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比較外交政策
本体2,500円+税
ISBN 9784750320113
判型・ページ数 4-6・328ページ
出版年月日 2004/11/01

比較外交政策

イラク戦争への対応外交

イラク戦争に関わる主要各国の外交政策の形成過程を、パワー・イメージ・アプローチを用いて分析した斬新な比較外交政策論。超大国アメリカとの関係をめぐって展開された、「もうひとつのイラク戦争」の意味を同時代的に照射する。
第1章 序論(櫻田 大造/伊藤 剛)
 2003年イラク戦争の様相
 邦語での主要イラク戦争研究
 比較外交政策論の先行研究
 外交政策分析の枠組み
 「国益」と「成功」の定義
 政策決定「単位」とアリソンによる第3モデル
 対応政策の類型化
 外交政策スタイルや「過程」の類型化
 本書における対象国の選定
 本書の構成
第2章 小泉政権の対応外交(丸楠 恭一)
 はじめに
 イラク戦争前の対米外交
 開戦前の国内状況と開戦時対応に向けての政策過程
 イラク戦争勃発後の動向と国内世論の反響、対米関係への余波
 政策決定要因
 おわりに――満たされたようで満たされない「国益」
第3章 シュレーダー政権の対応外交(新谷 卓)
 はじめに
 欧米関係分断の構造的位相
 総選挙とイラク戦争不参加表明
 開戦前までの国内状況
 開戦前のシュレーダー外交
 開戦後シュレーダーの緊張緩和政策
 おわりに
第4章 シラク政権の対応外交(鳥潟 優子)
 はじめに
 2003年1月の政策転換をどう説明するか
 「力と法の均衡」というテーゼとフランス外交
 湾岸戦争から国連決議1441の成立まで
 2003年1月の政策転換
 国連安保理と決議1441の解釈論争
 シラク=ドヴィルパン外交の国内的基礎
 モーターとしての大統領府
 フランス世論の圧倒的支持
 国民議会における論争と保守派の妥協
 評価1=「国連重視」政策の成功
 評価2=その他の「国益」への影響
 EU統合
 アラブ政策
 おわりに
第5章 ブレア政権の対応外交(小川 浩之)
 はじめに
 ブレア政権の外交政策とイギリスの国益
 イラクのWMD問題とブレア政権の対応
 開戦に至るイギリス国内の反応
 イラク戦争の勃発とブレア政権の政策展開
 政策決定要因と「国益」の達成度
 おわりに
第6章 ベルルスコーニ政権の対応外交(八十田 博人)
 はじめに
 戦後の対米関係とイタリア外交の変化
 9月11日直後の超党派的ムード
 ベルルスコーニ首相をとりまく国内状況
 開戦直前の国内状況
 開戦後の状況
 派遣以後の展開
 おわりに――外交政策の評価
第7章 胡錦濤政権の対応外交(伊藤 剛)
 はじめに
 背景としての「エネルギー安全保障」
 米中関係とイラク戦争における中国の「国益」
 中国政府のイラク戦争への対応
 対応外交の評価
 おわりに
第8章 クレティエン政権の対応外交(櫻田 大造)
 はじめに
 イラク戦争前のカナダの対外行動
 クレティエン首相による政策発表
 開戦前のカナダ国内での反戦論
 イラク戦争の勃発とカナダ情勢
 加米関係への余波
 なぜカナダは参戦しなかったのか
 クレティエン自身の政策決定要因
 おわりに
第9章 結論(櫻田 大造/伊藤 剛)
 主要7カ国の対応外交の比較
 パワー・イメージ・アプローチによる外交スタイルの類型化
 「国益」達成度をどのように評価するか
 外交政策決定単位
 対応外交の類型化――内政と外交の交錯
 今後の課題
あとがき
編者・著者紹介

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