本体2,000円+税
ISBN | 9784750323473 |
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判型・ページ数 | 4-6・392ページ |
出版年月日 | 2006/06/01 |
エクアドルを知るための60章
※改訂版が刊行されていますのでご注意ください。
新木 秀和 編著
アンデス諸国の中でも日本とは馴染みの薄い国、エクアドル。本書は自然、人種民族や社会文化面で多様性に富む南米の小国を、歴史、政治経済、社会、文化、ガラパゴス諸島に代表されるエコツーリズム、対日関係などの視点から知られざる魅力を描き出す。
はじめに
1 自然環境
第1章 自然環境――豊かな自然、多様な地域
第2章 環境利用と生活――赤道山地の生態とその利用
2 社会の形成と発展
第3章 先史時代――商業活動を通して各地を経めぐった先住民
第4章 植民地時代――スペイン植民地の諸相
第5章 独立・国家形成と地域の再編――エクアドルの誕生
第6章 一九世紀のエクアドル――カウデーリョ支配からガルシア・モレノ時代へ
第7章 自由主義革命――エロイ・アルファロと自由主義支配の時代
第8章 政治の流れ――ポピュリズム・軍政・民主化
第9章 政治アクターとしての軍――拡大された役割と高い威信
第10章 国境の政治学――対ペルー国境紛争とナショナリズム
第11章 民主化の諸問題――参加拡大と政治危機の弁証法
第12章 経済ブームから経済危機へ――保護的輸出経済の転換と経済自由化の明暗
第13章 社会問題の諸相――格差構造と貧困
3 文化とアイデンティティの探求
第14章 先史時代の諸遺跡――モニュメントの不在
第15章 博物館――待たれる展示活動の活性化
第16章 文化遺産の政治学――政治と経済に翻弄されるインカの遺跡
第17章 ナショナルアイデンティティ――エクアドル人とは誰か
第18章 先住民のアイデンティティ――先住民とは誰か
第19章 先住民運動――議場に響く先住民の声
第20章 アフロ系エクアドル人――黒人の歴史と社会
第21章 女性の歩み――抑圧からのエンパワーメント
4 豊かな生活文化
第22章 教育制度――格差の是正を目指して
第23章 子どもと学校――教育支援を受けるシエラ北部の子どもたち
第24章 先住民の二言語教育――多文化共存・共生に向けた新たな挑戦
第25章 エクアドル文学――社会性あふれる作品の宝庫
第26章 表現の可能性へ多彩な挑戦――エクアドルの現代小説
第27章 フォークロアの空間――現代社会に息づく民話・伝説・神話
第28章 エクアドル美術の五〇〇〇年――赤道直下の国に花咲く個性
第29章 二〇世紀の現代美術作家たち――モダニズムの系譜
第30章 音 楽――豊かな楽曲と音楽家たち
第31章 宗 教――圧倒的なカトリック、進出するプロテスタント
第32章 食文化――エクアドル料理を楽しむ
第33章 スポーツ――エクアドルサッカーチーム、ワールドカップへの道
5 都市の風景
第34章 キ ト――歴史を刻む高地都市
第35章 世界遺産となったキト旧市街の建築――地震に耐えたカトリックの世界
第36章 グアヤキル――最大の港湾都市
第37章 クエンカ――南部の文化都市
6 地域と民族の活力
第38章 歴史のなかのアマゾン――破壊と変容、そして生成のプロセス
第39章 アマゾンの民族文化――彩り豊かな文化とアイデンティティ
第40章 アマゾンのエコツーリズム――先住民からの誘(いざな)い
第41章 開発のなかのアマゾン――石油開発と先住民社会の変容
第42章 ガラパゴスの生物研究――進化論の舞台を探訪する1
第43章 ガラパゴスのエコツーリズム――進化論の舞台を探訪する2
第44章 オタバロ――国際化する先住民の経済活動と社会変容
第45章 コタカチ――環境保全郡の挑戦
第46章 サリナス――自立発展のモデル地域
第47章 黒人が暮らす村の一日――エクアドル・コロンビアにまたがる黒人世界
第48章 バイーア・デ・カラケス――エコシティ宣言による街の再生
第49章 マンタ――水産業と米軍基地の行方
7 開発の歩みと展望
第50章 フェアトレード――美味しいコーヒーと持続可能な地域づくりをつなげる
第51章 マハグアール――巨大マングローブの森
第52章 タグア――グリーンコンシューマーの試み
第53章 バナナ――世界最大の輸出国エクアドル
第54章 農村開発――多民族が共存するための開発を目指して
第55章 農業部門の再編――多様化が進むコスタと停滞するシエラ
8 対外関係
第56章 対外関係――多角化するエクアドルの国際関係
第57章 対日関係の歩み――赤道下に根づく日本人の社会
第58章 古川拓殖とマニラ麻栽培――日本人移住者の足跡
第59章 移 民――中国系・レバノン系・ユダヤ人の知られざる歴史
第60章 人の移動――国内移住からグローバル時代の出移民へ
1 自然環境
第1章 自然環境――豊かな自然、多様な地域
第2章 環境利用と生活――赤道山地の生態とその利用
2 社会の形成と発展
第3章 先史時代――商業活動を通して各地を経めぐった先住民
第4章 植民地時代――スペイン植民地の諸相
第5章 独立・国家形成と地域の再編――エクアドルの誕生
第6章 一九世紀のエクアドル――カウデーリョ支配からガルシア・モレノ時代へ
第7章 自由主義革命――エロイ・アルファロと自由主義支配の時代
第8章 政治の流れ――ポピュリズム・軍政・民主化
第9章 政治アクターとしての軍――拡大された役割と高い威信
第10章 国境の政治学――対ペルー国境紛争とナショナリズム
第11章 民主化の諸問題――参加拡大と政治危機の弁証法
第12章 経済ブームから経済危機へ――保護的輸出経済の転換と経済自由化の明暗
第13章 社会問題の諸相――格差構造と貧困
3 文化とアイデンティティの探求
第14章 先史時代の諸遺跡――モニュメントの不在
第15章 博物館――待たれる展示活動の活性化
第16章 文化遺産の政治学――政治と経済に翻弄されるインカの遺跡
第17章 ナショナルアイデンティティ――エクアドル人とは誰か
第18章 先住民のアイデンティティ――先住民とは誰か
第19章 先住民運動――議場に響く先住民の声
第20章 アフロ系エクアドル人――黒人の歴史と社会
第21章 女性の歩み――抑圧からのエンパワーメント
4 豊かな生活文化
第22章 教育制度――格差の是正を目指して
第23章 子どもと学校――教育支援を受けるシエラ北部の子どもたち
第24章 先住民の二言語教育――多文化共存・共生に向けた新たな挑戦
第25章 エクアドル文学――社会性あふれる作品の宝庫
第26章 表現の可能性へ多彩な挑戦――エクアドルの現代小説
第27章 フォークロアの空間――現代社会に息づく民話・伝説・神話
第28章 エクアドル美術の五〇〇〇年――赤道直下の国に花咲く個性
第29章 二〇世紀の現代美術作家たち――モダニズムの系譜
第30章 音 楽――豊かな楽曲と音楽家たち
第31章 宗 教――圧倒的なカトリック、進出するプロテスタント
第32章 食文化――エクアドル料理を楽しむ
第33章 スポーツ――エクアドルサッカーチーム、ワールドカップへの道
5 都市の風景
第34章 キ ト――歴史を刻む高地都市
第35章 世界遺産となったキト旧市街の建築――地震に耐えたカトリックの世界
第36章 グアヤキル――最大の港湾都市
第37章 クエンカ――南部の文化都市
6 地域と民族の活力
第38章 歴史のなかのアマゾン――破壊と変容、そして生成のプロセス
第39章 アマゾンの民族文化――彩り豊かな文化とアイデンティティ
第40章 アマゾンのエコツーリズム――先住民からの誘(いざな)い
第41章 開発のなかのアマゾン――石油開発と先住民社会の変容
第42章 ガラパゴスの生物研究――進化論の舞台を探訪する1
第43章 ガラパゴスのエコツーリズム――進化論の舞台を探訪する2
第44章 オタバロ――国際化する先住民の経済活動と社会変容
第45章 コタカチ――環境保全郡の挑戦
第46章 サリナス――自立発展のモデル地域
第47章 黒人が暮らす村の一日――エクアドル・コロンビアにまたがる黒人世界
第48章 バイーア・デ・カラケス――エコシティ宣言による街の再生
第49章 マンタ――水産業と米軍基地の行方
7 開発の歩みと展望
第50章 フェアトレード――美味しいコーヒーと持続可能な地域づくりをつなげる
第51章 マハグアール――巨大マングローブの森
第52章 タグア――グリーンコンシューマーの試み
第53章 バナナ――世界最大の輸出国エクアドル
第54章 農村開発――多民族が共存するための開発を目指して
第55章 農業部門の再編――多様化が進むコスタと停滞するシエラ
8 対外関係
第56章 対外関係――多角化するエクアドルの国際関係
第57章 対日関係の歩み――赤道下に根づく日本人の社会
第58章 古川拓殖とマニラ麻栽培――日本人移住者の足跡
第59章 移 民――中国系・レバノン系・ユダヤ人の知られざる歴史
第60章 人の移動――国内移住からグローバル時代の出移民へ
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