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ジェンダー/セクシュアリティの教育を創る
本体2,600円+税
ISBN 9784750323046
判型・ページ数 4-6・328ページ
出版年月日 2006/04/01

ジェンダー/セクシュアリティの教育を創る

バッシングを超える知の経験

ジェンダー・フリー教育への攻撃がここ数年激しい。その社会的背景、男女観・家族観の本質を吟味しその言説に根拠がないことを明らかにする。また、ジェンダー及びセクシュアリティの教育を今後どのように進めるのか、理論と実践面からあらたな提起を試みる。

はじめに
第一章 性教育・男女平等バッシングの背景と本質――日本の動向・世界の動向・包括的性教育の課題(浅井春夫)
 はじめに――性教育・男女平等バッシングの政治的背景
 一 わが国の性教育・男女平等バッシングの動向
 二 性教育・男女平等バッシングの背景とその手法
 三 性・ジェンダーに関する政策の分岐点と政策方向
第二章 ジェンダー/セクシュアリティ/家族をめぐる教科書検定(鶴田敦子)
 はじめに
 一 教科書検定制度というマクロな「政治」
 二 「ジェンダー」及び「ジェンダー・フリー」の記述について検定はどのように行われたか
 三 「家族」について検定はどのように行われたか
 四 「性」に関して教科書検定はどのように行われたか
 五 男女共同参画社会基本法の理念に反する扶桑社『公民』の教科書は検定合格
 おわりに
第三章 人口減少社会の争点と男女共同参画社会への課題(吉[士が土]田和子)
 はじめに
 一 女性労働の変容と「均等法」成立の意義
 二 バックラッシュの、少子化の「社会問題化」の核心は何か
 三 近代化における人口増加の背景と国力の争点
 四 三〇代の生活実態に見る男女共同参画社会への課題
 おわりに
第四章 子どもの性的発達と性教育の課題(浅井春夫)
 はじめに――時代の逆流に抗して、事実・現実・真実に即した性教育を
 一 子どもの性的発達をめぐる議論
 二 性教育の具体的なテーマ
 三 性教育のサードステージの課題
 まとめにかえて――性教育は不可欠の教育実践
第五章 性的マイノリティバッシングから見えてくる性教育の課題――構成主義としての性教育実践の視点(吉[士が土]田和子)
 プロローグ――セックス/ジェンダー/セクシュアリティの脱自然化
 一 藤原教育実践バッシングから見えてくることは何か
 二 性的マイノリティを可視化することの意味と構成主義の視点
 エピローグ――構成される人権と差異の政治
第六章 ジェンダー・バックラッシュと家族の言説(山田 綾)
 一 はじめに
 二 ジェンダー・バックラッシュと家族の問題化
 三 新自由主義・「自己責任」・家族
 四 教室と分析空間のなかで、家族を語り直す
 五 家族の学びを考える
第七章 アイデンティティと教育をめぐる政治――ジェンダー/セクシュアリティ問題が示唆するものとそれへの対抗(山田 綾)
 一 ジェンダー・バックラッシュとアイデンティティ形成
 二 アイデンティティの問題とジェンダー
 三 アイデンティティの形成とカテゴリーの政治
 四 ジェンダー/セクシュアリティとアイデンティティの再考
 五 学校におけるアイデンティティの政治とジェンダー/セクシュアリティ
 六 ジェンダー・センシティブに学校と教育を問うために
 七 アイデンティティの政治に対抗する教育実践アプローチ
第八章 ジェンダー・バッシングと教育の秩序化批判(子安 潤)
 はじめに
 一 扶桑社公民教科書に見る秩序化
 二 学校と家族のジェンダー秩序
 三 グローバリズムとナショナリズムの補完関係の変化
 四 教育の保守化運動
 五 教育の保守化運動批判
あとがき

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