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イギリス文学を旅する60章
本体2,000円+税
ISBN 9784750347011
判型・ページ数 4-6・400ページ
出版年月日 2018/08/10

イギリス文学を旅する60章  新刊

明治時代の欧化政策のもとで海外文学が翻訳されはじめてから1世紀超、なかでもイギリス文学は現在でも根強い人気を誇っており、文学作品に惹かれてその舞台を訪れる人も多い。作家や作品にちなんだ60の旅を通してイギリスの文化、風土を再発見する一冊。

 

【執筆者一覧】

阿久根利具(あくね・としとも)
評論家 ヨーロッパ現代史専攻
主要著書:『スペイン戦争とイギリス人義勇兵』(れんが書房新社)、『イギリスの歴史を知るための50章』(共著、明石書店)、『イギリス文化事典』(共著、丸善出版)。

麻生えりか(あそう・えりか)
青山学院大学教授 イギリス現代小説専攻
主要著書:『終わらないフェミニズム――「働く」女たちの言葉と欲望』(共著、研究社)、『戦争・文学・表象――試される英語圏作家たち』(共著、音羽書房鶴見書店)、『シリーズ もっと知りたい名作の世界⑥ ダロウェイ夫人』(共著、ミネルヴァ書房)。

安藤聡(あんどう・さとし)
大妻女子大学教授 英国小説・児童文学・英国文化史専攻
主要著書:『ウィリアム・ゴールディング――痛みの問題』(成美堂)、『ファンタジーと歴史的危機』(彩流社)、『ナルニア国物語解読』(彩流社)、『英国庭園を読む』(彩流社)。

伊澤東一(いざわ・とういち)
拓殖大学名誉教授 英文学専攻
主要著書:「飛び入り」『英米文学に描かれた時代と社会』(共著、悠光堂)、「牧歌と哀歌」『拓殖大学論集』192号、「リンマス村のシェリー」『文芸研究』(明治大学文学部紀要)99号。

石原孝哉(いしはら・こうさい)
編著者紹介を参照。

石原千登世(いしはら・ちとせ)
エッセイスト イギリス文学文化専攻
主要著書:『ロンドンを旅する60章』(共著、明石書店)、『イギリス検定』(共著、南雲堂フェニックス)、『イギリスの四季』(共著、彩流社)。

市川仁(いちかわ・ひとし)
編著者紹介を参照。

伊藤節(いとう・せつ)
東京家政大学名誉教授 イギリス19、20世紀小説専攻
主要著書:『終わらないフェミニズム――「働く」女たちの言葉と欲望』(共著、研究社)、『エリザベス・ボウエンを読む』(共著、音羽書房鶴見書店)、イギリス女性作家の半世紀4『80年代・女が語る』(編著、勁草書房)。

宇野毅(うの・たけし)
明治大学教授 イギリス社会論、現代イギリス論専攻
主要著書:『田園のイングランド――歴史と文学でめぐる48景』(共編著、彩流社)、『【増補版】現代イギリスの社会と文化――ゆとりと思いやりの国』(彩流社)、『ロンドンを旅する60章』(共著、明石書店)、『イギリスの四季――ケンブリッジの暮らしと想い出』(共編著、彩流社)。

榎本眞理子(えのもと・まりこ)
恵泉女学園大学名誉教授 イギリス19、20世紀小説専攻
主要著書:『イギリス小説のモンスターたち』(彩流社)、翻訳『震える山』(法政大学出版局)、「世界文学としての『苦海浄土』――石牟礼とウルフ」(『恵泉女学園大学紀要』)。

太田直也(おおた・なおや)
鳴門教育大学大学院教授 19~20世紀イギリス詩専攻
主要著書:『イギリス文化事典』(共編著、丸善出版)、『異文化への道標』(共著、大空社)、『ディラン・トマス書簡集』(共訳、東洋書林)。

大渕利春(おおふち・としはる)
駒澤大学専任講師 イギリス小説専攻
主要著書:『亡霊のイギリス文学』(共著、金星堂)、『チョーサーと英文学』(共著、金星堂)。

川成洋(かわなり・よう)
法政大学名誉教授 イギリス現代史専攻
主要著書:『英国スパイ物語』(中公選書)、『青春のスペイン戦争――ケンブリッジ大学の義勇兵たち』(中公新書)、『紳士の国のインテリジェンス』(集英社新書)。

木村正俊(きむら・まさとし)
神奈川県立外語短期大学名誉教授 スコットランド文学専攻
主要著書:『文学都市エディンバラ』(編著、あるば書房)、『スコットランド文学――その流れと本質』(編著、開文社出版)、『スコットランドを知るための65章』(編著、明石書店)、『ケルトを知るための65章』(編著、明石書店)。

倉崎祥子(くらさき・しょうこ)
松蔭大学教授 アメリカ文学・女性学専攻
主要著書:『現代アメリカ小説Ⅱ』(共訳、彩流社)、『アメリカ1920年代――ローリング・トウエンティーズの光と影』(共著、金星堂)、『イギリス文化事典』(共著、丸善出版)。

小林清衛(こばやし・せいえい)
中央大学名誉教授 イギリス文学専攻
主要著書:『近代劇の変貌――「モダン」から「ポストモダン」へ』(共著、中央大学出版部)、『イギリス文化事典』(共編著、丸善出版)、『イギリスの歴史を知るための50章』(共著、明石書店)。

小林直樹(こばやし・なおき)
法政大学兼任講師 イギリス文学専攻
主要著書:『英文学のディスコース』(共著、北星堂書店)、『イギリス検定』(共著、南雲堂フェニックス)、『イギリス文化事典』(共著、丸善出版)。

今野史昭(こんの・ふみあき)
明治大学専任講師 イギリス文学専攻
主要著書:『田園のイングランド――歴史と文学でめぐる48景』(共著、彩流社)、『ロンドン歴史地名辞典』(共訳、柊風社)、論文「“The deserts of Bithynia”: An Ancient Country in Charles Kean.s The Winter’s Tale」(演劇研究センター紀要 VIII)。

佐藤アヤ子(さとう・あやこ)
明治学院大学名誉教授 カナダ文学専攻
主要著書:『カナダを旅する37章』(共著、明石書店)、『負債と報い――豊かさの影』(翻訳、岩波書店)、『またの名をグレイス』(翻訳、岩波書店)。

佐藤郁子(さとう・いくこ)
苫小牧駒澤大学教授 18、19世紀イギリス文学・文学専攻
主要著書:『ブロンテと芸術――実生活の視点から』(共著、大阪教育図書)、『イギリス文学と文化のエートスとコンストラクション』(共著、大阪教育図書)、『文藝禮讃――イアスとロゴス』(共著、大阪教育図書)。

佐藤豊(さとう・ゆたか)
青森大学教授 17・18世紀イギリス文学(古典詩)専攻
主要著書:『ドライデン『平信徒の宗教』と『メダル』――近代イギリス史の中の詩と政治』(彩流社)、『ウォルター・スコット伝』(共訳、彩流社)、マーク・トウェイン『ミステリアス・ストレンジャー44号』(共訳、彩流社)。

清水純子(しみず・じゅんこ)
法政大学兼任講師 欧米文化専攻
主要著書:『様々なる欲望――フロイト理論で読むユージン・オニール』(彩流社)、『アメリカン・リビドー・シアター――蹂躙された欲望』(彩流社)、『イギリス文化事典』(共著、丸善出版)。

白鳥義博(しらとり・よしひろ)
駒澤大学准教授 イギリス小説専攻
主要著書:『18世紀イギリス文学研究 第5号』(共著、開拓社)、『イギリスの歴史を知るための50章』(共著、明石書店)、『イギリス文学に描かれた時代と社会』(共著、悠光堂)。

須田篤也(すだ・あつや)
千葉大学兼任講師 イギリス文学専攻
主要著書:『英米文学にみる仮想と現実』(共著、彩流社)、『英米文学に描かれた時代と社会』(共著、悠光堂)、『イギリスの歴史を知るための50章』(共著、明石書店)。

高野秀夫(たかの・ひでお)
駒澤大学名誉教授 英文学専攻
主要著書:『文学と人間 中島関爾教授追悼倫文集』(金星堂)、Cross-Cultural Reading of George Eliot(北星堂)、『ジョージ・エリオットの異文化世界』(春風社)。

高野正夫(たかの・まさお)
駒澤大学名誉教授 英文学専攻
主要著書:『感性の宴――キーツ、ワーズワス、ブレイク』(篠崎書林)、『フィリップ・ラーキンの世界――「言葉よりも愛を」』(国文社)、『フィリップ・ラーキン――愛と詩の生涯』(春風社)。

高山信雄(たかやま・のぶお)
大正大学名誉教授 イギリス・ロマン派とくにコウルリッジ研究、イギリス文化論研究
主要著書:『コウルリッジ研究』(こびあん書房)、『イギリス文化論序説』(こびあん書房)、『イギリスの生活と文化』(文芸広場社)。

滝珠子(たき・たまこ)
ケンブリッジ日本人会会長
主要著書:「花恋鳥のモノローグ」(THE IRIS PRESS)

立野正裕(たての・まさひろ)
明治大学名誉教授 英米文学専攻
主要著書:『精神のたたかい』(スペース伽耶)、『黄金の枝を求めて』(スペース伽耶)、『根源への旅』(彩流社)等多数。

塚本倫久(つかもと・みちひさ)
愛知大学教授 英語学専攻
主要著書:『プログレッシブ英語コロケーション辞典』(小学館)、『プログレッシブ英語コロケーション練習帳』(小学館)、『英語辞書をつくる』(共著、大修館書店)。

中村哲子(なかむら・てつこ)
駒澤大学教授 イギリス・アイルランド文学専攻
主要著書:『ジェイン・オースティン研究の今』(共著、彩流社)、『身体医文化論』(共著、慶應義塾大学出版会)、Literature and Language Learning in the EFL Classroom(共著、Palgrave Macmillan)。

橋本清一(はしもと・せいいち)
青山学院大学名誉教授 イギリス文学専攻
主要著書:『ロレンス文学鑑賞事典』(共編著、彩流社)、『自然とヴィジョン――イギリス・アメリカ・アイルランドの文学』(共著、北星堂書店)、『英米文学に見る男女の出会い』(共著、北星堂書店)。

濱口真木(はまぐち・まさき)
駒澤大学非常勤講師 ジョン・キーツ専攻
主要著書:『イギリスの歴史を知るための50章』(共著、明石書店)、『栴檀の光』(共著、金星堂)、『北米文化事典』(共著、日本英語文化学会)。

平井杏子(ひらい・きょうこ)
昭和女子大学名誉教授 イギリス現代文学
主要著書:『アイリス・マードック』(彩流社)、『カズオ・イシグロ――境界のない世界』(水声社)、『アガサ・クリスティを訪ねる旅』(大修館書店)。

平賀三郎(ひらが・さぶろう)
日本シャーロック・ホームズクラブ関西支部代表・関西ホームズ協会主宰者。教育行政、シャーロック・ホームズ研究
主要著書:『私立大学事務運営要綱』(私立大学協会)、『シャーロック・ホームズ学への招待』(丸善ライブラリー)、『ホームズ聖地巡礼の旅』(青弓社)。

福田一貴(ふくだ・かずたか)
駒澤大学准教授 中世英語英文学専攻
主要著書:『イギリスの歴史を知るための50章』(共著、明石書店)、『英語学:現代英語をより深く知るために――世界共通語の諸相と未来』(共著、春風社)、『ロンドンを旅する60章』(共著、明石書店)。

藤本昌司(ふじもと・まさし)
東海大学名誉教授 中世イギリス文学専攻
主要著書:『チョーサー「カンタベリー物語」論考』(鳳書房)、『英米文学序説――技法と物語性を中心として』(松柏社)、『文学と文化の研究――英米文学からの視座』(鳳書房)、『チョーサーと中世をながめて』(『チョーサー研究会20周年記念論文集』)(麻生書店)。

松島正一(まつしま・しょういち)
学習院大学名誉教授 イギリスロマン主義文学
主要著書:『孤高の芸術家ウィリアム・ブレイク』(北星堂)、『イギリス・ロマン主義事典』(北星堂)、『対訳ブレイク詩集』(岩波文庫)。

山口晴美(やまぐち・はるみ)
エッセイスト イギリス文化論専攻
主要著書:『子連れママ イギリス滞在ふんせん記』(光人社)、『イギリス文化事典』(共著、丸善出版)、『イギリスの歴史を知るための50章』(共著、明石書店)。

横森正彦(よこもり・まさひこ)
元淑徳大学教授、文芸評論家 イギリス16世紀文学演劇専攻
主要著書:『シェイクスピア悲劇の家族』(旺史社)、『シェイクスピア劇中の人間像』(旺史社)、『シェィクスピア言葉と人生』(旺史社)。

吉岡栄一(よしおか・えいいち)
東京情報大学名誉教授 文芸評論家 イギリス現代文学専攻
主要著書:『亡命者ジョウゼフ・コンラッドの世界』(南雲堂フェニックス)、『村上春樹とイギリス』(彩流社)、『開高健の文学世界――交錯するオーウェルの影』(アルファベータブックス)。

渡辺福實(わたなべ・ふくみ)
中央大学名誉教授 イギリス詩専攻
主要著書:『イギリス文化事典』(共編著、丸善出版)、ジョゼフ・ジュッファ『ベーラ・バラージュ 人と芸術家』(共訳、創樹社)、論文「ワーズワスと宮澤賢治――記憶の風景と心象風景」(中央大学英米文学会)。

 まえがき
 イギリス・アイルランド全図


第Ⅰ部 古代・中世

 1 今なお語り継がれる伝説――アーサー王①
 2 キャメロット伝説を訪ねて――アーサー王
 3 英詩の草分け的存在――ジョン・ガワー
 4 英詩の父――ジェフリー・チョーサー
  [コラム1]イギリス人が英語で文学を書けるようになるまで


第Ⅱ部 ルネサンス期

 5 暴君に翻弄された人生――トマス・モア
 6 詩人の王――エドマンド・スペンサー
 7 数奇な運命をたどった劇作家――クリストファー・マーロウ
 8 文豪が暮らした二つの家――ウィリアム・シェイクスピア①
 9 文豪の家族が暮らした家――ウィリアム・シェイクスピア②
 10 ショーディッチの劇場と弟の眠る墓――ウィリアム・シェイクスピア③
  [コラム2]サム・ワナメイカーとグローブ座再建
 11 盲目の大詩人――ジョン・ミルトン
 12 職人伝道者――ジョン・バニヤン
 13 激動期を生き抜いた桂冠詩人――ジョン・ドライデン
  [コラム3]女人禁制だった舞台に女優を登用したダヴィナント


第Ⅲ部 18世紀

 14 大富豪から一転破産した――ダニエル・デフォー
  [コラム4]スコットランド合併に暗躍した秘密諜報工作員――デフォー
 15 辛辣な諷刺作家――ジョナサン・スウィフト
 16 小説が記憶する郷土色――ヘンリー・フィールディング
 17 文壇の大御所――サミュエル・ジョンソン①
 18 辞書編纂家――サミュエル・ジョンソン②
  [コラム5]ホガースが見たロンドン
 19 スコットランドの国民詩人――ロバート・バーンズ


第Ⅳ部 19世紀前半・ロマン派の時代

 20 孤高の芸術家――ウィリアム・ブレイク
 21 ロマン派の旗手――ウィリアム・ワーズワス
 22 文学理論の先駆者――サミュエル・テイラー・コウルリッジ
 23 小説に新天地を開いた――ウォルター・スコット
 24 人情の機微と哀歓に優しい目を向けた――チャールズ・ラム
 25 機知溢れる小説家――ジェイン・オースティン
 26 情熱の詩人――ジョージ・ゴードン・バイロン
  [コラム6]バイロンの館
 27 旅の途上のアット・ホーム――パーシー・ビッシュ・シェリー
 28 薄幸の天才――ジョン・キーツ


第Ⅴ部 19世紀後半・ヴィクトリア女王の時代

 29 大英帝国を代表する言論人――トマス・カーライル
 30 貴族になった国民詩人――アルフレッド・テニソン
 31 イギリスの国民的作家――チャールズ・ディケンズ
  [コラム7]文学に見る産業革命の光と影
 32 悲劇のヒロイン――ブロンテ姉妹①
 33 『嵐が丘』を生んだ村ハワース――ブロンテ姉妹②
 34 町が世界に誇る女性作家――ジョージ・エリオット
 35 本当は数学者――ルイス・キャロル
 36 多彩な芸術家――ウィリアム・モリス
  [コラム8]レ・ファニュのアイルランドとイギリス小説


第Ⅵ部 世紀末から20世紀初頭

 37 自然主義作家の旗手――トマス・ハーディ
 38 唯美主義の作家――オスカー・ワイルド
  [コラム9]ヴィクトリア時代の倫理と文学の自由
 39 光と闇――ロバート・ルイス・スティーヴンソン
 40 機知縦横の世界的作家――ジョージ・バーナード・ショー
 41 ポーランド出身のエグザイル作家――ジョウゼフ・コンラッド
 42 世界一の名探偵を生んだ――アーサー・コナン=ドイル
 43 アイルランド文芸復興をリードした――ウィリアム・バトラー・イェイツ
 44 湖水地方の風――ビアトリクス・ポター
 45 裏の顔もあった――サマセット・モーム
 46 モダニズムの作家――ヴァージニア・ウルフ
 47 現代の叙事詩を書いた――ジェイムズ・ジョイス
 48 流浪の旅――ディヴィッド・ハーバート・ロレンス
 49 夭折の天才詩人――ルパート・ブルック
  [コラム10]二つの炬火
 50 魂の遍歴を辿って――トマス・スターンズ・エリオット
 51 「人間らしい(ディーセント)」世界を命がけで求めた――ジョージ・オーウェル
 52 放蕩の天才詩人――ディラン・トマス



第Ⅶ部 20世紀後半・現代

 53 ミステリー誕生の地――アガサ・クリスティ
 54 日本との絆も深い――エドマンド・ブランデン
 55 心理小説の名手――エリザベス・ボウエン
 56 海軍情報部(NID)予備大尉――イアン・フレミング
 57 田舎暮らしを愛した詩人――フィリップ・ラーキン
 58 憧れの日本の入国を拒否された作家――グレアム・グリーン
  [コラム11]スーザン・ヒルの『ウーマン・イン・ブラック』
 59 ノーベル賞作家の第二の故郷――カズオ・イシグロ
 60 『ハリー・ポッター』の生みの親――J・K・ローリング


 『イギリス文学を旅する60章』参考文献
 図版出典

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