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社会科学を再構築する
本体6,000円+税
ISBN 9784750324692
判型・ページ数 A5・520ページ
出版年月日 2007/01/01

社会科学を再構築する

地域平和と内発的発展

21世紀初頭、グローバル化が進行する世界経済の諸相を分析し、内発的発展と社会開発の道筋をさぐり、社会的弱者をエンパワーメントするアプローチを探る。正統派経済学がなしえないオルタナティブ・モデルを提供し、新しい社会科学の領域を切り開く論集。
はじめに――私の研究遍歴(西川 潤)
本書の構成(西川 潤)
第1部 世界・地域経済の諸相
 第一章 「貧困削減」国際開発戦略の脱構築に向けて(佐藤元彦)
 第二章 米国の対外不均衡と為替レートの調整機能(岩壷健太郎)
 第三章 中米における民族和解のその後――宗教と記憶を巡る考察(田中 高)
 第四章 インドネシア共和国南スラウェシ州における住民参加型開発事業と社会ネットワーク(宇山かや子)
 第五章 バングラデシュのコミラモデル――先進国が持ちこむ農村開発の虚実(鈴木弥生)
 第六章 マーシャル諸島ヒバクシャから見た世界――アイルック環礁の調査から(竹峰誠一郎)
 第七章 インドネシア地方分権化後の文化・観光政策と貴族の葛藤――東カリマンタン州の事例から(奧島美夏)
 第八章 地理教科書・辞書に見る世界認識(大平隆彦)
 第九章 「長野モデル」の真髄を学びなおす
     ――「命に値段がつく日」ではなく「命を皆で支え合う日」を迎えるためにも(小幡詩子)
第2部 内発的発展とエンパワーメント
 第一〇章 東アフリカの内発的発展(阪本公美子)
 第一一章 集団行動で検証する内発的発展――メゾ理論化の試み(山内富美)
 第一二章 農山村社会における内発的発展の起動要因
      ――福島県伊南村大桃集落を事例として(劉 鶴烈)
 第一三章 中国NGO「打工妹之家」に見る女性出稼ぎ労働者のエンパワーメント(大路紘子)
 第一四章 先住民族の文化遺産保護における自決の原則
      ――オーストラリアと日本の二つの博物館の事例(長谷川由希)
 第一五章 西北インドSEWAによる貧困層女性のエンパワーメント
      ――意識化促進プロセスの検証(本多かおり)
 第一六章 インド・グジャラート州における女性の平和構築
      ――SEWAはコミュナル暴動にどう対処したか?(菅沼 愛)
 第一七章 ラダックにおける教育NGOの始めた内発的発展(丸山陽子)
 第一八章 東南アジアのNGOがめざす平和と発展
      ――カンボジア仏教NGOによる内発的な人間の安全保障(野田真里)
第3部 経済学の革新
 第一九章 異質的相互作用エージェントの功利主義とモラル・サイエンスの進化(有賀裕二)
 第二〇章 不変の価値尺度と現代経済学(八木尚志)
 第二一章 再生産と剰余の経済学――カンティロンとケネー(黒木龍三)
 第二二章 シュンペーターと思想の進化(中山智香子)
英文目次
西川潤 年譜(西川 潤)
西川潤 主要著作目録
あとがき(八木尚志・清水和巳)
執筆者紹介

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