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検証 日朝関係60年史
本体2,600円+税
ISBN 9784750322414
判型・ページ数 4-6・240ページ
出版年月日 2005/12/01

検証 日朝関係60年史

評価・肯定の言説から、批判・否定の言説へ。戦後日本の社会状況のなかで北朝鮮ほど大きな振幅をともなう対象は存在しないといっていいだろう。政党、マスコミ、ジャーナリスト、研究者それぞれの論考を分析し、60年にわたる日朝関係の変遷を冷静に跡づける。
はじめに
第1章 日本共産党と北朝鮮
 友党関係から不信へ/批判のはじまり/ラングーン事件を糾弾/「キム・イルソン主義」批判/大韓航空機爆破事件を北朝鮮の行為と断定/国会での拉致問題の追及/金正日体制を批判/日朝首脳会談を支持
第2章 日本社会党と北朝鮮
 五〇年代――南北等距離外交をうたう/六〇~七〇年代前半――初の党訪朝団/七〇年代後半――野党外交が成果/八〇年代――テロ事件報道で北朝鮮に同調/転換への模索/九〇年代――村山首相談話
第3章 日本朝鮮研究所を考える
 日本朝鮮研究所の設立/日韓会談に反対して/時代の総括と分裂/一九六八年の北朝鮮を見て/差別発言事件から金大中事件まで/佐藤・梶村論争/ふたたび金大中死刑裁判をみる/現代コリア研究所へ
第4章 『世界』は北朝鮮をどう論じたか
 関心が浅かった創刊直後/帰国運動支持から日韓会談反対へ/最初の金日成会見記/北朝鮮・金日成への関心/日朝交渉の促進で論陣/北朝鮮の体制をはじめて分析/コメ問題、ミサイル問題、拉致問題/日朝首脳会談を歓迎
第5章 帰国運動とは何だったのか(上)
 朝鮮総連が国会に陳情/生活苦から帰国を希望/居住地選択の自由/「地上の楽園」という言葉/帰国船第一船、新潟を出港/九万三〇〇〇人余が帰国
第6章 帰国運動とは何だったのか(下)
 「帰国」とはいかなる現象か/北朝鮮政府の思惑/帰国の現実/帰国者についての情報と証言/北朝鮮国内の異質な存在として/日本人妻について
第7章 『朝日新聞』社説は北朝鮮をどう論じたか
 関心の不在から共産主義陣営批判へ/帰国運動への態度/日韓から日朝へ/南北等距離外交の主張から北朝鮮批判へ/日朝交渉と米朝関係/北朝鮮に対する目に厳しさ
第8章 平壌訪問者たち
 訪朝記を読む/寺尾五郎『38度線の北』/関貴星『楽園の夢破れて』/松本昌次『朝鮮への旅』/小田実『私と朝鮮』とその後/否定的な訪朝記ばかり
第9章 金丸・田辺訪朝はいかにして行われたか
 田辺誠と朝鮮との出会い/日朝関係の改善に取り組む金丸・田辺訪朝への道/北朝鮮訪問/三党共同宣言調印の後で
第10章 自由民主党と北朝鮮
 戦後保守と朝鮮人/金丸・田辺訪朝団/村山政権下での与党訪朝団/三〇万トンのコメ支援/加藤紘一氏に集中砲火/拉致疑惑をめぐる応酬/小泉首相の訪朝とその後の後退/小泉再訪朝
索引を兼ねた日朝関係史略年表
あとがき

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