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フェミニズム法学
本体3,800円+税
ISBN 9784750318530
判型・ページ数 4-6・432ページ
出版年月日 2004/01/01

フェミニズム法学

生活と法の新しい関係

日常生活に不可欠な法律。しかし権威ある伝統的学問として法学は男性支配の傾向が強く、性差別的側面が多々あるのも事実である。本書は、「労働」「家族」「身体性」の3領域においてフェミニズムの視点から従来の法律論の矛盾を検証する画期的研究書。
1 労働を生きる……浅倉むつ子
 第1章 均等法とコース別雇用
 第2章 同一価値労働同一賃金原則
 第3章 働き方を考える
 第4章 職場のセクシュアル・ハラスメント
 第5章 ポジティブ・アクション
 第6章 間接性差別の禁止
 第7章 パートタイム労働と均等待遇

2 親しさを生きる……戒能民江
 第1章 家族法改正へ
 第2章 夫婦別姓
 第3章 婚外子差別
 第4章 戸籍と「家」
 第5章 「親密圏」に潜む暴力――ドメスティック・バイオレンス
 第6章 離婚の自由
 第7章 老いを生きる
 第8章 シングルマザーとして生きる

3 身体・性を生きる……若尾典子
 第1章 性と人権――女性の身体と家族
 第2章 「ポルノ」を批判する視点の登場
 第3章 人口論と女性の身体
 第4章 女しか妊娠しない!――中絶合法化の流れ
 第5章 生殖技術と女性の願い
 第6章 買売春と法制度
 第7章 性の自己決定権と性業者・買春者

4 フェミニズム法学をめざして……浅倉むつ子/戒能民江
 第1章 男女共同参画とは――法律と条例
 第2章 司法改革と法学教育

コラム
1 ILO一〇〇号条約の履行について(浅倉むつ子)
2 キャンパス・セクシュアル・ハラスメント(戒能民江)
3 女性差別撤廃委員会の日本に対する最終コメント(浅倉むつ子)
4 セクシュアル・マイノリティと法(戒能民江)
5 犯罪被害者(戒能民江)
6 思春期の少女たち(若尾典子)
7 女子学生のためのシェルター(若尾典子)
8 子どもの性的自己決定(若尾典子)
9 ジェンダーの主流化――国際機関の動きから(浅倉むつ子)

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