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「居場所のない人びと」の共同体の民族誌
本体5,600円+税
ISBN 9784750325057
判型・ページ数 A5・276ページ
出版年月日 2007/02/01

「居場所のない人びと」の共同体の民族誌

障害者・外国人の織りなす対抗文化

福祉私設「ユリノキ村」(仮称)は、病気、障害、外国出身など多様な要因で社会から周辺化された人びとが形成している共同生活の場である。民族誌的手法により同一性をもたない者同士が共同性を創りだしていく様を考察し、管理社会への対抗文化として捉え直す。
序章 「私はゴミではない」という叫びから
第1章 ユリノキ村の創設から現在まで
 第1節 創設と草創期(1960~1970年代)
 第2節 社会的承認期(1980年代)
 第3節 組織再編期(1990年代~現在)
第2章 外部の目と内部の目――ボランティアから見たユリノキ村
 第1節 ボランティアの属性
 第2節 仕事における能力・規律の重視
 第3節 ボランティアの不満と共感
第3章 対立し合う「自分なりの規範」――〈メンバー〉の相互関係
 第1節 緒方師による集団規範の失効
 第2節 〈メンバー〉による「自分なりの規範」の保持
 第3節 相互に対立する「自分なりの規範」
第4章 通じない「常識」――〈グループホームの人〉を含む関係
 第1節 〈グループホームの人〉による「常識」の「逸脱」
 第2節 成員間の突き放しと共感
第5章 組織における統制とユリノキ村
 第1節 ゴッフマンのTotal Institution論
 第2節 Total Institutionにおける集団規範と被収容者の反応
 第3節 ユリノキ村における集団規範の失効と成員の反応
第6章 コミューンにおけるエゴイズム調整とユリノキ村
 第1節 コミューンと呼ばれた集団
 第2節 山岸会とユリノキ村の対比
 第3節 心境とユリノキ村の対比
第7章 新たなコミューンの可能性
 第1節 現代社会論にみられるコミューンの理想化
 第2節 管理社会への対抗文化としてのユリノキ村
終章
引用・参考文献
あとがき

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