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ジェンダー白書2
本体1,800円+税
ISBN 9784750318868
判型・ページ数 A5・320ページ
出版年月日 2004/03/01

ジェンダー白書2

女性と労働

現代日本のジェンダー論をリードする15人の執筆陣が、男女雇用機会均等法、労働基準法改正、ディーセント・ワーク、ポジティブ・アクション、パート労働、賃金格差、小子化、セクシャル・ハラスメントなどをめぐって、その専門的立場から詳細に分析。
特集 女性と労働

「男女雇用機会均等法」から「男女共同参画社会基本法」まで――「ケアレス・マン」モデルを超えて(久場嬉子)
1 問題の所在
2 「新しい労働基準」とはなにか―OECD専門家レポートの問題提起
3 日本の現状―女性と男性の働き方をめぐって
4 総合的、戦略的政策の展開のために

ディーセント・ワーク(堀内光子)
1 グローバル化と社会問題
2 ディーセント・ワークとジェンダー
3 グローバル化と女性雇用
4 ディーセント・ワークの達成に向けて
5 ジェンダーの主流化

変容する労働法に必要なジェンダー視点(浅倉むつ子)
1 はじめに
2 労働法の「男性中心主義」とその「ゆらぎ」
3 最近の労働政策・労働立法の動向
4 ジェンダーの主流化を政策の基本に

「男性稼ぎ主」型から脱却できるか――年金制度・税制(大沢真理)
1 はじめに
2 社会政策システムの「型」
3 転換の萌芽から小泉改革へ
4 「型」の転換の意味

日本の男女賃金差別と同一価値労働同一賃金原則(木下武男)
1 日本における男女賃金差別の構造
2 年功賃金の性別差別
3 賃金決定基準と同一価値労働同一賃金原則
4 日本における「同一価値労働同一賃金」原則の活用と賃金差別是正運動

労働市場における男女の公平性を検討する(村尾祐美子)
1 労働市場と社会的資源
2 「仕事に対する統制力」
3 仕事の場における事柄決定力の規定要因とジェンダー
4 労働市場における男女公平を目指して―今後の課題

ポジティブ・アクション――女性の積極的「活用」は何をもたらすか(木本喜美子)
1 男女雇用機会均等法とポジティブ・アクション
2 日本的雇用慣用と女性労働
3 固定的なジェンダー間職務分離
4 ポジティブ・アクションの効用
5 今後の課題

パートタイム労働という働き方(田中裕美子)
1 はじめに
2 パートタイム労働者の現状
3 パートタイム労働の問題点
4 正社員との均等待遇
5 家族的責任とパートタイム労働
6 オランダのパートタイム労働
7 スウェーデンのパートタイム労働
8 パートタイム労働とジェンダー

「就業形態の多様化」が意味するもの(大森真紀)
1 女性に偏る非正規雇用
2 派遣労働における性別分離
3 契約社員と出向社員
4 在宅就業と請負
5 「多様な就業形態」の共通性
6 正規雇用の「拘束性」

女性の雇用機会の拡大は少子化をもたらすのか――新しい家族観とこれを支える雇用制度へと変革を求める(永瀬伸子)
1 現代日本の出生見通し
2 戦後の出生率の変化
3 近年の結婚行動の変化は何によってもたらされたのか?
4 仕事と家庭 雇用制度と価値観
5 新しい家族像と新しい共生社会の構築
6 子どもが育まれる社会

少子化の現状と次世代育成支援対策について(厚生労働省)
1 少子化の現状
2 少子化の要因と対応
3 少子化問題への対応の変遷
4 次世代育成支援に関する当面の取組方針
5 次世代育成支援対策推進法
6 児童福祉法の改正
7 行動計画策定指針
8 行動計画の策定に当たって

次世代育成支援における企業の役割(武石恵美子)
1 限定的な「少子化対策」の効果
2 国際比較にみる日本の特徴と課題
3 企業の役割への期待
4 企業にとっての次世代育成支援の意義
5 男性の子育て参加の促進
6 多様性尊重と次世代育成支援
7 おわりに

職場におけるセクシュアル・ハラスメント――その実態と課題点(林 弘子)
1 はじめに
2 コミュニケーション・ギャップからセクシュアル・ハラスメントへ
3 事業主のセクシュアル・ハラスメント防止配慮義務
4 増え続けるセクシュアル・ハラスメント相談
5 セクシュアル・ハラスメント裁判
6 国家公務員
7 大学―キャンパス・セクシュアル・ハラスメント
8 むすび

企業を対象とした男女共同参画センターの取り組み(神崎智子)
1 男女協働のための北九州企業懇話会
2 男女協働実践企業表彰
3 男女協働のための研修事業
4 企業家精神を持ったアプローチ

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