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知的障害者家族の臨床社会学
本体3,200円+税
ISBN 9784750323534
判型・ページ数 4-6・280ページ
出版年月日 2006/06/01

知的障害者家族の臨床社会学

社会と家族でケアを分有するために

知的障害者家族のおかれている位相、日常生活上の問題、親亡き後の課題を、過去の調査研究と親たちの語りを通して整理。老いによる時間的限界を理解しつつも、ケアを続ける親のジレンマを浮き彫りにし、その解決のために「ケアの社会的分有」を提起した意欲作。

序 章
 第1節  なぜ知的障害者家族か――親子関係の視点から
 第2節  知的障害者家族の抱える課題
 第3節  臨床社会学の意義について
 第4節  本書の構成
第1章  障害者家族の親はどのように捉えられてきたか
 第1節  障害者家族の親に関する先行研究についての概説
 第2節  脱家族論の意義と限界について
 第3節  障害者家族の親は独自の存在として捉えられてきたか
第2章  障害者家族の親への支援方法にみる対象像
 第1節  家族支援制度からみる障害者家族の親
 第2節  治療・療育指導における「共同療育者」としての親
 第3節  レスパイト・サービス――誰のための支援か
 第4節  セルフヘルプ・グループ――同じ立場にある人びとの相互援助
 第5節  支援対象としての障害者家族の親像と支援の方向性
第3章  知的障害者家族の母親のナラティブから――知的障害者家族の経験への考察
 第1節  親のナラティブに注目する意義
 第2節  調査の概要と分析手法
 第3節  親たちのナラティブから
 第4節  考察――親たちの役割認識とその変容
第4章  知的障害者家族におけるジェンダー――知的障害者家族の父親の考察
 第1節  父親の語りに注目する意義
 第2節  障害者家族における父親の先行研究
 第3節  調査の方法・分析
 第4節  調査結果
 第5節  考察――ケア行為と「男であること」のあいだで
第5章  知的障害者家族のケアの特性とその限界――ケアの社会的分有に向けた検討課題
 第1節  ケアの社会化への違和感をめぐって――知的障害者家族の親たちの語りから
 第2節  ケアへ向かう力――ケアする者はなにを得ているのか
 第3節  親密な関係の特性と限界
 第4節  ケアの社会的分有に向けての検討課題
 第5節  本章のまとめ
終 章  知的障害者家族の親性とケアの社会的分有
補 章  加工以前の語り
注 記
あとがき
引用・参考文献一覧

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