本体4,800円+税
ISBN | 9784750316017 |
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判型・ページ数 | 4-6・432ページ |
出版年月日 | 2002/07/01 |
消滅の危機に瀕した世界の言語
環太平洋地域の消滅の危機にさらされている言語・文化を守り、継承するための国際共同研究から生まれた成果を集約する。グローバル化する世界の中で、文化の多様性をいかに尊重していくのか。
第1部 言語の危機とは?――危機の状況・意味・現状
第一章 消滅の危機に瀕した言語――崩れゆく言語と文化のエコシステム 宮岡伯人
第二章 世界の言語はどの程度まで生存可能か バーバラ・F・グライムズ
第三章 周縁化とグローバル化による言語の危機 マティアス・ブレンツィンガー
第四章 自分たちの言語をどう見るか――言語維持のための主要因 デビッド・ブラッドレー
第五章 言語が生き残るとはどういうことか?――小言語の(そう単純ではない)将来についての考察 ヴィクター・ゴラ
第六章 言語の危機と言語の死――危機言語を保持し、再活性化するには スティーブン・A・ワーム
第2部 危機言語をどうするか?――保存・記録・調査
第七章 言語の大量消滅と記録――時間との競争 マイケル・クラウス
第八章 記述言語学と新たに記述された言語の標準語化 ヴィレム・F・H・アデラール
第九章 消滅の危機に瀕した言語の記録および保存 バーナード・コムリー
第十章 瀬戸際での出会い――危機言語の話者とのフィールドワーク コレット・グリンバルド
第十一章 研究者の任務・倫理と記録の方法 角田太作
第十二章 地元の声に耳を傾けて 山本昭
第十三章 みずからの体験から――自分たちの手で自分たちのためにする言語研究 オフィリア・ゼペダ
第3部 日本およびその周辺における状況――琉球語・アイヌ語・日本語・太平洋地域
第十四章 日本における危機言語と関連する諸問題 上村幸雄
第十五章 言語にかかわる傲慢と危機に瀕した言語――第十四章へのコメント マイケル・クラウス
第十六章 日本語本土諸方言研究の課題――第十四章に関連して 上野善道
第十七章 第十五章・第十六章へのレスポンス 上村幸雄
第十八章 太平洋地域における危機言語とその問題点 崎山理
あとがき
参考文献
索引
第一章 消滅の危機に瀕した言語――崩れゆく言語と文化のエコシステム 宮岡伯人
第二章 世界の言語はどの程度まで生存可能か バーバラ・F・グライムズ
第三章 周縁化とグローバル化による言語の危機 マティアス・ブレンツィンガー
第四章 自分たちの言語をどう見るか――言語維持のための主要因 デビッド・ブラッドレー
第五章 言語が生き残るとはどういうことか?――小言語の(そう単純ではない)将来についての考察 ヴィクター・ゴラ
第六章 言語の危機と言語の死――危機言語を保持し、再活性化するには スティーブン・A・ワーム
第2部 危機言語をどうするか?――保存・記録・調査
第七章 言語の大量消滅と記録――時間との競争 マイケル・クラウス
第八章 記述言語学と新たに記述された言語の標準語化 ヴィレム・F・H・アデラール
第九章 消滅の危機に瀕した言語の記録および保存 バーナード・コムリー
第十章 瀬戸際での出会い――危機言語の話者とのフィールドワーク コレット・グリンバルド
第十一章 研究者の任務・倫理と記録の方法 角田太作
第十二章 地元の声に耳を傾けて 山本昭
第十三章 みずからの体験から――自分たちの手で自分たちのためにする言語研究 オフィリア・ゼペダ
第3部 日本およびその周辺における状況――琉球語・アイヌ語・日本語・太平洋地域
第十四章 日本における危機言語と関連する諸問題 上村幸雄
第十五章 言語にかかわる傲慢と危機に瀕した言語――第十四章へのコメント マイケル・クラウス
第十六章 日本語本土諸方言研究の課題――第十四章に関連して 上野善道
第十七章 第十五章・第十六章へのレスポンス 上村幸雄
第十八章 太平洋地域における危機言語とその問題点 崎山理
あとがき
参考文献
索引