ホーム > フィリピン女性エンターテイナーの夢と現実
フィリピン女性エンターテイナーの夢と現実
本体2,000円+税
ISBN 9784750321233
判型・ページ数 4-6・216ページ
出版年月日 2005/06/01

フィリピン女性エンターテイナーの夢と現実

マニラ、そして東京に生きる

DAWN 編著
DAWN-Japan
人身売買、性的搾取等さまざまな危険に曝されている日本で働くフィリピン女性エンターテイナーの問題を、日比両国での実態調査に基づき、包括的にレポートする。
はじめに
日本の読者の皆さんへ
【調査研究チーム】
【主な用語と政府機関名】
【フィリピン女性エンターテイナーが日本へ来るまでの標準的な流れ】
第1部 調査研究報告「日本で働くフィリピン女性エンターテイナー――出発前から再統合までの課題」
第1章 問題の所在
現状/フィリピン女性エンターテイナーを取り巻く問題/「人身売買天国」日本
第2章 調査の背景と目的
フィリピンにおける先行研究/本調査研究について/調査方法
ケース・スタディ1 【勇敢な決断――日本行きを踏みとどまって】
第3章 調査結果の概要
海外就労を促す要因/渡航前の準備/エンターテイナーとしての仕事/帰国したエンターテイナーたちを待ち受けるもの
第4章 調査結果からの考察
日本への渡航前の段階/労働現場の実態/フィリピン社会への再統合/主要な法律への違反
【エンターテイナーに対する人権侵害―― 国内法および国際法の観点から】
ケース・スタディ2 【消えた夢】
第5章 まとめ
法制度的問題/社会経済的問題 
第6章 提言
ケース・スタディ3 【しあわせのかけら】
第2部 二〇〇三年マニラ会議「日本で働くフィリピン女性エンターテイナー――出発前から再統合までの課題」抄録
第7章 出席者の報告から
大脇雅子/武者小路公秀/ロセラー・バリナガ/マーリン・M・マガロナ/メアリー・ジョイ・バルセロナ/マリアニート・ロケ/ピュリフィカシオン・ヴァレラ・キスンビン
第8章 オープン・フォーラム――参加者からの意見と提言
渡航を促す要因/“海外パフォーミング・アーティスト”の定義について/渡航前オリエンテーションの改善/雇用契約について/エンターテイナーの技能認定/議会の立法権/被害に遭いやすい子どもたち/データの開示と問題の記録について/二国間協議/日本における市民社会の取り組み/エンターテイナーとしての体験から/民間業者の責任/海外フィリピン人労働者問題監視センターについて/省庁間の連携/フィリピン政府の政策とその実施について/政府を監視する必要/政策問題について/おわりに/会議参加者からの主要な提言
【マニラ会議プログラム】
おわりに

このページのトップへ