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北京を知るための52章
本体2,000円+税
ISBN 9784750346014
判型・ページ数 4-6・372ページ
出版年月日 2017/12/25

北京を知るための52章  新刊

発展目覚ましい中国。その首都である北京は今大きく変貌している。本書はその魅力の尽きない都、北京の歴史と街並みを紹介すると同時に、驚嘆すべき発展を遂げている新しい北京とそこに暮らす人々を紹介する。

 

【執筆者一覧】

新宮 学(あらみや・まなぶ)
山形大学人文社会科学部教授。
【主要著作】
『明清都市商業史の研究』(汲古書院、2017年)、『近世東アジア比較都城史の諸相』(編著、白帝社、2014年)、『北京遷都の研究――近世中国の首都移転』(汲古書院、2004年)


石橋 崇雄(いしばし・たかお)
公益財団法人東洋文庫研究員(研究班代表)。
【主要著作】
『大秦帝国への道』(講談社学術文庫、2011年)、『大清帝国161~1799』(韓国語版、韓国、2009年)、『中国・世界遺産の旅1(北京と河北・東北地方)』(編著、講談社、2005年)


石山 雄太(いしやま・ゆうた)
京劇俳優。
【主要著作】
「石山雄太の京劇入門――「無底洞」舞台裏から 西遊記~無底洞の巻(DVD)』(楽戯舎、2009年)


泉 京鹿(いずみ・きょうか)
翻訳家、大学非常勤講師。
【主要著作】
余華『兄弟』(翻訳、文藝春秋、2008年)、閻連科『炸裂志』(翻訳、河出書房新社、2016年)、王躍文『紫禁城の月』(共訳、メディア総合研究所、2016年)


上田 一俊(うえだ・かずとし)
歴史、鉄道の愛好家、研究家。上智大学文学部史学科卒。北京、南京に留学。会社員として北京、台北に駐在歴あり。


内山 宏男(うちやま・ひろお)
元日商岩井、スズキ北京事務所所長。


大上 智子(おおうえ・ともこ)
慶應義塾大学在学時に上海復旦大学に1年間交換留学。阪神大震災被災直後、北京へ。サービスアパートメント、ホテル等勤務の傍ら北京を題材にコラムなどを執筆。2000年の出産後も、シングルマザーとして仕事を続けてきた。
【主要著作】
「おおうえの北京便り」(『慶應カードニュース』2014~2016年連載)


勝又 あや子(かつまた・あやこ)
北京在住フードコラムニスト。
【主要著作】
『北京で「満福」――普通がおいしい。本場の中華!』(東洋書店、2008年)、『「食」の中国語』(東洋書店、2010年)、『新疆に生まれて』(訳書、新世界出版社、2016年)


高 潤清(こう・じゅんせい)
元北京農学院 園林学部教授。樹木学者。
【主要著作】
『園林樹木学』(中国建築出版社、1995年)


河野 徹(こうの・とおる)
ジャーナリスト。北京、上海などに日本メディアの特派員として駐在した後、中国語によるニュース発信に従事。
【主要著作】
『朱鎔基――死も厭わない指導者』(訳書、楊中美著、講談社、1998年)など


小林 金二(こばやし・きんじ)
日本で日本料理店に勤務ののち、1989年北京の北京飯店日本料理店の「五人百姓」に料理長として出向。その後、割烹の「蔵善」を立ち上げ、経営。北京在住28年。農林水産大臣海外日本料理功労賞を受賞。世界中国割烹連合会理事。内閣府クールジャパン・アンバサダー。


櫻井 智美(さくらい・さとみ)
明治大学文学部准教授。
【主要著作】
『歴史からみる中国』(吉澤誠一郎編著、放送大学教育振興会、2013年)、「モンゴル時代の済祭祀――唐代以来の岳祭祀の位置づけの中で」(『明大アジア史論集』18、2014年)


櫻井 澄夫(さくらい・すみお)
編著者紹介参照。


重森 貝崙(しげもり・ばいろん)
一般社団法人中日文化研究所専務理事、文化記録映画監督。映画「中国の食文化・五部作」、「北京の食文化・二部作」などを演出・製作。


杉山 清彦(すぎやま・きよひこ)
東京大学大学院総合文化研究科准教授。
【主要著作】
『大清帝国の形成と八旗制』(名古屋大学出版会、2015年)、『清朝とは何か』(共著、藤原書店、2009年)


鈴木 さなえ(すずき・さなえ)
中国留学(上海、ハルピン、北京)後、北京にてビジネスに携わり、20数年間滞在。中国語通訳・翻訳。


関口 美幸(せきぐち・みゆき)
拓殖大学外国語学部准教授。
【主要著作】
「紹劇『孫悟空三打白骨精』に見る政治的影響」(『拓殖大学語学研究131』2014年)、「『三打白骨精』の謎を追って」(『異文化交流2』拓殖大学中国語学科翻訳研究会、2012年)、鮑十「ひまわりの咲く音」(翻訳、『中国現代文学9』ひつじ書房、2012年)


多田 麻美(ただ・あさみ)
作家、アートライター、翻訳者。
【主要著作】
『映画と歩む、新世紀の中国』(晶文社、2016年)、『老北京の胡同(フートン)――開発と喪失、ささやかな抵抗の記録』(晶文社、2015年)、『乾隆帝の幻玉――老北京(ラオベイジン)骨董異聞』(訳著、中央公論新社、2010年)ほか


中尾 徳仁(なかお・のりひと)
天理大学附属天理参考館学芸員。
【主要著作】
『《伝道参考シリーズ・XXX》天理参考館の漢族資料』(天理大学おやさと研究所、2017年)、『天理参考館第64回企画展図録 中華世界の民間版画――招福の祈り』(天理大学出版部、2011年)、「満洲における郷土玩具収集――日本人コレクターの活動に焦点を当てて」(共著、芹澤知広・志賀市子編『日本人の中国民具収集――歴史的背景と今日的意義』風響社、2008年)


野口 朋子(のぐち・ともこ)
中国在住通算24年、中国文化を紹介するサイト「ぽんずのページ」がある。


人見 豊(ひとみ・みのる)
編著者紹介参照。


福島 香織(ふくしま・かおり)
ジャーナリスト。
【主要著作】
『本当は日本が大好きな中国人』(朝日新書、2015年)、『現代中国悪女列伝』」(文春文庫、2013年)、『中国複合汚染の正体――現場を歩いて見えてきたこと』(扶桑社、2013年)


傅 薔(ふ・しょう)
北京人。大学で日本語を専攻。国家機関での日本語教師、外資系企業勤務などを行いながら、多年、北京の文化について強い関心を持つ。


増田 隆充(ますだ・たかみつ)
ローヤルフーズ株式会社代表取締役社長。


松木 民雄(まつき・たみお)
東海大学教授、北海道大学非常勤講師を定年退職後、北京の歴史地理等を研究中。
【主要著作】
「北京の仏塔」(『北海道東海大学紀要人文社会科学系2』、1989年)、『北京地名考』(朋友書店、1988年)、「孫悟空ネーミング考――並びに猪八戒・沙悟浄・三蔵法師」(『東海大学国際文化学部紀要1』、2008年)


森田 憲司(もりた・けんじ)
編著者紹介参照。


矢板 明夫(やいた・あきお)
産経新聞外信部次長。20007年から2016年まで北京特派員。
【主要著作】
『習近平の悲劇』(産経新聞出版、2017年)、『戦わずして中国に勝つ方法』(産経新聞出版、2013年)、『習近平――なぜ暴走するのか』(文春文庫、2014年)など多数


横手 裕(よこて・ゆたか)
東京大学大学院人文社会系研究科教授。
【主要著作】
『道教の歴史』(山川出版社、2015年)


林 為明(りん・ためあき)
在香港。現在、広告会社、旅行会社などを経営。北京での居住、中国全土での業務経験も長い。


渡辺 健哉(わたなべ・けんや)
東北大学大学院文学研究科専門研究員。
【主要著作】
『元大都形成史の研究――首都北京の原型』(東北大学出版会、2017年)、「常盤大定の中国調査」(『東洋文化研究』18、2016年)

 まえがき


Ⅰ 北京と日本人

第1章 明治初期――北京の日本人①
 【コラム1】明治の北京紀行を読む
第2章 丸山昏迷『北京』と中野江漢『北京繁盛記』――北京の日本人②
 【コラム2】丸山昏迷『北京』の人々
第3章 北京の古写真――昔の北京を今に伝えるモノ
 【コラム3】古写真について
第4章 北京と日本人――北京で活動した日本人の足跡


Ⅱ 北京と日本人 70~90年代そして今

第5章 「日僑飯店」の日々――多くの事情を学べた
第6章 北京在住の日本人女性の就職・子育て今昔─子供好き社会に甘えてきた私のケース
第7章 1970年代の北京放送局――「リュー・コーメイ」として青年期を日本と中国のはざまで働いて
第8章 1980年代の北京留学――毎日が異文化体験、懐かしの留学生活
第9章 北京奇譚――北京ビジネス往来35年
第10章 様変わりする北京の日本人――日中間の立場が逆転


Ⅲ 北京の歴史――史跡と町並み

第11章 北京以前――北京の歴史①
第12章 元の大都から北京へ――北京の歴史②
第13章 明代の北京城――近世東アジアの百万都市
第14章 清から民国期に北京にいた満洲族――八旗がつくった古都北京
第15章 盧溝橋の謎――石獅子のみぞ知る
第16章 紫禁城――北京「故宮」に見る中国の古代思想
第17章 天安門クロニクル――広場をめぐる歴史
第18章 北京の環状鉄路と地下鉄――鉄路に見る北京城壁の残影
第19章 「王府井」は、本当はどこなのか?――地名学からの検討
第20章 北京の昔の看板――文字を描かない看板「幌子」
第21章 北京の地名研究とある日本人のこと――胡同を巡りながら思い出す
 【コラム4】北京にあった外国語地名
第22章 巨大な北京の地図を知る――『乾隆京城全図』の価値と現状
第23章 「北京博物館通票」から見た北京の博物館――リピーターたちのために
第24章 北京の石刻めぐり――首都の歴史を語る石たち
第25章 「北頂」娘娘廟今昔─オリンピック公園の片隅の話
第26章 北京で骨董を集める――人間模様を映し出す“お宝”
 【コラム5】世界最大のインターネット「独立王国」


Ⅳ 暮らし

第27章 柳絮の現状――北京の「名物」の正体
第28章 北京の金魚を探して――私と金魚の半世紀
第29章 アーイー――北京生活の頼もしい助っ人
 【コラム6】アーイーとの雑談から
第30章 水が語るみやこの伝説――水と建部の深いかかわり
第31章 カード化・電子マネー化する北京――なぜだろう?
 【コラム7】最初に北京で買い物に使用されたクレジットカードは日本発行
第32章 すさまじい変化を遂げる北京のホテル業界――日本人は「サービスノウハウ」提供者
 【コラム8】北京トイレ談義――“尿盆”(ニャオペン)が使えない
第33章 北京のお墓――夫婦一緒に入れない革命公募


Ⅴ 食文化

第34章 変化を続ける北京の料理店――まずいと言われてきた料理を回顧しつつ
第35章 北京在住者がお勧めする「北京の旨いもの」─目には見えない世界から
第36章 北京の食――老舗ものがたり
第37章 日中、北京ダック談義――もう少しこの「名物」のことを知るために
第38章 餃子の話――北京の歴史と餃子
第39章 絶品の麺――北京の「おやじの味」
第40章 北京日本料理店苦労話─北京に住んで30年
第41章 消えゆく「菜市場」文化――その現状と源流


Ⅵ 文化・芸能

第42章 北京の「でんでんむしむしかたつむり」――わらべうたの中の北京
 【コラム9】日常生活の中の北京の言葉
第43章 北京と京劇――人間性を表現する演劇
第44章 進化する北京の書店――出会いと物語が生まれる空間
第45章 「北京本」を分類する─視角を変えもっと「北京を知る」ために


Ⅶ 社会

第46章 陳情村――地図に載らない救済部署
第47章 引越し――最近北京転居事情
第48章 北京の女――プライド高く難攻不落も、一皮むけば良妻賢母
第49章 北京偽札談義――私の現地体験から
 【コラム10】北京っ子の日本製品好きに乗じた偽日本ブランド・メイソウ名創優品“MINISO”
第50章 世界最長の北京メトロ――北京っ子よりくわしくなろう
第51章 北京バスの思い出――エピソードのベスト5
第52章 もう慣れっこになっちゃった――PМ2・5


 本書の完成に際して
 本書出版の経緯

 もっと北京を知るための主要参考文献

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