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シベリア捕虜収容所『ラーゲル』の中の青春
本体1,200円+税
ISBN 9784750311906
判型・ページ数 A5・136ページ
出版年月日 1999/08/01

シベリア捕虜収容所『ラーゲル』の中の青春

一学徒兵五十五年目の回想

戦後55年をすぎて、ガイドライン、日の丸・君が代、盗聴法と民主主義を踏みにじり、戦前に逆行するかのような日本。自らの戦争、捕虜体験を今あらためてふりかえり、平和と人権の尊さを訴える。
第一部 学徒出陣兵の回想『悲しみの山脈』の裾野に立って
 飢餓の中の青春―地獄を見る/国境を越えて/食糧事情改善闘争/ラーゲル内生活向上闘争/ラーゲルから見たロシア人/帰国(ダモイ)
第二部 ルポルタージュ「餓鬼と畜生」《復刻》
 またまた起こった暴行事件―拓進会のこと/観念論的な民主々義者/ラーゲル内民主化闘争の始まり/食べ物の恨み/「餓鬼」達をなだめる/自己批判の始まり/働く者の立場に立って/仲間が集まってきた/闘いの始まり/「餓鬼」達の立ち上がり/「餓鬼」が「畜生」に勝った!