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人身売買をなくすために
本体1,800円+税
ISBN 9784750320342
判型・ページ数 4-6・216ページ
出版年月日 2004/12/01

人身売買をなくすために

受入大国日本の課題

日本は海外から強制売春や過酷な労働をさせる目的で人を連れてくる人身売買の問題国であると、米国務省から指摘を受け、人身売買を防止する対策を始めた。法学者・弁護士・救援現場のNGO職員たちが、実態を解明し、あるべき法や対策を提言した基本書。
はじめに(戒能民江)
第1章 救援現場から見た人身売買の実態
 1 国内民間シェルターからの視点
  1 民間シェルターから見える日本社会の人身売買の実態(大津恵子)
  2 保護をもとめた女性たちの現実(武藤かおり)
 2 送り出し国側からの視点
  1 フィリピン側救援から見た女性たちが抱える問題(上内鏡子)
  2 タイに帰国した女性たちの課題(斉藤百合子)
第2章 国際的視点から見る法整備
 1 人身売買禁止議定書と国連人権高等弁務官による指針(米田眞澄)
 2 アジア諸国の人身売買に関する法整備の取り組み(藤本伸樹)
第3章 あるべき法制度に向けての提言
 1 国内法制度をどう変えるべきか(吉田容子)
 2 被害者の保護・支援施策の提言――被害からの真の回復のために(青木理恵子)
第4章 人身売買の根絶に向けたNGOネットワーク――JNATIP(玉井桂子)
おわりに(吉田容子)
資料編
 人身売買禁止議定書
 UNHCHR報告書
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