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共同研究 安重根と東洋平和
本体5,000円+税
ISBN 9784750344980
判型・ページ数 A5・448ページ
出版年月日 2017/03/24

共同研究 安重根と東洋平和  新刊

東アジアの歴史をめぐる越境的対話

日本では伊藤博文の暗殺者、韓国では愛国殉国者とその歴史的評価が日韓で対立する安重根。彼の東洋平和論を掘り下げながら、東アジアで対立する歴史認識の根源を探り、歴史を克服した平和の構築を目指しす日韓豪の研究者たちの白熱した討議記録。

 はじめに[李洙任]

序章 安重根の遺墨と和解に向けての越境的対話[李洙任]

第Ⅰ部 安重根像

第1章 歴史の沈黙と歴史の記憶――安重根の遺墨と「東洋平和論」の意義[牧野英二]
第2章 東アジア歴史認識問題の焦点としての安重根――東北アジア情勢と「東洋平和論」[柳永烈]
第3章 安重根と梁啓超――近代東アジアの二つのともしび[李泰鎭]
第4章 安重根遺骸発掘の現況と課題――日本に問う、遺骸はどこにあるのか[金月培]
第5章 東洋平和とは何か――安重根が拓いた新地平[中村尚司]

第Ⅱ部 歴史認識

第6章 越境する戦争の記憶――歴史認識、草の根の和解そして安重根の遺産[テッサ・モーリス=スズキ]
 補論1 首相談話から見えて来る、この国の歴史認識[谷野隆]
第7章 安重根の汎アジア主義と日本の朝鮮学校のトランスナショナルな類似点について[スーザン・メナデュー・チョン]
 補論2 高校無償化からの朝鮮高校除外の問題に関する意見書[田中宏]
第8章 福沢諭吉の朝鮮観――勝海舟と対比して[仲尾宏]
第9章 転向者・小林杜人における「弁証法」的真宗理解について[平田厚志]

第Ⅲ部 過去責任

第10章 こじれた日韓関係 和解への道を探る!――強制連行・『慰安婦』問題についての韓国の判決を手掛かりに[戸塚悦朗]
第11章 韓国大法院判決とダーバン宣言から見る朝鮮人強制連行・強制労働――日本製鐵(現・新日鐵住金)の事例から[中田光信]
第12章 強制連行企業の戦後補償責任――現代日本企業の過去責任と責任倫理[重本直利]
第13章 戦時期国策会社の鉱山開発――『帝国鉱業開発株式会社社史』から[細川孝]
 補論3 鉱山労働者の苦難を学び、未来に活かす[李順連]
第14章 地域史料の掘りおこしと歴史教育[田中仁]

終章 「東洋平和論」の現代的探求――越境的連帯へ[重本直利]

 おわりに[重本直利]

 索引
 翻訳者紹介
 執筆者紹介

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