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激動するグローバル市民社会
本体2,400円+税
ISBN 9784750344768
判型・ページ数 A5・320ページ
出版年月日 2017/03/30

激動するグローバル市民社会

「慈善」から「公正」への発展と展開

急速に進むグローバル化の中で注目されているグローバル市民社会の理論と実際を検証し、国際機関、国家、企業とともに、SDGs(持続的な開発目標)の重要なアクターである国際協力NGOおよび国際市民組織(CSO)の役割と存在意義を考察する。

 はじめに

序章 今日のグローバル市民社会とNGOを考える──その意義と役割
 1 本書の問題意識の背景と目的
 2 市民社会、グローバル市民社会の定義
 3 国際協力NGOとは何か
 4 NGOの発展とは何か
 5 NGOの発展の現状
 6 問われるNGOの開発効果

第1章 欧米諸国の市民社会の誕生と発展──イギリスのチャリティの歴史と国際NGO
 1 市民社会の原型・定義
 2 イギリスのチャリティの発展
 3 イギリスの国際NGOの原点

第2章 欧米の市民社会の人道復興支援活動の誕生と発展──NGOは国家から自由な当事者でありえるのか
 1 戦争被災者・難民への救済活動──NGOの人道復興支援の原点
 2 まとめ

第3章 欧米の市民社会の開発協力の変化・多様化・専門化──慈善から公正へ
 1 第2次世界大戦前後における人道復興支援活動(貧困問題)
 2 1950年代から1980年代のNGO活動
 3 1990年代から現在──NGOによる国際ネットワーク活動の時代
 4 まとめ

第4章 南の市民社会の誕生から発展──アジアの市民社会の事例から
 1 アジアの市民社会はどのように発展してきたのか
 2 アジアの市民社会の担い手であるNGOの発展の特徴
 3 東アジアの市民社会の動向について──中国、韓国など東アジアのNGOの活動
 4 南のNGOの変化とアジア市民社会の形成

第5章 南の市民社会の巨大化と社会企業化──サルボダヤ運動の人間開発とBRACの社会企業化の事例研究
 1 【事例研究1】サルボダヤ運動の人間開発(スリランカ)
 2 【事例研究2】「BRAC」の巨大化・社会企業化(バングラデシュ)
 3 まとめ

第6章 日本の市民社会の誕生と発展──奈良時代から1980年代まで
 1 奈良時代や鎌倉時代の仏教ボランティア活動の先駆者たち──行基、空海、重源、叡尊
 2 江戸時代の仏教の統制
 3 国際赤十字運動からの影響──日本赤十字社の誕生
 4 戦前のNGOの動き──日中戦争中の被災者・避難民への救済活動
 5 戦前の日本のボランティア活動の限界
 6 戦後のNGO団体の設立
 7 まとめ

第7章 日本の市民社会の発展と変化──1990年代から2016年までのNGOの活動

第8章 グローバル時代における国家と市民社会間の公共圏を考える──カンボジア政府とNGOを事例に
 はじめに
 1 国家によるグローバル化と市民社会によるローカル化
 2 グローバル化の中での国家と市民社会間の公共圏の形成
 3 カンボジアにおける国家によるグローバル化と市民社会によるローカル化
 4 事例研究:JVCの「生態系に配慮した農業による(家族経営農家の)生計改善(CLEAN)プロジェクト」について
 おわりに
 参考資料 「CLEANのワークショップを視察して」

終章 グローバル市民社会の課題と意義──「共存・共生できる公共圏」を目指して
 1 NGOの発展の阻害要因──なぜNGOは発展できないのか
 2 国際関係の中のグローバル市民社会の関係性
 3 グローバル市民社会の意義


 参考文献

 あとがき

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