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移動するアジア
本体2,800円+税
ISBN 9784750326276
判型・ページ数 4-6・304ページ
出版年月日 2007/10/01

移動するアジア

経済・開発・文化・ジェンダー

アジアにおける平和構築のためのトランスナショナル・コミュニティの問題を「コミュニティ形成と平和の構築」の視点をベースに、「移動するアジア-経済・開発・文化・ジェンダー」から解明を試みる論文集。
はじめに(編著者)
第1部
 第1章 東アジアのトランスナショナル・コミュニティと知識共創のメカニズム(林 倬史)
 第2章 グローバル化する東アジア経済と市民連帯(郭 洋春)
 第3章 アジア通貨危機と資本移動(内野好郎)
     ――資本移動がインドネシア、マレーシアに及ぼした影響
第2部
 第4章 在日朝鮮人と帰還問題(マーク・E・カプリオ)
     ――一九四五~一九四八年
 第5章 「永続的ソジョナー」という生き方(坪谷美欧子)
     ――滞日中国人の帰国の「成功」と「中国人性」へのまなざし
 第6章 移住労働者とホスト社会が切り結ぶ「市民社会」(小ヶ谷千穂)
     ――シンガポールにおける最近の動向から
 第7章 タンザニア人交易人のタイでの活動(栗田和明)
     ――実例の分析から
 第8章 イギリスの南アジアのコミュニティ(佐久間孝正)
     ――女性の運動組織に注目して
第3部
 第9章 北タイにおけるNGO活動の歴史的展開(田中治彦)
     ――住民参加型開発への移行とその課題
 第10章 現代都市とローカル・エスニック・コミュニティの動態(大橋健一)
あとがき
参考文献