルドヴァの古都を歩く(住谷春也)
第8章 トランシルヴァニアの多元性(住谷)
第9章 ワラキア地方首都遍歴(住谷)
第10章 ルーマニアの建築(菅沼聡也)
第11章 ルーマニア料理(黛秋津)
第12章 ルーマニアのワイン(黛)
第13章 日常の食生活(黛)
第14章 民族音楽(関口義人)
第15章 ポップ・ミュージックと若者文化(関口)
第16章 ルーマニアの民俗舞踊(郷成仲)
第17章 ルーマニアのスポーツ(ギャルマト・ボグダン)
3 言語・宗教・国民性・人物
第18章 言語から見たルーマニア人のラテン性(伊藤太吾)
第19章 ルーマニア宗教事情(新免光比呂)
第20章 ルーマニアの政治文化と宗教(新免)
第21章 バラーダに見る民族性(1)――ミオリッツァ(住谷)
第22章 バラーダに見る民族性(2)――棟梁マノーレ(住谷)
第23章 運命論的で演歌好き――ルーマニアの演歌、ロマンツァ(六鹿)
第24章 明るく、狡賢いルーマニア人(六鹿)
第25章 日本人とルーマニア人(六鹿)
第26章 あるルーマニア人――ミルチャ・エリアーデのパリ時代(住谷)
第27章 ドラキュラとヴラッド・ツェペシュ(田崎恵子)
第28章 ルーマニアの有名人――多彩な人材を生み出す小国(黛)
4 歴史・政治
第29章 古代ローマの末裔となったダキア人(中島崇文)
第30章 中世国家三公国の成立(中島)
第31章 大国の間を生き抜いた歴史(黛)
第32章 統一国家ルーマニアの成立(中島)
第33章 大ルーマニアの成立(中島)
第34章 両大戦間期の人々の日常生活と社会(中島)
第35章 両大戦間期および第二次大戦期の政治史(中島)
第36章 ソ連型共産主義から民族共産主義へ(六鹿)
第37章 チャウシェスク体制の成立(六鹿)
第38章 チャウシェスク体制の崩壊要因(六鹿)
第39章 1989年12月政変(六鹿)
第40章 共産党独裁から複数政党制へ(六鹿)
5 ルーマニア社会の変容
第41章 鎖国政策から開放政策へ(六鹿)
第42章 二つの顔を持つルーマニア人(六鹿)
第43章 情報の統制と自由化(六鹿)
第44章 弾圧からカオスへ(六鹿)
第45章 自由化が生み出した不平等社会(六鹿)
第46章 トランシルヴァニアのハンガリー人問題(中島)
第47章 忘れられたホロコースト(住谷)
6 経済
第48章 ルーマニアにおける経済的後進性の起源(上垣彰)
第49章 両大戦間および第二次大戦期のルーマニア経済(上垣)
第50章 戦後の経済復興と社会主義化(吉井昌彦)
第51章 チャウシェスク時代の経済政策(上垣)
第52章 緩慢な歩みを見せた民営化(吉井)
第53章 経済の貧困化と富裕層の誕生(吉井)
第54章 経済の現況(吉井)
第55章 投資環境(吉井)
第56章 EUとの経済関係(吉井)
第57章 経済地理(吉井)
7 ルーマニアと日本
第58章 シベリアで日本人に託されたルーマニア人の金の指輪(中島)
第59章 ルーマニアに進出する日本企業(奈良弘之)
第60章 私が体験したルーマニア(野田望)
【フォト・エッセイ】ヨーロッパ最後の桃源郷――マラムレシュの村より(みやこうせい)
【コラム】
ルーマニアの野外博物館(菅沼)
酒のある風景(郷)
クラシック音楽(新渡戸常憲)
民衆の生活儀式に根ざす民族舞踊「カルーシュ」(郷)
ルーマニア正教会の起源(新免)
ルーマニアのイコン(新免)
宗教からみたルーマニア国民性(新免)
ドラキュラ・パークとブラン城(田崎)
徳冨兄弟とルーマニアとトルストイ(住谷)
ルーマニア大使がみた日本(アウレリアン・ネアグ)
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