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セクシュアリティの障害学
本体2,800円+税
ISBN 9784750321363
判型・ページ数 4-6・304ページ
出版年月日 2005/06/01

セクシュアリティの障害学

障害女性、介助、障害当事者運動、家族、専門教育など多角的な視点から「障害とセクシュアリティ」を論じた意欲作。障害者の性という窓を介して現代のセクシュアリティの一断面がみえてくる!
第1章 性的弱者論(倉本智明)
1 私は性的弱者か
2 性的弱者という言葉が指し示す対象
3 リベラリズムの倫理と性的弱者概念の再構成
4 性的弱者を生む障壁
5 三つの処方箋
6 性的弱者論の両義性
第2章 戦略、あるいは呪縛としてのロマンチックラブ・イデオロギー――障害女性とセクシュアリティの「間」に何があるのか(松波めぐみ)
序 日常のなかの「恋愛・結婚」、戸惑う私
1 ロマンチックラブ・イデオロギーという主題
2 「障害者の性」の語られ方とジェンダー
3 ロマンチックラブ・イデオロギーと障害女性
4 セクシュアリティまでの距離――性を隠蔽するロマンチックラブ・イデオロギー
5 おわりに
第3章 自分のセクシュアリティについて語ってみる(横須賀俊司)
1 第三の戦略
2 「先生には性的欲求はないと思います」
3 オナニーをしないわけ
4 なぜ女性障害者に欲情しないのか?
5 セックスの作法
6 性交の呪縛
第4章 障害当事者運動はどのように性を問題化してきたか(瀬山紀子)
1 はじめに
2 〈性〉が語られてきた場所――車いす市民全国集会
3 性について語るとは何について語ることか――一九九三年第一一回車いす市民全国集会報告書から
4 社会の規範を問い直すことから――一九九五年第一二回車いす市民全国集会報告書から
5 自立生活と結婚と子育てをめぐって――一九九七年第一三回車いす市民全国集会報告書から
6 問題の捉え方の違いを認識しながら――一九九九年第一四回車いす市民全国集会
7 おわりに――〈性〉について語ること
第5章 パンツ一枚の攻防――介助現場における身体距離とセクシュアリティ(前田拓也)
1 フラッシュバック!
2 「不快」な経験
3 介助のリアリティ/セックスのリアリティ
4 「最前線」としての入浴介助
5 パンツ一枚の攻防
6 脱構築のパンツ
7 おわりに――オーダーメイドのパンツを履く
第6章 介助と秘めごと――マスターベーション介助をめぐる介助者の語り(草山太郎)
1 はじめに
2 「したくないけどする」矛盾を正当化する「介助者手足論」
3 正当化を強化する「本音の関係」
4 「裏メニュー」という切り分け
5 「サービス」を補完するものとしての「関係」
6 「秘めごと」という関係
7 メニュー化をはばむ「秘めごと」
8 おわりに
第7章 「父親の出番」再考――障害をもつ子どもの性をめぐる問題構成(土屋 葉)
1 近代家族とセクシュアリティ
2 障害者家族とセクシュアリティ
3 親がとらえる問題/子どもがとらえる問題
4 親への働きかけ
5 まとめ
第8章 誘いの受け方、断り方――社会福祉実習指導の問題点(三島亜紀子)
1 はじめに
2 社会福祉士養成のための実習
3 教科書のなかに住む「障害者」と性
4 分析されるセクシュアリティ
5 おわりにかえて――「誘い」が成立する(対話のある)地点
あとがき
執筆者紹介

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