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人間性尊重教育の思想と実践
本体6,500円+税
ISBN 9784750316505
判型・ページ数 A5・296ページ
出版年月日 2002/11/01

人間性尊重教育の思想と実践

ペスタロッチ研究序説

近代教育の先駆者として位置づけられてきたペスタロッチの教育思想と実践について、様々な角度から論じた書。実践的で深い宗教的基盤こそが、人間性尊重に徹する実践的教育思想を支えているとし、それゆえに彼の教育思想は現代的意義を持つという。
まえがき
序 章 ペスタロッチと人間性尊重教育
 第1節 ペスタロッチ教育思想と教育の近代化
 第2節 ペスタロッチ教育思想の宗教的基礎に関する先行研究と残された課題
 第3節 本書の課題と方法

第1部 ペスタロッチの宗教観の形成過程

第1章 少年期における宗教観の形成
 第1節 家庭の宗教的影響
 第2節 バーバラ・シュミットの影響
 第3節 祖父アンドレアスの影響
第2章 青年期における宗教観の形成
 第1節 啓蒙思想との関わり
 第2節 啓蒙主義的宗教の影響
 第3節 結婚家庭と宗教観の深化
第3章 ペスタロッチの宗教観の特色――『隠者の夕暮』を中心に
 第1節 『隠者の夕暮』の根本思想
 第2節 『隠者の夕暮』における宗教の位置
 第3節 神への信仰
第4章 ペスタロッチの神観
 第1節 『隠者の夕暮』における神観
 第2節 「宗教的危機の時代」の神観
 第3節 理神論との関係
第5章 ペスタロッチのイエス観
 第1節 『夕暮』時代のイエス観
 第2節 「宗教的危機の時代」のイエス観
 第3節 晩年におけるイエス観
結 び ペスタロッチの宗教観の特色

第2部 ペスタロッチ教育思想の構造

第1章 経済的自立援助と宗教
 第1節 貧民救済教育の根本思想
 第2節 貧民の経済的自立と宗教
第2章 法的・倫理的自立援助と宗教
 第1節 社会問題としての子殺し事件
 第2節 犯罪防止策としての法改革
 第3節 国民教育改革と宗教
第3章 道徳的自立援助と宗教(1)道徳教育の原理と方法
 第1節 シュタンツでの実践とその意義
 第2節 道徳・宗教教育の基本原理
 第3節 道徳・宗教教育の原理と方法
第4章 道徳的自立援助と宗教(2)メトーデにおける道徳と宗教
 第1節 メトーデ研究の意義
 第2節 『ゲルトルート児童教育法』における道徳教育
 第3節 『ゲルトルート児童教育法』における宗教教育
第5章 人間的自立援助と宗教
 第1節 家庭教育の意義
 第2節 人間的自立援助の教育方法
 第3節 教育の可能性と限界
終 章 ペスタロッチ教育思想の基礎と構造

あとがき
主要参考文献