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「平和憲法」を持つ三つの国
本体1,800円+税
ISBN 9784750326153
判型・ページ数 4-6・232ページ
出版年月日 2007/09/01

「平和憲法」を持つ三つの国

パナマ・コスタリカ・日本

軍隊を持たない国は世界に20以上──中でも米国の影響が強いパナマとコスタリカを、渡航経験豊富な記者が訪れた。先住民や日系人、学者や運転手……様々な出会いと対話を通じ、生活と軍隊を考る。安全とは何か、平和は実現できるのか、父が娘に語る体験記。
プロローグ
 居間で
 出発前に思ったこと
第1章 パナマ
 首都パナマシティ
 パナマの始まり
 平和憲法を知らない村人
 米軍の侵攻、ノリエガ逮捕と非武装
 ドルと繁栄とマネーロンダリング
 中立国家の交戦権
 自由と貧困──共産主義について
 平和憲法は「パナマ市民の総意」
 運河地帯ってどんなところ?
 専守防衛と集団的自衛権
 日本人技術者たち
 非武装は無菌室?──免疫論者の話
 パナマと日本の知られざる縁
 パナマから日本人が消えた日
 シナゴーグのある街
 クーデターと相続税の関係
 「NO」といえないパナマ人
 ◎こんな方に会いました
  タクシー運転手チャバリアさん(53歳)の半生
第2章 コスタリカ
 銃と日本食
 原生林に囲まれて
 身近な政治、気さくな大統領
 先住民の村
 子供たちの暮らし
 自由の意味
 小さな国の平和とは──石橋さん一家と
 武力か、対話か──石橋さんと2度目の会話
 軍隊を持たないしくみは──アリアス財団にて
 平和国家の市民警察
 ◎こんな方に会いました
  エレディアの婦人デイシード・ローハスさん(89歳)の思い出
第3章 日本の安全、世界の平和
 自衛隊、靖国、そして憲法
 責任ある平和の作りかた
エピローグ
参考文献

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