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障害のある子の保育・教育
本体3,000円+税
ISBN 9784750319896
判型・ページ数 4-6・488ページ
出版年月日 2004/10/01

障害のある子の保育・教育

特別支援教育でなくインクルーシヴ教育へ

「障害がある」とはどういうことか? インクルージョンの視点から「障害」の本質を問い直し、排除・分離教育からの転換を迫る。
はじめに
1章  障害のある子の保育実践研究
 1  ダウン症児の就学前教育に関する一研究
 2  障害児統合保育実践の分析――障害児の意思表示行動の検討
2章 「障害のある子の教育」を考える
 1 「障害児」教育についての一考察
 2  健常児の障害者理解を深める授業に関する一研究
 3  奪還としての学びと生き方――障害児の教育から解放教育を考える
3章 「特殊教育」「特別支援教育」を考える
 1  養護学校とは何か
 2  特殊教育が「社会参加」と「自立」の「支援」を阻んできたのに
 3  ノーマライゼーションに反する「特別支援教育」
4章 「インクルージョンをめざす教育」へ
 1  インクルーシヴ教育へ挑戦――障害児教育の脱構築
 2  キーワードは〈共に考える面白さ〉――インクルージョンをめざす教育
 3  子どもの中に自立への芽を見る――障害児保育・教育の研究を通して
5章  障害のある子の親の生き方に学ぶ
 1  人間観と人生観を問い直す――「障害児」の親の生き方に学ぶ
 2 「人間が人間を育てる」意味を考える
 3  子どもの発達と地域社会――障害児と地域社会
6章  障害とは何か、自立とは何か
 1 「障害児」の生活と教育――目の前にいる子どもの教育
 2  ケアと子どもの意思
 3 「自立」と「依存」の関係を考える
初出一覧
あとがき

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