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外国人住民への言語サービス
本体2,500円+税
ISBN 9784750324630
判型・ページ数 A5・272ページ
出版年月日 2007/01/01

外国人住民への言語サービス

地域社会・自治体は多言語社会をどう迎えるか

日本で働く外国人、定住する外国人の急増にもかかわらず、彼らへの母語による行政サービスはいまだ十分なものとは言えない。多言語社会を迎える今、「郷に入りては郷に従え」式ではない、外国人住民の立場に立った言語サービスとは何かを問う意欲作。
まえがき(河原俊昭)
発刊に寄せて(野山 広)
第1部 言語サービスとは
 第1章 外国人住民への言語サービスとは(河原俊昭)
  ――外国人住民との共生社会をめざして
第2部 関東・甲信越・東北地方
 第2章 集住地域の言語サービス(野山 広)
  ――群馬県太田市・大泉町の場合
 第3章 共同作業としての言語サービス(猿橋順子)
  ――川崎市の事例から
 コラム 駅における言語サービス(井上恵子)
 第4章 支援基盤と支援者の言語意識の問題について(山川智子)
  ――千葉県の例
 コラム 常総市のブラジル人とレディングの日本人(飯田 毅)
 第5章 長野県における官民協働ネットワーク化の取組み(春原直美・熊谷 晃)
  ――現場ニーズから生まれた言語サービスの展開
 第6章 秋田県における外国人住民へのサポート(藤田美佳)
第3部 北陸・関西地方
 第7章 金沢(石川)の国際交流の歴史と現状(辻 建一)
 第8章 災害時の多言語サービスネットワーク:神戸から(大原始子)
  ――外国人と日本人による構築に向けて
 第9章 多言語コミュニティ放送と災害情報提供(樋口謙一郎)
  ――FMわぃわぃの事例から
 コラム 外国人妻と日本語(近藤 功)
 第10章 京都府精華町における外国人への言語サービス(榎木薗鉄也)
第4部 中国・四国・九州地方
 第11章 言語サービスの充実に向けて(仙田武司)
  ――島根県における外国人支援の取り組みを例に
 第12章 香川県の言語景観(小野原信善)
  ――国際化と言語サービス
 第13章 北九州市の言語教育サービス(仲 潔)
 第14章 宮崎県における国際化と外国語による言語サービスの現状と課題(徳地慎二)