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グアテマラを知るための67章【第2版】
本体2,000円+税
ISBN 9784750346892
判型・ページ数 4-6・392ページ
出版年月日 2018/07/10

グアテマラを知るための67章【第2版】  新刊

先住民の言葉で「薪になる木の豊かな場所」に由来する「グアテマラ」。マヤ文明揺籃の地で現在でもマヤ文化が息づく一方で、征服者スペインの文化と融合し多彩な魅力を放っている。20世紀後半から続いた長い内戦を終えて新たに発展を目指す国の現況を活写。

 

【執筆者一覧】

青山和夫(あおやま・かずお)
茨城大学人文社会科学部教授
専攻:マヤ文明学、メソアメリカ考古学、文化人類学
主な著作:『マヤ文明を知る事典』(東京堂出版、2015年)、『マヤ文明』(岩波新書、2012年)、『古代メソアメリカ文明』(講談社、2007年)。

大木雅志(おおき・まさし)
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 国際開発アドバイザリー シニアアナリスト
専攻:国際政治学、中米地域研究
主な著作:『現代スペインの諸相――多民族国家への射程と相克』(共著、明石書店、2016年)、『マドリードとカスティーリャを知るための60章』(共著、明石書店、2014年)、『スペインのガリシアを知るための50章』(共著、明石書店、2011年)。

大越翼(おおこし・つばさ)
京都外国語大学外国語学部教授
専攻:マヤ地域の歴史人類学
主な著作:“Construccion del ‘futuro pasado’ una reflexion sobre la elaboracion y traslado de los titulos de tierras mayas coloniales,” Cuadernos de Linguistica de El Colegio de Mexico, 5(1), 2018; “Espacio, tiempo y escritos: los titulos de tierras y la red de comunicacion entre los pueblos de indios de Yucatan,” Indiana 34(2), 2017; “Los documentos mayas de la epoca colonial,” Sergio Quezada, Jorge Castillo e Ines Ortiz Yam (eds.) Historia general de Yucatan: Yucatan en el orden colonial, 1517-1811. Universidad Autonoma de Yucatan, Merida, Yucatan, 2014.

片桐真(かたぎり・まこと)
グアテマラ、アンティグア市在住。Centro Linguistico ATABAL(アタバル言語センター)経営者。観光ガイド・通訳、政府関係プロジェクトなどに随行。

加藤隆浩(かとう・たかひろ)
関西外国語大学外国語学部特任教授、ペルー・リカルドパルマ大学名誉教授
専攻:ラテンアメリカの文化人類学
主な著作:『ラテンアメリカの民衆文化』(編著、行路社、2010年)、Tejidos de suenos: Imagenes y fiesta en el mundo andino, Fondo editorial del congreso del Peru, 2013.

川原英一(かわはら・えいいち)
外務省参与・大使、和歌山大学客員教授、前駐グアテマラ特命全権大使
専攻:外交(国際機関・経済)
主な著作:「トランプ大統領に熱く語ったマクロン大統領の米国訪問(2018年5月)」霞関会時事コラム(https://www.kasumigasekikai.or.jp/2018-05-10-4/)、「変革期のグアテマラ」(『グアテマラ・マヤ文化協会会報』No.32、2017年)。

小坂亜矢子(こさか・あやこ)
専攻:文化人類学
主な著作:屋須弘平『グアテマラの写真家屋須弘平の手記――波瀾万丈の生涯』(翻訳、藤沢町文化振興協会、2004年)。

狐崎知巳(こざき・ともみ)
専修大学経済学部教授
専攻:開発経済学、ラテンアメリカ地域研究
主な著作:『ハイチとドミニカ共和国』(共著、アジア経済研究所、2018年)、『グアテマラ内戦後――人間の安全保障の挑戦』(共編著、明石書店、2009年)、『グアテマラ 虐殺の記憶』(共編著、岩波書店、2000年)。

小林グレイ愛子(こばやし・ぐれい・あいこ)
タぺストリーアーティスト。グアテマラの民族衣装のコレクターでもある。日本、スペイン、グアテマラなどに住み、現在北カリフォルニア在住。ウェブサイト:www.aikokobayashi.com

小林致広(こばやし・むねひろ)
神戸市外国語大学/京都大学名誉教授
専攻:エスノヒストリー、メソアメリカ地域研究
主な著作:『メキシコ・ラカンドン密林地域における先住民族の自治・自立の試み』(神戸市外国語大学、2009年)、『老アントニオのお話し』(翻訳、現代企画室、2005年)、Tres estudios sobre el sistema tributario de los mexicas, CIESAS, 1993.

近藤敦子(こんどう・あつこ)
グァテマラ・マヤ文化友好協会理事
専攻:グァテマラ共和国現代政治史
主な著作:『グァテマラ断章――現代史の襞の中に隠されたエピソード』(エクセルシア、2009年)、『グァテマラ現代史――苦悩するマヤの国』(彩流社、1996年)。

榊玲子(さかき・れいこ)
たばこと塩の博物館主任学芸員
専攻:ラテンアメリカ植民地時代史、ガレオン貿易史
主な著作:「東西を結んだ海上の道 ガレオン貿易」(日本メキシコ交流400周年記念特別展「ガレオン船が運んだ友好の夢」図録、たばこと塩の博物館、2010年)、「ヌエバ・エスパーニャのたばこ関連史料についての一報告」(『たばこと塩の博物館研究紀要第9号 開館30周年記念論集』たばこと塩の博物館、2009年)。

桜井三枝子(さくらい・みえこ)
1944年生まれ。元大阪経済大学人間科学部・人間科学研究科教授、京都外国語大学ラテンアメリカ研究所客員研究員。博士(上智大学、地域研究)。
専攻:文化人類学、メソアメリカ地域研究
主な著作:「グアテマラ 民族の階層のくびきを超えて」「ホンジュラス ジェンダー格差をどう乗り越えるのか」(国本伊代編『ラテンアメリカ 21世紀の社会と女性』新評論、2015年)、『ホンジュラスを知るための60章』(共編著、明石書店、2014年)、「生まれ故郷に住む外国人、メキシコ移民の足跡をたどる」(『アメリカス世界のなかのメキシコ』天理大学アメリカス学会編、2011年)、『グローバル化時代を生きるマヤの人々』(明石書店、2010年)、「民族衣装のメッセージ性を読み解く」(加藤隆浩編著『ラテンアメリカの民衆文化』行路社、2007年)。

杉山立志(すぎやま・りゅうじ)
名古屋文理大学健康生活学部准教授
専攻:食品機能学、香辛料の機能と活用に関する研究
主な著作:Capsaicinoids Production and Accumulation in Epidermal Cells on the Internal Side of the Fruit Pericarp in ‘Bhut Jolokia’ (Capsicum chinense), CYTOLOGIA, 82(3), 2017; 「カプサイシン含有率と隔壁表面積計測によるトウガラシ果実におけるカプサイシン生合成能の評価」(共著『Plant Morphology』18号、日本植物形態学会、2006年)。

鈴木真太郎(すずき・しんたろう)
グアテマラ、デルバジェ大学 考古学人類学研究センター准教授/主任研究員
専攻:バイオアーキオロジー(生物考古学)
主な著作:Suzuki, Shintaro, Vera Tiesler & T. Douglas Price, “Human Migration and Ethnic Expression in Southeastern Borderland of Mesoamerica: A Bioarchaeological Perspective from Copan, Honduras,” Cathy Willermet & Andrea Cucina (eds.), Interdisciplinary Approaches to Pre-European Mesoamerican Population History, Gainesville: University of Florida Press, 2018; “Modelado cefalico en la periferia sureste del Area Maya: una nueva perspectiva en la formacion y el desarrollo del Copan Clasico,” V. Tiesler (ed.), Modificaciones cefalicas en Mesoamerica: significados, formas y aproximaciones a su estudio, Mexico City: Universidad Nacional Autonoma de Mexico, 2018; Suzuki, Shintaro, & Vera Tiesler. “Estrategias alternas para la valoracion histomorfologica de la edad a la muerte en restos esqueleticos deteriorados. Aplicaciones en la bioarqueologia del Area Maya,” Revista Argentina de Antropologia Biologica 18(2), 2016.

高林則明(たかばやし・のりあき)
元京都外国語大学教授
専攻:ラテンアメリカ文学、アンデス地域研究
主な著作:「アルゲダス『すべての血』の評価をめぐるノート」(『スペイン語世界のことばと文化』行路社、2003年)、『魔術的リアリズムの淵源』(人文書院、1997年)、“Huellas de la vida del novelista y sus fricciones con la sociedad: El caso de Toson Shimazaki,” Actual (Univ. de Los Andes, Venezuela), No.67-68, 2008.

滝奈々子(たき・ななこ)
京都市立芸術大学芸術資源センター非常勤講師
専攻:民族音楽学(中米)、芸術学、臨床哲学
主な著作:「Un Trabajo del Professor Usaburo Mabuchi de 1976――グアテマラ高地チャフル・イシルの縦笛と両面太鼓」(京都市立芸術大学芸術資源センター、2018年)、“Ritual music and Q'eqchi'Maya women in the post-war highland Guatemala.”

辻豊治(つじ・とよはる)
京都外国語大学名誉教授
専攻:ラテンアメリカ近現代史
主な著作:『ラテンアメリカ切手図録――切手が語る歴史と文化』(京都外国語大学、2018年)、“Los sellos en la historia y la poitica de America Latina” (『京都外国語大学研究紀要』Vol. LXXIX、2012年)。

敦賀公子(つるが・きみこ)
明治大学商学部特任准教授
専攻:ラテンアメリカ地域研究、社会言語学
主な著作:『中米のナワ系言語――植民地時代の多言語社会におけるリンガ・フランカから消滅の危機言語へ』(神戸市外国語大学大学院外国語学研究科文化交流専攻博士論文、2013年、本姓・五十嵐で執筆)、『たちあがる言語・ナワト語――エルサルバドルにおける言語復興運動』(マリア・カステジャノス・佐野直子・敦賀公子の共著、グローバル社会を歩く研究会、2012年)。

テロン、アンドレア(Terron Gomez, Andrea del Carmen)
グアテマラ・ポポル・ヴフ博物館勤務を経て、現在デルヴァジェ大学講師
専攻:博物館学。英国、メキシコ、グアテマラの博物館にてグアテマラ関連の展示の指揮、データベースや展示用図録を作成。

トゥリオ・ゴメス、マルコ(Tulio Gomez Ramirez, Marco, S.J.)
国際フェ・イ・アレグリア連盟事務局(コロンビア)イエズス会士
専攻:社会文化人類学、神学
主な著作:“Comunidad e identidad juventil, la identidad juventil como construccion comunitaria, en Estudios culturales centroaericanos en el nuevo milenio, Antigua, eds., Mark Zinmmerman y Gabriela Bueza Ventural, CIRMA, 2003; La Construccioon de la identidad social de javenes en una comunidad marginal, Universidad del Valle, Guatemala, 2002;「グアテマラにおけるアイデンティティとエスニシティと言語」白川奈津美訳(加藤隆浩編著『ことばと国家のインターフェイス』行路社、2012年)。

冨田晃(とみた・あきら)
弘前大学教育学部准教授
専攻:芸術教育
主な著書:『楽器は語る――スティールパンから津軽三味線まで』(千里文化財団、2015年)、『祝祭と暴力――スティールパンとカーニヴァルの文化政治』(二宮書店、2005年)。

中村誠一(なかむら・せいいち)
金沢大学人間社会研究域附属国際文化資源学研究センター教授
専攻:マヤ考古学、文化資源学、世界遺産学
主な著作:『マヤ文明を掘る――コパン王国の物語』(NHKブックス、2007年)、『金沢大学文化資源学研究 第16号――異分野融合研究を通したマヤ考古学の新展開』(共編著、2017年)、Investigaciones Arqueologicas en los Grupos 9L-22 y 9L-23, Copan, Honduras Vol. 1 (editor), Kanazawa Cultural Resource Studies, No.17, 2018.

長谷川来夢(はせがわ・らむ)
摂南大学職員
主な著作:「国家の象徴」(桜井三枝子・中原篤史編著『ホンジュラスを知るための60章』明石書店、2014年)、「メキシコ、地方領袖に関する覚書き――シエラ・ネグラ山岳地域、サカテペック村の一事例から」(『大阪経大論集』第61巻第6号(通巻第321号)人間科学特集号、2011年)。

半田昌之(はんだ・まさゆき)
公益財団法人 日本博物館協会専務理事
専攻:産業技術史、博物館学
主な著作:『煙草おもしろ意外史』(共著、文春文庫、2002年)、『塩のはなし』(さ・え・ら書房、1986年)。

藤井嘉祥(ふじい・よしただ)
摂南大学外国語学部准教授
専攻:ラテンアメリカ地域研究、労働社会学
主な著作:「NAFTA改定を控えるメキシコの輸出製造業――トラスカラ州の事例」(『ラテンアメリカレポート』Vol.34、No.2、2018年)、「MFA失効後のグアテマラ・アパレル産業の機能的高度化――韓国企業の役割に焦点を当てて」(『ラテン・アメリカ論集』第49号、2015年)。

本谷裕子(ほんや・ゆうこ)
慶應義塾大学法学部教授
専攻:文化人類学、民族服飾学
主な著作:「グアテマラ高地先住民女性の織りと装いが織りなす異文化受容」(『民族藝術』33号、2017年)、「マヤ先住民女性の衣文化の謎を探る」(青山和夫・米延仁志・坂井正人・高宮広土編「文明の盛衰と環境変動――マヤ・アステカ・ナスカ・琉球の新しい歴史像」岩波書店、2014年)。

真鍋周三(まなべ・しゅうぞう)
兵庫県立大学名誉教授
専攻:ラテンアメリカ植民地時代史、アンデス地域史
主な著作:『ボリビアを知るための73章【第2版】』(編著、明石書店、2013年)、『トゥパック・アマルの反乱に関する研究――その社会経済史的背景の考察』(神戸商科大学経済研究所、1995年)。

マルティネス、アラセリ(Martinez Rodas, Aracely Julieta)
グアテマラ・デルヴァジェ大学大学院研究科教員
専攻:現代の移民問題
主な著作:Yo Migrante. Guatemala: DBuk Editores, 2016; “Geographical and individual determinants of rural out-migration to a tropical forest protected area the Maya biosphere reserve, Guatemala”. David Lopez-Carr, Aracely Martinez, Richard E. Bilsborrow and Thomas M. Whitmore. En European Journal of Geography, Volume 8, Number 2:78-106, February 2017; “Las organizaciones guatemaltecas como actores transnacionales: resultados de la encuesta a migrantes en Estados Unidos”, en Migraciones en America Central: politicas, territorios y actores. Sandoval Garcia, Carlos (ed.). Instituto de Investigaciones Sociales-Universidad de Costa Rica. San Jose: Editorial UCR, 2016; “Sujetos migrantes colectivos: la experiencia organizativa maya en Estados Unidos” en Estar aqui y estar alla: poblacion retornada, deportada, familiares de migrantes y otros actores en el norte de Huehuetenango. Roldan Andrade, Ursula. INGEP-URL, Guatemala: Editorial Cara Parens, 2016.

村上忠喜(むらかみ・ただよし)
京都産業大学文化学部教授
専攻:(日本)民俗学
主な著作:「伝統的な都市の民俗」(内田忠賢・村上忠喜・鵜飼正樹『日本の民俗10 都市の生活』吉川弘文館、2009年)、「グァテマラ高地マヤの定期市と村落」(JT中南米学術調査プロジェクト編集、たばこと塩の博物館発行『グァテマラ中部・南部における民俗学調査報告書』1997年)。

八杉佳穂(やすぎ・よしほ)
国立民族学博物館名誉教授
専攻:中米言語学、中米文化史
主な著作:『チョコレートの博物誌』(世界思想社、2004年)、『マヤ文字を解く』(中央公論新社、2003年)。

安原毅(やすはら・つよし)
南山大学国際教養学部教授
専攻:開発経済学、ラテンアメリカ経済
主な著作:「メキシコ――貿易自由化の次に目指すもの」(『ラテンアメリカ・レポート』vol.31、No.1、JETROアジア経済研究所、2014年)、『メキシコ経済の金融不安定性』(新評論、2003年)、“Inestabilidad financiera en America Latina desde la perspectiva Kaleckiana y Minskyana,” (Problemas del Desarrollo 誌、Vol.44、No.172、メキシコ国立自治大学経済研究所、2013年)。

吉川恵美子(よしかわ・えみこ)
上智大学外国語学部教授
専攻:ラテンアメリカ現代演劇
主な著作:「佐野碩を迎えたメキシコの演劇事情――1930年代から40年代にかけて」(『ラテンアメリカ・モノグラフ・シリーズ』No.27、上智大学イベロアメリカ研究所、2018年)、『佐野碩 人と仕事 1905-1966』(共著、藤原書店、2015年)。

吉田和隆(よしだ・かずたか)
在エルサルバドル日本国大使館勤務
専攻:文化人類学
主な著作:「ぺニャ・ニエト政権による教育改革の動向と今後の展望」(『ラテンアメリカ時報』2015年秋号、NO.1412)、「プロテスタント布教――バプティスト派教会の挑戦」(桜井三枝子・中原篤史編著『ホンジュラスを知るための60章』明石書店、2014年)。

ロメロ、セルヒオ(Romero, Sergio Francisco)
米国テキサス大学(オースティン)准教授
専攻:言語学
主な著作:Language and ethnicity among the K'ichee' Maya. University of Utah Press, 2015; Ethnicity and Regional Stereotypes in Standard Ixhil (Ixil) Mayan. Language and Communication (In Press); Los manuscritos en nahuatl centroamericano y la historia cultural de Guatemala. Anales de la Academia de Geografia e Historia de Guatemala. (In Press); ‘Brujos’, mitos y modernidad en la historia oral k'ichei'. Estudios de cultura maya 50, 2017; ‘Bill Gates speaks K'ichee': The corporatization of linguistic revitalization in Guatemala. Language and Communication 47, 2016.

 はじめに
 地図


Ⅰ グアテマラへの誘い

第1章 「薪になる木の豊かな場所」――多様な自然環境
第2章 歴史的変遷――行政区分と経済構造
第3章 グアテマラの地名――多くはナワトル語を起源
第4章 多様な人々と多様な文化――インディヘナとは、ラディーノとは
第5章 トウモロコシを育て食べる最高の技術をもつ人々――食事の科学
 【コラム1】ポジョ・カンペーロ――グアテマラ発の世界企業
第6章 旧都アンティグア市――世界遺産都市を散策する
第7章 新都グアテマラ市――拡大する都市化の光と影
第8章 交通インフラ事情――首都における深刻な交通渋滞
第9章 グアテマラと日本との関係――外交関係樹立80周年
 【コラム2】国家の表象


Ⅱ マヤ文明の時代

第10章 ティカルとキリグア――マヤ文明の世界遺産
第11章 ティカル国立公園――日本の協力がきわだつ複合遺産
第12章 グアテマラ考古学界の現状――マヤ文明研究の最前線
第13章 ペテン県セイバル遺跡の調査から――マヤ文明の起源と盛衰の探求
 【コラム3】カミナルフユ遺跡公園
第14章 西部高地三都市を訪ねて――ケツァルテナンゴ、チチカステナンゴ、ソロラ
 【コラム4】頭蓋変形――マヤに息づく二千年の伝統


Ⅲ スペインの征服と植民

第15章 ペドロ・デ・アルバラードのグアテマラ征服――間断なく続く戦い
第16章 初代グアテマラ総督――アデランタード・ドン・ペドロ・デ・アルバラード
第17章 異文化との衝突と植民地支配体制の確立――スペイン人支配者と先住民
第18章 キリスト教の布教と先住民――神の名におけるマヤ先住民の支配
第19章 『ポポル・ウーフ』と先住民文書の世界――植民地時代を生き抜く叡智
第20章 征服者セバスティアン・デ・ベラルカサル――中南米の歴史に大きな影響を及ぼしたコンキスタドール
第21章 現中米5カ国を包含するグアテマラ総監領時代――メキシコ市やリマ市に次いで

Ⅳ スペインからの独立と近現代

第22章 独立前後――中米連邦共和国の成立と解体
第23章 独裁の時代――独裁者たちとアメリカ資本
第24章 民主主義の芽生え――10年間の春の季節
第25章 民主主義の挫折――内戦の勃発
第26章 あそこに火を放ったのは誰だ――スペイン大使館の悪夢
第27章 2015年大統領選挙――コメディアン出身の大統領誕生


Ⅴ 現代の政治と経済

第28章 新自由主義――開発につながらない自由化・開放化
第29章 米国企業の利権――バナナ産業を中心に
第30章 新経済政策――貧困問題をどうとらえるか
第31章 マキラドーラ――韓国資本に支えられるアパレル産業の発展
第32章 マキラドーラの労働問題――深まる労働者の窮状
第33章 拡大する中国のプレゼンスと台湾――近年高まる中国との経済関係
第34章 ディア・デ・プラサ――買い物・情報交換の重要な場である定期市
第35章 ソロラ地方の市場網――アルティプラノ南部の市場から
第36章 先住民の商人――9割以上がマヤ系先住民
第37章 大規模卸売商人の活動と生業構造の変動――1990年代のマヨリスタたち
第38章 米国のグアテマラ人――移民組織と国際送金
第39章 グアテマラとメキシコの国境――トランスナショナルな空間から考える移民問題


Ⅵ 紛争を乗り越え多文化主義へ

第40章 反乱と抵抗の500年――先住民による大地と尊厳の防衛
第41章 先住民族の権利――多文化性認知と自治権行使
第42章 国内武力紛争・ジェノサイド――長期内戦の構図
第43章 和平協定と残された課題――道半ばの協定履行
第44章 市民の安全保障・マラス――治安悪化のコスト
第45章 女性の権利拡大に向けて――女性運動のプロセス
第46章 エリート教育から大衆教育への歩み――フェ・イ・アレグリア(信仰と喜び)教育の定着


Ⅶ 宗教と伝統

第47章 プロテスタントの布教とカトリックの対応――カトリック改革派の浸透
第48章 中西部高地先住民の織りと装い――民族衣装の語り①
第49章 村ごとに異なる華やかな祭礼衣装――民族衣装の語り②
第50章 布が語るマヤ十字――グアテマラの民族衣装に魅せられて
第51章 グアテマラの仮面――伝統と変貌
第52章 マシモン(サンシモン)儀礼の諸相――甦るマヤの祖先神
第53章 サンティアゴ・アティトランの守護聖人祭――祭儀でまとまる強い絆
第54章 エスキプラスの黒いキリスト――中米和平樹立の地に教皇訪問


Ⅷ 言葉と人々

第55章 インディヘナの言語――マヤ諸語・シンカ語・ガリフナ語
第56章 マヤ文字――高度なメソアメリカ文明の象徴
第57章 テキスト――低地と高地に見られる特徴
第58章 現代の先住民言語状況――社会言語学的観点から
第59章 グアテマラ総監領のナワ系言語の役割――多言語社会におけるリンガ・フランカ
第60章 ガリフナの町――リビングストンの賑わい
 【コラム5】サン・イシドロ祭とガリフナの芸能


Ⅸ 文化と芸術

第61章 アストゥリアスと〈魔術的リアリズム〉――時代に先駆けた中南米的現実への覚醒
第62章 モデルニスモにはじまる現代文学――トラウマとしての反革命クーデター
第63章 屋須弘平――100年前のアンティグアに暮らした日本人写真家
 【コラム6】グアテマラ切手に見るマヤ文明・先住民
第64章 グアテマラ映画――映像文化の創成をめざして
第65章 グアテマラ現代演劇小史――「グアテマラの春」に双葉が芽吹いた
第66章 豊潤なグアテマラ音楽――祭礼音楽からロック・マヤまで
第67章 21世紀グアテマラの博物館――様々な貢献と新しい着眼点


 グアテマラを知るための参考文献

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