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民衆のアメリカ史 下巻
本体8,000円+税
ISBN 9784750320564
判型・ページ数 4-6・680ページ
出版年月日 2005/01/01

民衆のアメリカ史 下巻

1492年から現代まで

コロンブスによる「発見」以後の北米の歴史を、支配するマジョリティの側からではなく、「民衆」の側からとらえ直す。有色人種、女性、マイノリティの目にアメリカの歴史はどう映るのか。下巻は第1次大戦参戦から第2次大戦、ベトナム戦争、9・11テロまで。
第14章 戦争は国家の安寧
 第一次世界大戦への参戦/経済上の必要性/不人気な戦争/防諜法と反戦運動/広がる徴兵反対/IWWの壊滅/改革と弾圧ふたたび
第15章 苦難のときの自助
 大戦後の労働運動/繁栄の時代の裏に/大恐慌/芽をふく「反乱の種子」/ニューディール/自衛する人びと/農村に広がる組織化の波/産業別労働運動の高まり/直接行動から統制へ/ニューディールと民衆
第16章 民衆の戦争だったのか
 第二次世界大戦への参戦/世界の覇権をめざして/大戦下の民衆/なんのために戦うのか/原爆投下/ファシズムは敗れたが……/朝鮮戦争/マッカーシズムとトルーマン/ローゼンバーグ事件/軍事超大国への道/軍事援助から軍事干渉へ/キューバ侵攻とリベラル
第17章 それとも爆発するのか
 黒人詩人たちの歌/浮かびあがる人種問題/抗議の武器のみをもって/自由のための乗客たち/公民権法の成立/爆発するブラックパワー/荒れ狂う差別主義/黒人運動の変化
第18章 不可能な勝利――ベトナム
 ドミノ理論/トンキン湾事件/史上空前の爆撃/ペンタゴンの嘘/この愚行をやめさせなければならない/政府内部からの批判/広がる抗議行動/反戦運動の組織化/国民意識の重大なゆがみ
第19章 驚愕
 これがすべてなのか/女性のがらくた/女性たちがいつもやってきたこと/囚人の反乱/牢獄の革命家たち/発言する先住アメリカ人/手を取り合うインディアン/雄々しくかつ誇り高く/変革の奔流
第20章 七〇年代――統制の時代だったのか
 ウォーターゲート事件/腐ったリンゴを捨て、リンゴ箱を救え/報道されなかった悪行/「マヤグエス号」事件/明るみに出されたFBIとCIA/深まる国家不信/民主主義の動揺
第21章 カーター=レーガン=ブッシュ――超党派の合意
 政治と民衆の距離/カーター政権の誕生/手のこんだカーター外交/継続される軍事援助政策/法律は金持の味方だ/カーターの対外干渉/レーガンの登場/環境保護問題/軍事支出と社会福祉/税制「改革」の受益者/貧困化の進行/防衛費は「盗み」/イラン=コントラ事件/軍事干渉の拡大/国際情勢の転換/パナマに対する「小さな」戦争/ペルシャ湾岸戦争の開始/情報の管理/アラブの生命
第22章 報道されていない抵抗運動
 反核運動の進展/反軍国主義的感情/対外干渉反対/社会部門の予算削減反対/世論と政治/ベトナム戦争の遺産/ペルシャ湾岸戦争反対運動/コロンブス五〇〇周年記念祭反対運動/「常に敵対的な文化」
第23章 来るべき体制支持者の反乱
 みせかけの統一/離反する中産階級
第24章 クリントン大統領時代
 ビジネス寄りの政治/「法と秩序」/移民問題/「福祉改革」の内実/軍事優先改革/対外干渉の実態/対外経済政策/あわや弾劾か/バルカン危機/貧富の格差の拡大/従来の路線を踏襲/市民の抗議行動/労働運動の新展開/経済的人権/世界貿易機関への抗議
第25章 二〇〇〇年の大統領選挙と「テロリズムに対する戦い」
 ブッシュ・ジュニア政権と九・一一/人道主義的超大国への道
あとがき
訳者あとがき(富田虎男)
日本語旧版(一九八二年)監修者の言葉(猿谷 要)
参考文献
地名・事項索引
人名索引

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