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医療事故・カルテ開示・患者の権利【第2版】
本体2,500円+税
ISBN 9784750324234
判型・ページ数 4-6・312ページ
出版年月日 2006/11/01

医療事故・カルテ開示・患者の権利【第2版】

交通事故をはるかに凌ぐ医療事故死。医の安全と信頼をめざす現場従事者の取組みと、医療機関による情報開示のシステムづくり、苦情申立等裁判外手続による医療紛争解決の事例をレポートし、さらにカルテ開示が法的義務となった現在の状況に即した課題を追究。
第2版刊行に寄せて(池永 満)
第1章 医療事故防止と安全な医療
 1 医療事故被害の救済(鈴木利廣)
 2 心理学的立場からみた医療事故防止対策の確立(山内隆久)
 3 医療事故と患者の権利――共同の営みの視点から(池永 満)
第2章 こうして防ごう医療事故
 1 当院における最近一〇年間の医療事故から(下川 浩)
 2 ニアミス・薬剤過誤への取り組み(高木公子)
 3 転倒による骨折事故0(ゼロ)を目指して(青柳裕子)
 4 医療事故と患者の苦情から学ぶ(小野富士雄)
第3章 カルテ開示と信頼の医療
 1 インフォームド・コンセントを保障するカルテ開示(徳永三和子)
 2 正確で客観性のある診療録を作成する意義(三宅裕子)
 3 カルテ開示後の患者さんの変化(内田由美)
 4 いち患者さん・いちID・いちデータベース(姫野信吉)
 5 情報開示の推進と透明性の確保(只野寿太郎)
第4章 個人情報保護法と診療情報
 1 医療記録開示の法制化を求める意見書
 2 個人情報保護法の成立で法的義務となった「カルテ開示」
 3 オンブズマン会議におけるカルテ開示関連の苦情調査報告書
第5章 資料編
 1 医療事故防止のための安全管理体制の確立に向けて(提言)〈抜すい〉
  (国立大学医学部附属病院長会議常置委員会)
 2 診療録記載のガイドライン〈抜すい〉
  (千葉大学医学部附属病院)
 3 医療記録法要綱案
  (患者の権利法をつくる会)
 4 診療情報の提供等に関する指針〈抜すい〉
  (厚生労働省医政局)
あとがき

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