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イスラームとジェンダー
本体4,500円+税
ISBN 9784750319346
判型・ページ数 4-6・672ページ
出版年月日 2004/06/01

イスラームとジェンダー

現代イランの宗教論争

イランのイスラーム法学最高学府コムで、法学者や知識人たちと女性観や法規定について議論した記録。在英研究者でイラン人女性の著者が、伝統法学派から新思想まで、多様なイスラームの女性解釈の世界を示し、新たなイスラーム・フェミニズムの可能性を探る。
表記について
日本語版へのまえがき
一九九九年版へのまえがき

序章  イスラームにおけるジェンダー――明確化の必要性
第1部 伝統主義者 ジェンダー不平等論
序文
第1章 無視された女性――大アーヤトッラー・マダニー
第2章 政治化された女性――アーヤトッラー・アーザリー=コンミー
第2部 新伝統主義者 ジェンダー均衡論
序文
第3章 表象された女性――『パヤーメ・ザン』との討議
第4章 平等か、均衡か――シャリーアにおけるジェンダー概念の再定義
第5章 再考された女性――アーヤトッラー・ユーセフ・サーネイー
第6章 差異をめぐる合意――『パヤーメ・ザン』との最後の会合
第3部 近代主義者 ジェンダー平等に向けて
序文
第7章 挑戦と共犯――アブドルキャリーム・ソルーシュとジェンダー
第8章 ジェンダー平等とイスラーム法学――ホッジャトルイスラーム・サイードザーデの著作
結論

用語解説
訳者解題
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参考文献
人名索引
事項索引