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チョムスキーの「教育論」
本体3,800円+税
ISBN 9784750322667
判型・ページ数 4-6・400ページ
出版年月日 2006/02/01

チョムスキーの「教育論」

「開かれた自由な社会」において、逆説的にも教師は支配的なイデオロギーに無批判に順応し、事実を歪曲・捏造して生徒を洗脳、自らを再生産する。米国の外交政策を事例に、教育による「家畜化」を暴露、真に民主的で自由な社会をつくる教育のあり方を考察する。
序 章 チョムスキー教育学(ドナルド・マセード)
  一 学校の「自己家畜化」機能
  二 「嘘の教育学」と「同意の捏造」
  三 言葉を読む力と世界を読む力
第1章 「家畜化教育」を超えて――マセードとの対話
  一 「見ること」を拒否する
  二 誰にどう真実を語るのか
  三 人民統制委員としてのメディアと学校
  四 民主主義度をはかる確実な尺度
  五 学校は生徒に何を提供すべきか
第2章 教育にとって「家畜化」とは何か
 第一節 教育における知識人の意味
  一 三つの訓練場になった学校
  二 知識人から身を守るべき手段を生徒に
  三 社会科学(特に歴史)の学び方・教え方
 第二節 教育における民主主義の意味
  一 デューイとラッセルの教育観とは
  二 「新しい時代精神」が東欧にもたらしたもの
  三 かつて米国の労働者は何を求めて闘ったのか
  四 貴族的政体論と民主的政体論
  五 自由市場は子供に何をもたらしたか
  六 自由市場の標的は英米の家庭だけではない
  七 政治への軽蔑は誰にとっての勝利か
第3章 教育にとって大学とは何か
 第一節 危機の時代における大学の機能
  一 大学は誰にこそ奉仕すべきなのか
  二 大学は営利的私企業に転落したのか
  三 学生は社会の管理者という自分の役割に抗議していた
  四 決定と管理のさらなる分散化こそ大学改革だ
 第二節 冷戦の時代における大学の機能
  一 冷戦時代の知的風土――自己正当化と盲目的愛国主義
  二 積極行動主義と大学――MITとハーバード大学の違い
  三 ベトナムと知識人――自己規制と体制への服従の典型例
終 章 教育にとって市場経済とは何か
    ――新自由主義秩序における市場民主主義
  一 冷戦に勝利をもたらした原理?
  二 「ひと」を支配する「法人」の誕生
  三 「市場民主主義」の生け贄・ニカラグア
  四 米国への脅威――自力再生モデルとしてのキューバ
  五 自由市場はメキシコに何をもたらしたか
  六 ハイチ大統領のための市場経済短期集中コース
  七 保護主義による米国のメキシコ支配
  八 保護主義による英国のインド支配
  九 米国の「新自由主義」への転換
  一〇 「新自由主義」に磔にされたハイチ
  一一 利益は大企業に、費用とリスクは国家に
  一二 広がる貧富の格差と強まる国際的団結
補 章 チョムスキー教育学・補遺
 補章のための訳者解説(寺島隆吉)
 第一節 「歴史捏造」の技術を検証する
  一 「歴史捏造」の技術
  二 沈黙の義務
  三 サミット
  四 メディアと国際世論
  五 和平合意の解体
 第二節 「嘘の教育学」の仮面を剥ぐ
 第三節 「観戦型スポーツ」の役割
訳者あとがき

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