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現代中国の法制と法治
本体2,800円+税
ISBN 9784750318929
判型・ページ数 4-6・360ページ
出版年月日 2004/04/01

現代中国の法制と法治

「人治の国」と呼ばれて久しい中国は、現代化に向けて「法治」への模索をどのように進めているのか。1980年代以降、法整備につとめている中国が、さらに法による支配を貫徹するためにどのような課題を負っているかを分析する。
第一章 中華法系の略史
 第一節 中華法系の法律思想
 第二節 中華法系の形成と繁栄
 第三節 中華法系の特徴

第二章 近代法制および法律の導入
 第一節 法制近代化の模索
 第二節 近代的法律の登場
 第三節 中華民国の六法整備
 第四節 共和国における法制整備の歩み

第三章 立法体制と立法手続き
 第一節 国体と政体
 第二節 立法体制における分権化傾向
 第三節 全人大の組織構造および立法手続き

第四章 司法体制と審判制度
 第一節 人民司法体制
 第二節 裁判機関の独立審判
 第三節 司法腐敗と司法改革

第五章 「訟棍」(三百代言)から「律師」(弁護士)へ
 第一節 「訟棍」「訟師」の時代
 第二節 弁護士制度の導入と曲折
 第三節 現行弁護士制度について

第六章 刑罰の執行制度
 第一節 刑罰の執行制度の略史
 第二節 現行行刑制度の歩み
 第三節 監獄の管理制度、行刑腐敗および対策
 第四節 労働教養制度について

第七章 検察制度および法律監督
 第一節 検察制度の概要
 第二節 検察機関の職権
 第三節 訴訟監督の是非

第八章 法学教育および司法試験
 第一節 法学教育の略史
 第二節 新中国における法学教育の歩み
 第三節 法学教育のあり方
 第四節 司法試験のあり方

第九章 憲法および刑事法律
 第一節 憲法について
 第二節 刑法について
 第三節 刑事訴訟法について

第十章 民事関係法律について
 第一節 民法がいつ制定されるか
 第二節 財産権法
 第三節 親族法と相続法
 第四節 無体財産権法
 第五節 民事訴訟法

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