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重度障害児家族の生活
本体3,300円+税
ISBN 9784750323268
判型・ページ数 A5・208ページ
出版年月日 2006/04/01

重度障害児家族の生活

ケアする母親とジェンダー

障害当事者の深刻な問題に隠れて見過ごされてきた障害児の母親の立場に焦点をあて、ジェンダーの視点から分析する。生活実態調査から、母親に過度に集中する様々なケア役割、困難、葛藤等を考察し、母親の人権が奪われてきた経過と、その回復の手だてを探る。
はじめに
序章
 1節 障害児家族に関する研究動向
 2節 「新しい」障害観の形成とその限界――要田論文の検討を通して
1章 分析視角の設定
 1節 問題の所在――ジェンダー視点の欠如
 2節 現代の障害児ケアにみる特殊性
 3節 「余儀なくされる」母親の当事者性
2章 育児期における母親の生活1――ケアの担い手としての母親
 1節 1995年調査の概要
 2節 母親の身体的負担とストレス
 3節 母親のアドボカシー機能
 4節 育児期の振り返りとこれからの生活――制約される母親の生き方
 5節 「ケアする母親」であることの強制
3章 育児期における母親の生活2――療育・教育責任者としての母親
 1節 2000年調査の概要
 2節 乳幼児期のとまどい
 3節 母親役割の肥大化
4章 加齢期を迎えた母親の生活――成人後の「子ども」を支える母親
 1節 2002年調査の概要
 2節 母親の生活歴
 3節 在宅介護の限界
 4節 子どもをめぐる母親と施設の関係
 5節 追跡調査
5章 家族の生活に表れるリスク――「問題のない家族」を演じることの矛盾
 1節 育児と介護の連続性
 2節 母親からみる家族の実情
終章 障害児家族のノーマライゼーション
 1節 子育てにおける家族責任の揺らぎ
 2節 母親のアイデンティティと葛藤
 3節 家族支援に潜むジェンダー
 4節 結語 障害児とその家族の「自立」
あとがき
謝辞

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