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南ラオス村落社会の民族誌
本体6,500円+税
ISBN 9784750318745
判型・ページ数 A5・336ページ
出版年月日 2004/02/01

南ラオス村落社会の民族誌

民族混住状況下の『連帯』と闘争

経済開放政策以降、急激な変化を遂げつつあるラオス。ブルデュー「象徴闘争」「象徴資本」概念をもとに、本書では南ラオス村落社会における政治過程を解明し、そうした変化が祭祀や生活様式に与える影響をつぶさに分析する。
凡 例

序 章 南ラオス、モン・クメール系集団の村落社会
一 本書の目的
二 地域的・国家的背景
三 問題設定
四 調査の概要
五 本書の構成

第一章 調査村の全体像
一 村の形成の歴史
二 村の現在
(1) 世帯と民族構成
(2) 村落内社会単位としての「家」
(3) 村の役職
(4) 村の制度
三 村落内の社会関係
(1) 労働交換と相互扶助
(2) 連帯ディスコースの中に表れる村
四 外部との関係
(1) 行政との関係
(2) 周辺の村との関係

第二章 生業と現金の獲得
一 農 業
(1) 土地の所有と使用
(2) 家畜の飼育
(3) 農作業と米の生産・消費
二 森林資源の利用
三 現金獲得のための活動と消費
(1) 市場における販売と消費
(2) 米の販売
(3) 家畜の販売
(4) 賃金労働
四 経済格差と経済資本

第三章 社会集団および祭祀集団としての「家」
一 社会集団としての家
二 祖霊祭祀集団としての家
三 家を超えた親族関係
四 家屋の建築による威信獲得

第四章 慣習と儀礼に見る家の戦略
一 縁組と結婚
二 葬 送
三 「ラオ」対「ソン・パオ」

第五章 キー・カポ占い
一 占いの概要と実施の手順
二 質問のパターン
三 占い場面分析
四 共同的な解釈の構成と象徴闘争

第六章 村の守護霊祭祀・儀礼と村の「連帯」
一 水牛供犠祭り
(1) 準 備
(2) 儀礼と祭宴
二 森に棲む村の守護霊祭祀
三 収穫儀礼
四 祭祀・儀礼と「連帯」の構成

終 章 外部社会と村の行方
一 村落内部における象徴資本の変化
二 外部の村についての語り
(1) 旧K村についての語り
(2) T村・N村についての語り
三 K村の自己イメージと内部におけるその作用
四 ディスコースとしての発展と連帯
五 国家の中の村落社会――結びにかえて

あとがき
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