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差別と戦争
本体5,500円+税
ISBN 9784750312156
判型・ページ数 4-6・404ページ
出版年月日 1999/11/01

差別と戦争

人間形成史の陥穽

十五年戦争期の日本を主たる研究対象として、近現代社会と教育の果たした役割、人間形成の歴史を“差別と戦争”の視点から、批判的に分析・検証する。近現代教育思想史研究の成果を集成する論文集。
序 章 課題と分析視角
 一 近代社会と差別と戦争[安川寿之輔]
 二 「差別と戦争」をめぐる研究の現状[松浦勉]
第1章 「同化」と「文明化」―矢内原忠雄の植民地教育論[佐藤広美]
第2章 アジア太平洋戦争と被差別部落―全国水平社・松本治一郎の戦争協力とその論理[松浦勉]
第3章 十五年戦争期における廃娼運動と教育―日本キリスト教婦人矯風会を中心に[田代美江子]
第4章 日清戦争とアジア蔑視思想―日本近代史像の見直し[安川寿之輔]
第5章 「脱亜入欧」を目指す近代日本のアジア認識―福沢諭吉の中国観を手掛かりにして[肖朗]
第6章 ドイツ啓蒙期にいたる教育概念をめぐる考察―差別の視座から[津田純子]
第7章 戦争と学生をめぐる教育交流史―戦前期日米学生会議に関する考察[渡辺かよ子]
第8章 日中全面戦争期の知識人とマスメディア―『大阪朝日新聞』にみる大学教員の戦時経済論をめぐって[吉川卓治]
第9章 アジア太平洋戦争と日本の教育学―教育科学研究会・宮原誠一の「錬成」論の思想と構造[松浦勉]