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新版 在留特別許可
本体2,500円+税
ISBN 9784750315775
判型・ページ数 4-6・384ページ
出版年月日 2002/06/01

新版 在留特別許可

アジア系外国人とのオーバーステイ国際結婚

オーバーステイとなったバングラデシュ人が日本人女性と結婚し、「在留特別許可」を獲得するまで。実体験に基づき、「在特」取得までの手続き・仕組みを詳細に語る。「資料」として、多岐にわたる手続きに使われたすべての書類の内容を掲載した。
イントロダクション
本書にかんする用語メモ

1 取材に出かけて、恋に落ちて――出会いから結婚まで
[1] 出会い
 きっかけ/中山荘/「敵意」の理由/彼らは機会がほしいんだ/シャヘドの抗議/再会/アジア人として見られるということ/軍隊が憧れの職業になる国
[2] 日本語学校への疑念
 由比が浜/なぜビザの延長申請が拒否されたのか/出席率は改竄された?
[3] オーバーステイ、そして妊娠
 シャヘドはついにオーバーステイになり、そして…/オーバーステイでも結婚はできる!/「そんなまっ黒い子どもが生まれてきたらどうするんだ」/中絶/家を出る

2 女(わたし)は仕事、男(シャヘド)は家庭――婚姻届提出前後
[1] 中山荘の日々
 二人の生活がはじまった/アパート探し
[2] 婚姻届
 婚姻に必要な書類/婚姻届の提出/「披露宴」/婚姻届が受理された
[3] 在留特別許可申請の準備
 弁護士の見通し/自主出頭で用意した書類

3 長い闘いの始まり――入管への自主出頭、違反調査、仮放免
[1] 違反調査の開始
 自主出頭/「収容します」/違反調査の二回目/違反調査の三回目/抜き打ち訪問/「専業主婦じゃないんだから、夫が収容されても困らないでしょう」
[2] 仮放免
 とつぜんの呼びだし/仮放免に必要な書類/保管金の決定/仮放免

4 入管法は憲法の上にある?――違反審査
[1] 婚姻の効力
 在留特別許可が認められる場合/G教授の「見解」/公的機関は役に立たない
[2] 違反審査
 仮放免中の制約/ふたたび日本語学校へ/入国審査官による違反審査
[3] 日本人であることの嫌悪
 眠れない/あるフリーライターの発言/市民団体/週刊『X』の記者/在日外国人のコメント/国際結婚を考える会/Dさんのアドバイス/退去強制後一年経っても再入国は難しい/在留特別許可のポイント

5 口頭審理、そして在留特別許可へ
[1] 口頭審理
 口頭審理の日が十月十三日に決まる/特別審理官による口頭審理
[2] 在留特別許可が出た日
 記念日ラッシュの十二月/ホセリトとの会話/在留特別許可が出た!

6 I AM NOT WHAT I WAS.
[1] もう、かつての自分はいない
 その後を予感させたはじまり/もうバングラデシュには戻れない
[2] 家族と生い立ち
 インドから移住した母の家族/父母の結婚/父の「再婚」/空軍・進学・就職、そして日本へ
[3] 同国人たちの支え
 日本語学校/ウッジョルの誘い/入管の摘発と“ジャーナリスト”/在留資格が更新できない/アシフのジョーク
[4] 在留特別許可は最低限の権利
 在留特別許可をとるまで/性差別発言にあきれる/法律に違反したものには人権など認めない、という発想/在留特別許可は出ても/日本と日本人のイメージ

資料
参考文献
在留特別許可、その後――あとがきにかえて
[補遺1]一九九九年成立、二〇〇〇年に施行された改定入管法・外登法が意味するもの
[補遺2]東京都知事の「三国人」発言――日本には無数の「石原慎太郎」がいる
「分断統治」とバックラッシュのなかで――新版のためのあとがき

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