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子どもを犯罪から守る
本体1,800円+税
ISBN 9784750323305
判型・ページ数 4-6・280ページ
出版年月日 2006/05/01

子どもを犯罪から守る

犯罪被害当事者による、子どもを被害者にも加害者にもさせない方法

犯罪から子どもを守るための特効薬はない。幼少時に性被害を受けた著者が自らの体験を踏まえ、子ども自身の危険回避能力を高めるために有効な授業を紹介。不幸にも被害に遭った場合の親の対応や、子どもを加害者にしないための知恵と工夫についても説く。

まえがき
 犯罪の被害に遭わない子どもは「いない」/犯罪を防ぐための「体質改善療法」
第1部 子どもを守るために「絶対に受けたい授業」
 第1章 犯罪を「場所」で考える「地域安全マップ」
  「不審者マップ」/「不審者マップ」の問題点/「不審者」って、どんな人?/犯罪者のタイプ分け/子どもたちを人間不信にしないで/犯罪者は「場所」を選ぶ/「その場所」に着目して作る「地域安全マップ」/犯罪に強い三つの要素/「入りやすいところと見えにくいところ」/フィールドワーク/地域の大人たちを巻き込む/マップの作製がもたらす効果/地図を破く/「犯罪発生箇所マップ」との比較/子どもへの聞き取り調査/有効な「子どもへの聞き取り調査」の方法/まとめ/マニュアル好きな人のために/こんなところが危険!/犯罪者の使う巧妙な手口
 第2章 性被害防止教育と被害を受けた子どもの話の聴き方
  性暴力被害者の怒り/教えられなければ、身を守れない/学校での性教育の現状/子どもたちの性の情報源はどこか/三歳から始める性被害防止教育/性の「科学・安全・健康」/親でも見てはいけないところ/親から出る質問/あなたは「本当に子どもを守りたいか」?/複雑な家庭事情の子どもへの性教育/子どもが被害に遭った時の親の対応/CAPプログラム/法的機関の介入の必要性/セックスと性暴力はまったく別のもの
 第3章 赤ちゃんとのふれあい授業
  赤ちゃんは「非日常」/赤ちゃんとのふれあい授業/ゼロ歳の赤ちゃんから学べること/女子高生たちへの新鮮なショック「泣きの理由」/ぶっつけ本番の育児は成功しない/近未来の父親たち/「愛される条件」/おっぱいは何のためについているの?/「赤ちゃん」と「性」は切り離せない/「絶対に受けたい授業」に共通する三つの特徴
第2部 私の、あなたのせいではない
 第1章 未遂の事件簿
  悪いのは「子ども」ではない/「魂の殺人」/五歳の記憶――強姦未遂/九歳の記憶――誘拐未遂/一〇歳の記憶――医者も信用できない/図書館の記憶/一四歳の記憶――フラッシュバック/男だったら大丈夫なのか?/被害者にならない方法はあるのか
 第2章 児童虐待の加害者に寄り添う
  虐待する親の事情/姑の嫁いじめ/「自尊心など持つ資格がない……」/誰か私を助けて/息子への仕打ち/第二子の妊娠/迷宮からの脱出
第3部 子どもを加害者にしないために
 第1章 「小さかった時のわたし」を私が守る
  まず親が「自分を大切にする」ことから始めよう/「安心の記憶」/自分を許す/過去のシナリオを書き換える
 第2章 わが子のために「良い母」をやめる
  母性愛神話/ありのままでいることの大切さ/自己主張のできる子になってほしい/負の連鎖を断ち切る「助けてくれる証人」
 第3章 男の子を加害者にしないために
  親に左右される男の子の女性観・男性観/ジェンダーの精神支配から逃れる/犯罪からわが子を守るため、あなたにできること
あとがき
巻末資料

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