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ベトナムとバリアフリー
本体4,600円+税
ISBN 9784750347059
判型・ページ数 A5・320ページ
出版年月日 2018/07/31

ベトナムとバリアフリー  新刊

当事者の声でつくるアジア的インクルーシブ社会

障害者の社会参加を促進するうえで不可欠な、公共交通機関を含む都市のバリアフリー動線。その実態を分析するため、車椅子の研究者がアジアの諸都市を実際に走ってみた。豊富な体験や現地でのインタビューから、本当に「使える」バリアフリーを実現するための糸口が見えてくる。

 

アジアを見れば、日本が見える。
アジアの都会と地方を車椅子で疾走しながら上梓した、著者渾身の力作。意欲作。
――福島智(東京大学先端科学技術研究センター教授)推薦

 はしがき

序章 途上国にとってのバリアフリー
 0・1 本書の目的と背景
 0・2 問題意識
 0・3 バリアフリー史と先行研究レビュー
 0・4 本書におけるバリアフリーと関連する語句の定義
 0・5 方法論
 0・6 フィールドと対象
 0・7 本書の構成

第1章 権利としてのバリアフリー
 1・1 バリアフリーの正当性
 1・2 福祉先進国のバリアフリー化
  1・2・1 北欧
  1・2・2 米国
 1・3 アジアのバリアフリー化の動き――国連とその影響
  1・3・1 国連障害者生活環境専門家会議
  1・3・2 国連と障害者年
  1・3・3 アジア太平洋障害者の十年
  1・3・4 障害のある人の権利に関する条約(2006年)
 1・4 小括

第2章 ベトナムとバリアフリー
 2・1 障害者の概況
 2・2 ベトナムの障害者にとってのバリアフリー
 2・3 政府からのバリアフリー――法における障害者とバリアフリー
  2・3・1 憲法における障害者
  2・3・2 障害者に関連する法律
  2・3・3 バリアフリーの概念
  2・3・4 書籍『交通バリアフリー』
 2・4 事業者が供給するバリアフリー
  2・4・1 都市
  2・4・2 バス
  2・4・3 地下鉄
 2・5 障害者へのインタビュー
  2・5・1 DPハノイにおけるインタビュー
  2・5・2 DRDにおけるインタビュー
  2・5・3 VNAHにおけるインタビュー
  2・5・4 VFDにおけるインタビュー
  2・5・5 傷病兵のインタビュー
  2・5・6 一般の障害者
 2・6 小括

第3章 ベトナムの市民にとってのバリアフリー
 3・1 ベトナム2大都市の公共交通の現状と問題点
 3・2 市民の意識調査――アンケートの集計結果から
 3・3 小括

第4章 他都市のバリアフリー
 4・1 北京――社会主義とバリアフリー
  4・1・1 政府からのバリアフリー化
  4・1・2 北京のバリアフリー――フィールドワークを通しての検証
  4・1・3 調査結果の考察
  4・1・4 北京編の小括
 4・2 バンコク――東南アジアにおけるバリアフリーと社会運動
  4・2・1 政府からのバリアフリー化
  4・2・2 事業者側からのバリアフリー化に対する調査
  4・2・3 障害者の活動
  4・2・4 インタビュー
  4・2・5 バンコク編の小括
 4・3 台北――バイク社会におけるバリアフリー化
  4・3・1 政府からのバリアフリー
  4・3・2 事業者からのバリアフリー
  4・3・3 インタビュー
  4・3・4 公共交通機関とバイクとの関係
  4・3・5 障害者と公共交通の関係
  4・3・6 台北編の小括

第5章 社会とバリアフリー
 5・1 政府の役割
 5・2 障害者の役割
 5・3 事業者の役割
 5・4 バリアフリー化の三角形
 5・5 バリアフリーの形態

第6章 ベトナム型バリアフリー
 6・1 形式的バリアフリーとその認識
 6・2 日本のバリアフリー文化
 6・3 日越のバリアフリー文化の比較考察

第7章 ベトナムにみられるバリアフリー化の課題
 7・1 議論の整理と形式的バリアフリーの要因
 7・2 バリアフリー化の知識と経験
 7・3 バリアフリー化の目的地

終章 動き始めたベトナム――4年後のバリアフリー化の検証

 参考文献一覧
 インタビュー
 付録
  ハノイにおける調査票
  ホーチミンにおける調査票
 略語一覧
 索引
 あとがき

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