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OECD幸福度白書3
本体5,500円+税
ISBN 9784750344447
判型・ページ数 A4変・312ページ
出版年月日 2016/12/23

OECD幸福度白書3

より良い暮らし指標:生活向上と社会進歩の国際比較

OECDの幸福度白書シリーズは、OECD加盟国及びパートナー国の人々の幸福な暮らしに欠かせない構成要素を統計値に基づいて解説する。物質的な幸福(所得、仕事、住居)と、幅広い生活の質(健康、教育、ワーク・ライフ・バランス、環境、社会とのつながり、市民参加、生活の安全、主観的幸福)の両面について、最新データ、経時的な推移、様々な人口集団間における分布を伝える。

 さらに、シリーズ3冊目にあたる本書では、新たな角度から幸福に関する理解を広げる。第一に、子どもの幸福の分析を行った。その結果、全ての子どもが人生で良いスタートを切れるわけではなく、裕福でない家庭の子どもは、大きなリスクに直面していることが判明した。第二に、経時的な幸福の維持に重要な役割を果たす、自然資本、人的資本、社会関係資本、経済資本をとらえる新しい指標を導入した。第三に、ボランティア活動に注目し、ボランティア労働が良い循環を生み出すことを見出した。すなわち、善い行いは主観的幸福を高めるだけでなく、多様な幸福便益を活動者にも社会にももたらしていた。最後に、各国の幸福の地域別格差に目を向けて、より良い暮らしの機会は人々の住む場所によって左右されることを示した。

 幸福度白書シリーズは、「OECDより良い暮らしイニシアチブ」の一環として、幸福成果の測定結果を伝えるが、もうひとつの取り組みの柱として、幸福をめぐる議論の活性化を促す双方向ウェブサイト「より良い暮らし指標」(www.oecdbetterlifeindex.org)がある。

 

【内容紹介(リーフレット)】

『OECD幸福度白書3』リーフレット(注文票)【PDF:1.4MB】

 

【関連書籍】

OECD幸福度白書――より良い暮らし指標:生活向上と社会進歩の国際比較
OECD幸福度白書2――より良い暮らし指標:生活向上と社会進歩の国際比較
主観的幸福を測る――OECDガイドライン
幸福の世界経済史――1820年以降、私たちの暮らしと社会はどのような進歩を遂げてきたのか

 序文
 刊行にあたって:今日と明日のより良い暮らし
 利用にあたって
 概要

第1章 今日の幸福と明日の幸福:概観
 序論
 第1節 現在の幸福:OECD加盟国の暮らしはどうか?
 第2節 平均の向こうをみる:幸福成果はどのように分布しているか?
 第3節 過去数年間で生活はどのように変化したか?
 第4節 未来の幸福のための資源
 第5節 最も重要なのはどの側面か、そしてそれは誰にとって重要なのか?
 第6節 幸福に関するデータの測定と利用:OECDと関連組織の最新の活動
 付録1.A 各国の幸福の強みと弱み
 付録1.B より良い暮らし指標による重み付け(年齢層別)

第2章 数字でみる人々の暮らし
 第1節 所得と資産
 第2節 仕事と報酬
 第3節 住居
 第4節 健康状態
 第5節 ワーク・ライフ・バランス
 第6節 教育と技能
 第7節 社会とのつながり
 第8節 市民参加とガバナンス
 第9節 環境の質
 第10節 生活の安全
 第11節 主観的幸福

第3章 未来の幸福のための資源
 第1節 自然資本
 第2節 人的資本
 第3節 社会関係資本
 第4節 経済資本

第4章 子どもの幸福
 第1節 はじめに:なぜ子どもの幸福が重要なのか?
 第2節 子どもの幸福を測定する
 第3節 子どもの幸福のデータ
 第4節 子どもの幸福に関する統計上の今後の課題
 付録4.A 子どもの幸福の比較分析で利用される側面と指標の概要

第5章 与えることの価値:ボランティア活動と幸福
 第1節 はじめに:ボランティア活動は幸福にとってなぜ重要なのか?
 第2節 ボランティア活動の定義と測定
 第3節 ボランティア活動を測定するための指標とデータ源の選択
 第4節 ボランティア活動に関するデータ
 第5節 ボランティア活動による幸福便益を測定する
 第6節 統計上の今後の課題
 付録5.A ボランティア活動参加者の特性
 付録5.B ボランティア活動と人的資本
 付録5.C ボランティア活動と主観的幸福

第6章 地方に目を向ける:地域別の幸福測定
 第1節 はじめに:地域の幸福に目を向けることがなぜ重要か?
 第2節 地域の幸福を測定する
 第3節 幸福の地理学
 第4節 統計上の今後の課題


コラム・図・表の一覧

――第1章 今日の幸福と明日の幸福:概観
コラム1.1 OECDによる幸福の測定
コラム1.2 1人当たりのGDPの水準別にみる幸福の相対的な強みと弱み
コラム1.3 「より良い暮らし指標」とは?
コラム1.4 人々にとって大切なものを測定する
コラム1.5 仕事の質を測定するためのOECDの枠組み
コラム1.6 幸福の統計値をOECDの政策提言に活用する
コラム1.7 持続可能な開発目標と2015年以後の開発課題
図1.1 OECDの幸福の枠組み
図1.2 1人当たりGDP上位国の幸福の強みと弱み
図1.3 1人当たりGDP中位国の幸福の強みと弱み
図1.4 1人当たりGDP下位国の幸福の強みと弱み
図1.5 より良い暮らし指標
図1.6 OECD加盟国の「より良い暮らし指標」利用者が優先した側面
図1.A.1 各国の幸福の相対的な強みと弱み
図1.B.1 より良い暮らし指標による教育、所得、生活満足度、ワーク・ライフ・バランスの重み付け(年齢層別)
図1.B.2 より良い暮らし指標による環境、健康、市民参加、生活の安全の重み付け(年齢層別)
表1.1 現在の幸福のヘッドライン指標

――第2章 数字でみる人々の暮らし
コラム2.1 家計の所得と資産、その分布を測定する
コラム2.2 仕事と報酬を測定する
コラム2.3 住宅事情を測定する
コラム2.4 健康状態を測定する
コラム2.5 ワーク・ライフ・バランスを測定する
コラム2.6 教育と技能を測定する
コラム2.7 社会とのつながりを測定する
コラム2.8 市民参加とガバナンスを測定する
コラム2.9 環境の質を測定する
コラム2.10 生活の安全を測定する
コラム2.11 主観的幸福を測定する
図2.1 1人当たりの家計の調整純可処分所得
図2.2 1人当たりの家計の純金融資産
図2.3 家計の純資産(非金融資産を含む)の平均値と中央値
図2.4 所得の不平等を示すジニ係数
図2.5 所得の十分位間比率(第9十分位/第1十分位)
図2.6 家計の純資産の分布
図2.7 就業率
図2.8 長期失業率
図2.9 失業可能性
図2.10 フルタイム雇用者の平均年間報酬
図2.11 仕事の質
図2.12 長期失業率(年齢層別)
図2.13 長期失業率の変化(年齢層別)
図2.14 長期失業率(男女別)
図2.15 1人当たりの部屋数
図2.16 基本的衛生設備の欠如
図2.17 住居費
図2.18 出生時平均余命
図2.19 主観的な健康状態
図2.20 主観的な健康状態(所得層別)
図2.21 長時間労働
図2.22 レジャーとパーソナルケアの時間
図2.23 レジャーとパーソナルケアの時間(男女別)
図2.24 労働年齢成人の学歴
図2.25 15歳児の認知技能
図2.26 成人力
図2.27 労働年齢成人の学歴(年齢層別)
図2.28 社会的ネットワークによる支援
図2.29 社会的支援(年齢層別)
図2.30 投票率
図2.31 法規制定時の利害関係者の関与の推移
図2.32 大気汚染(PM2.5)への年間曝露量
図2.33 大気汚染(PM2.5)への曝露量(閾値別の人口比率)
図2.34 水質に対する満足
図2.35 暴行死率図2.36自己報告による犯罪被害
図2.37 安全感
図2.38 暴行死率(男女別)
図2.39 安全感(男女別)
図2.40 安全感(年齢層別)
図2.41 生活満足度と人生の意義
図2.42 生活評価
図2.43 感情バランス
図2.44 生活評価(年齢層別)
図2.45 感情バランス(年齢層別)
表2.1 法規制定時の利害関係者の関与

――第3章 未来の幸福のための資源
コラム3.1 幸福を経時的に支える資本ストックを測定する
コラム3.2 自然資本を測定する説明的指標
コラム3.3 人的資本を測定する説明的指標
コラム3.4 社会関係資本を測定する説明的指標
コラム3.5 経済資本を測定する説明的指標
図3.1 『幸福度白書』の幸福測定の枠組みによってとらえられる資本ストック
図3.2 森林面積
図3.3 国内生産による温室効果ガスの排出量
図3.4 再生可能淡水資源量
図3.5 淡水取水量
図3.6 絶滅危惧種
図3.7 学歴(25~34歳人口)
図3.8 予想教育年数
図3.9 喫煙率
図3.10 男女別の喫煙率
図3.11 肥満率
図3.12 男女別の肥満率
図3.13 他者への信頼(欧州諸国)
図3.14 公共機関への信頼(欧州諸国)
図3.15 中央政府への信頼の推移(OECD加盟国平均)
図3.16 家計の負債
図3.17 1人当たりの純固定資産
図3.18 総固定資本形成(OECD加盟国平均)
図3.19 1人当たりの知的財産資産
図3.20 研究開発への投資
図3.21 1人当たりの経済全体の純金融資産
図3.22 銀行部門のレバレッジ
図3.23 一般政府の純金融資産
表3.1 未来の幸福のための資源を監視する説明的指標

――第4章 子どもの幸福
コラム4.1 子どもの幸福の測定に関する各国及び国際機関のイニシアチブ
コラム4.2 子どもの幸福を定義する:各種文献を参考に
コラム4.3 子どもの生活の質に関する国際調査
コラム4.4 調査データにおける非回答バイアスの修正
コラム4.5 子どもの幸福に関する新たな国際調査
コラム4.6 子どものリスク行動
コラム4.7 子どもの幸福の格差:データ源
図4.1 過体重の子ども
図4.2 子ども1人当たりの可処分所得
図4.3 子どもの貧困率
図4.4 就業者がいない世帯で暮らす子ども
図4.5 親が長期失業者である子ども
図4.6 子どものいる世帯の1人当たりの部屋数
図4.7 基本的な衛生設備を欠く家に住む子ども
図4.8 劣悪な環境条件で暮らす子ども
図4.9 乳児の死亡率
図4.10 低出生体重児率
図4.11 あまり健康ではないと回答した十代
図4.12 過体重や肥満の子ども
図4.13 子どもの自殺率
図4.14 十代の出産率
図4.15 子どもの喫煙率
図4.16 子どもの過度の飲酒率
図4.17 日常的に運動する子どもの割合
図4.18 PISA調査の読解力テストの得点
図4.19 PISA調査の問題解決能力テストの得点
図4.20 就労、就学、職業訓練のいずれも行っていない若者
図4.21 教育的剥奪
図4.22 子どもの投票の意思
図4.23 社会活動に参加する十代の若者
図4.24 友人が親切な子ども
図4.25 学校の勉強を負担に感じる子ども
図4.26 学校が好きな子ども
図4.27 学校に帰属していると感じる子ども
図4.28 親が子どもと過ごす時間
図4.29 親と気楽に話せる生徒
図4.30 子どもの殺人率
図4.31 いじめられた経験
図4.32 子どもの生活満足度
図4.33 子どもの幸福成果の概観
表4.1 子どもの幸福を構成する側面と指標
表4.A.1 子どもの幸福の比較分析で利用される側面と指標の概要

――第5章 与えることの価値:ボランティア活動と幸福
コラム5.1 政策論議におけるボランティア活動
コラム5.2 第19回国際労働統計家会議の決議におけるボランティア労働
コラム5.3 子ども時代のボランティア活動が人生に及ぼす影響
コラム5.4 ボランティア労働の経済価値を評価する
コラム5.5 ボランティア活動と健康状態の関係
コラム5.6 ボランティア活動、報酬、技能の関係
コラム5.7 ボランティア活動と主観的幸福の関係
コラム5.8 アメリカの生活時間調査が示すボランティア活動と主観的幸福
図5.1 公式のボランティア活動への参加率
図5.2 非公式のボランティア活動への参加率(欧州諸国)
図5.3 公式のボランティア活動と非公式のボランティア活動に費やされる時間
図5.4 活動分野別のボランティアの分布
図5.5 公式のボランティア活動への参加率と頻度(人口集団別のOECD加盟国平均)
図5.6 非公式のボランティア活動への参加率と頻度(人口集団別の欧州諸国平均)
図5.7 公式のボランティア活動への生徒の参加率
図5.8 50歳以上人口の公式のボランティア活動への参加率(欧州諸国)
図5.9 50歳以上人口の非公式のボランティア活動への参加率(欧州諸国)
図5.10 50歳以上人口のボランティア活動参加者の動機(欧州諸国)
図5.11 公式のボランティア活動が生活満足度に与える影響
図5.12 アメリカの生活時間調査による不快な状態で過ごした時間とポジティブな感情バランス
表5.1 国民経済計算の非営利サテライト勘定における非営利団体の扱い
表5.2 労働形態と2008年国民経済計算体系
表5.3 ボランティア活動に関するデータ源の質
表5.4 ボランティア活動の経済価値(OECD加盟国)
表5.5 50歳以上のボランティア活動参加者の健康成果(欧州諸国)
表5.6 ボランティア活動の参加不参加による成人の技能習熟度と時間報酬(国別)
表5.7 公式のボランティア活動が技能の習熟と報酬に及ぼす効果
表5.8 ボランティア活動参加者における主観的幸福の指標(国別)
表5.9 アメリカの生活時間調査による感情バランスとU指数(不快な状態で過ごした時間の割合)
表5.A.1 公式のボランティア活動の普及率と頻度
表5.A.2 非公式のボランティア活動の普及率と頻度
表5.B.1 公式のボランティア活動が技能の習熟と報酬に及ぼす効果
表5.C.1 ポジティブな感情とネガティブな感情
表5.C.2 公式のボランティア活動への参加が生活満足度に及ぼす効果の分位点回帰分析

――第6章 地方に目を向ける:地域別の幸福測定
コラム6.1 地域レベルで幸福を測定するためのイニシアチブ
コラム6.2 「地域」の定義
コラム6.3 様々な地理的規模で幸福を測定するための新たなデータ源
コラム6.4 政策立案に幸福度指標を生かすための地域レベルのイニシアチブ
図6.1 地域・地方レベルの幸福を測定するためのOECDの枠組み
図6.2 幸福の4つの側面における各国の平均値と地域間格差
図6.3 1人当たりGDP、家計の市場所得、家計の可処分所得における地域間格差
図6.4 家計の可処分所得の地域別ジニ係数
図6.5 地域内の所得の不平等
図6.6 地域別の相対的貧困率
図6.7 失業率における地域間格差
図6.8 学歴における地域間格差
図6.9 大気汚染(PM2.5)の年平均曝露量における地域間格差
図6.10 未充足の医療ニーズを回答した人の割合における地域間格差
表6.1 地域に暮らす:地域の幸福をめぐる複数の推進力
表6.2 地域レベル、国レベルの幸福の側面と指標

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