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米墨戦争前夜のアラモ砦事件とテキサス分離独立
本体3,800円+税
ISBN 9784750345239
判型・ページ数 4-6・272ページ
出版年月日 2017/07/31

米墨戦争前夜のアラモ砦事件とテキサス分離独立  新刊

アメリカ膨張主義の序幕とメキシコ

1836年のアラモ砦事件、そしてテキサス共和国がメキシコから独立し米国に併合される過程を論述。米国史の「リメンバー」一つであり、領土拡張主義の起源ともいえるアラモ砦事件が、現代においてどのように捉えられ、表象されているかを分析する。
 まえがき

第一章 アラモ砦事件前史
 はじめに
 一 米国の脆弱な政治制度
 二 ヌエバ・エスパーニャ期のテキサス
 三 メキシコ領テキサスの誕生と連邦制下での自治
 四 テキサスの分離独立への過程
 おわりに

第二章 メキシコからみたテキサス暴動の制圧の意義――サンタアナのテキサス進攻
 はじめに
 一 前史メキシコ政治史におけるサンタアナ
 二 連邦主義への遮断と急進主義からの反動
 三 地方の叛乱サカテカスからテキサスへ
 四 マタモロス遠征の断念
 五 アラモ砦に向けて
 おわりに

第三章 アラモ砦事件と籠城者の性格をめぐる論争
 はじめに
 一 米国政府のテキサス政策
 二 アラモ砦事件と不法戦士
 三 独立と自由の象徴としてのアラモ砦事件
  ①ジム・ボウイの場合
  ②W・B・トラヴィスの場合
  ③デイビッド・クロケットの場合
 おわりに

第四章 アラモ砦陥落とサンタアナの暴虐性をめぐって
 はじめに
 一 アラモ砦陥落の全貌
 二 サンタアナの残虐性の真相
 三 奴隷解放者としてのサンタアナ
 おわりに

第五章 「アラモ砦」事件をめぐる史実と伝説の相克――生き証人による語りの伝承における問題を中心に
 はじめに
 一 サンタアナは奴隷解放者であったか否かという言説の背景
 二 ディキンソン夫人をめぐる言説
 三 トラヴィスをめぐる言説
 四 デイビッド・クロケットの死をめぐる言説
 おわりに

第六章 もう一つのアラモ――ゴリアッド虐殺事件
 はじめに
 一 ファニン
 二 ウレアとゴリアッド虐殺
 三 サンタアナの反論
 おわりに

第七章 サンハシントの戦いとテキサス独立
 はじめに
 一 サンハシントの戦い
 二 ヒューストンとジャクソン
 おわりに

第八章 映画『アラモの殉教者』をめぐる文化批評
 はじめに
 一 本映画のあらすじ
 二 二項対立技法から読み取れるもの、読み取れないもの
 三 大麻と情事とサンタアナという言説
 四 イエロー・ローズ(Yellow Rose)とは誰か
 五 メルチョラ・バレラ
 おわりに

第九章 現代テキサスの表象としての「アラモ」と「カウボーイ」――歴史文化の観光化と政治化
 はじめに
 一 「カウボーイ」のメタファー
 二 テキサスの「荒野」と「野蛮性」
 三 テキサスにおける綿花産業と奴隷制
 四 テキサスにおける牧牛業の発展
 五 テキサスにおけるアングロ系の優位
 六 テキサス史におけるサンアントニオ
 七 現代カウボーイの表象とその再生産
 おわりに

 あとがき
 関係略年表
 史料
 註
 参考文献
 索引

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