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ヨーロッパ
本体4,800円+税
ISBN 9784750321349
判型・ページ数 A5・424ページ
出版年月日 2005/07/01

ヨーロッパ

ヨーロッパではいわゆる「先住民」の数は非常に限られている。本巻では「先住民」の解釈を拡大し、近代国民国家を形成するにいたらなかったヨーロッパの「少数民族」に焦点をあて、それぞれの民族集団が抱える言語的、文化的、社会的問題について解説。
序文 先住少数民族について
解説 ヨーロッパの少数民族
第1部 西・中欧
〈北欧〉
1 フェロー諸島 ◇迷える「羊の島々」(海保千暁)
2 サーミ ◇先住民権をもとめて(庄司博史)
3 スウェーデン語系フィンランド人 ◇国家形成への寄与と少数派の権利擁護にみるフィンランド近代化の歩みから(高橋絵里香)
〈イギリス〉
4 マン ◇今日のマン島「先住民」(松尾有希子)
5 カムリー(ウェールズ)◇最強の言語に対抗する最強の少数言語(原 聖)
〈ドイツ・オランダ〉
6 フリジア ◇北海沿岸を結ぶ言語の絆(清水 誠)
7 ソルブ ◇ドイツ語圏とスラヴ語圏のはざまで(木村護郎クリストフ)
8 ロマ(1)◇シンティとロマ(小川 悟)
〈フランス・スペイン〉
9 ブルターニュ(ブレイス) ◇「共同体の論理」をめぐって(鶴巻泉子)
10 バスク人(エウスカルドゥナク)◇現状理解のための史的背景(萩尾 生)
11 カタルーニャ ◇言語空間とアイデンティティの複合性(竹中克行)
12 コルシカ ◇「フランス」の鏡に映る自我(定松 文)
13 ロマ(2)◇スペインとフランスを中心に(久野聖子)
〈イタリア〉
14 南チロル ◇自治獲得から地域的結束へ(山川和彦)
15 グレコ―カラブロ/グリキ ◇イタリアのギリシャ系コミュニティ(大澤麻里子)
16 フリウリ ◇特にフリウリ語の文化について(山本真司)
第2部 東欧・ロシア
〈東欧・バルカン〉
17 カシューブ ◇生き残った独自のスラヴ文化(関口時正)
18 ポマク ◇「何者か?」を問われ続ける人々(松前もゆる)
〈ロシア・ウクライナ〉
19 ネネツ ◇極北のトナカイ遊牧民(吉田 陸)
20 マリ ◇ボルガとウラルの民(田中孝史)
21 ルシン/スロヴァキア・ウクライナ人 ◇ルシン/スロヴァキア・ウクライナ人の成立――歴史的素描(伊東一郎)
22 クリミア・タタール ◇強制移住を生き抜いた民族(中井和夫)
監修者あとがき
索引
編者・執筆者紹介

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