本体2,200円+税
ISBN | 9784750312262 |
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判型・ページ数 | 4-6・216ページ |
出版年月日 | 1999/11/01 |
穢れと規範
賤民差別の歴史的文脈
小谷 汪之 著
賤民差別はどのような場で、どのような歴史過程のなかから生み出されたのか。それを支え、維持してきた社会意識とは。歴史学の重要な課題にインドにおける賤民の問題を通じて接近しようとする試み。
序 章 穢れ意識と規範意識―賤民差別の二重性
第一章 穢れ意識と賤民差別―方法的検討
第二章 差別と罪と穢れ―『マヌ法典』による理論的考察
第三章 規範意識と賤民差別―不可触民にかんする実証的考察
第四章 不可触民差別における「近代」―規範意識から浄・不浄意識へ
第五章 インド近代における差別のメカニズム
第六章 インドにおける不可触民差別―正常な差別と異常な差別
第七章 不可触民の職務と得分―マハール・ワタンをめぐる紛争と論争
第一章 穢れ意識と賤民差別―方法的検討
第二章 差別と罪と穢れ―『マヌ法典』による理論的考察
第三章 規範意識と賤民差別―不可触民にかんする実証的考察
第四章 不可触民差別における「近代」―規範意識から浄・不浄意識へ
第五章 インド近代における差別のメカニズム
第六章 インドにおける不可触民差別―正常な差別と異常な差別
第七章 不可触民の職務と得分―マハール・ワタンをめぐる紛争と論争