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児童相談所一時保護所の子どもと支援
本体2,800円+税
ISBN 9784750344423
判型・ページ数 A5・272ページ
出版年月日 2016/11/25

児童相談所一時保護所の子どもと支援

子どもへのケアから行政評価まで

虐待の相談対応件数が増加する中でも光を当てられることが少なかった一時保護所。本書は、その現状を明らかにするとともに、子どもや親、そして職員にとって、一時保護所がより良く機能するにはどのような政策決定がなされればよいのかを総合的に考察する。

 はじめに

第1章 一時保護所の概要(鈴木勲/大澤朋子)
 第1節 一時保護所の歩みとその変遷
 第2節 一時保護所の理念と役割
 第3節 児童相談所一時保護所の現状と課題
 第4節 一時保護所における支援と運営の課題
 第5節 一時保護所改革の展望

第2章 子ども支援の実際(茂木健司)
 第1節 子ども支援の原則と生活支援(日課および集団的ケアと個別的ケアを含める)の重要性
 第2節 入所から退所まで
 第3節 学習支援
 第4節 行動観察と行動診断
 第5節 チームアプローチの意義(スーパービジョンを含む)
 第6節 個別対応

第3章 さまざまな課題を持つ子どもたちへの対応
 第1節 暴力行為への対応(中村知英)
 第2節 精神障害への対応(田﨑みどり)
 第3節 性的問題への対応(田﨑みどり)
 第4節 司法対応(山本恒雄)
 第5節 個別事情のある具体的な支援例(茂木健司)
 第6節 一時保護所保育士の専門性と課題(初谷千鶴子)
 第7節 一時保護所以外の一時保護(中村知英)
 第8節 一時保護所における心理的ケア(大谷洋子)

第4章 小規模一時保護所の設置と検討課題(川並利治/井上景)
 第1節 児童相談所設置自治体拡大の動き
 第2節 一時保護所をつくる
 第3節 後発ならではの改善と工夫
 第4節 高機能の小規模一時保護所
 第5節 中核市に求められる一時保護所の仕様

第5章 一時保護所の建築・設備についての実態と課題(阪東美智子/大崎元)
 第1節 建築的視点から見ること
 第2節 施設の建築計画に関するこれまでの研究
 第3節 施設の設備基準と留意点
 第4節 実態調査から見た建築的課題
 第5節 ケーススタディで見る一時保護所の建築計画
 第6節 一時保護所に求められる建築的機能とは何か

第6章 エビデンスに基づいた一時保護所のシステム向上にむけて(和田一郎)
 第1節 児童相談所における研究実施の困難性
 第2節 一時保護所と研究
 第3節 厚労省一時保護研究から見る大規模調査のプロトコル
 第4節 研究の効果・影響
 第5節 研究を現場で継続する(行政評価)
 第6節 これからの一時保護システムの発展のために

 コラム
  ①児童福祉司から見た一時保護所(大久保牧子)
  ②一時保護所に期待すること─医療機関の立場から(星野崇啓)
  ③一時保護所に期待すること─児童養護施設の立場から(楢原真也)
  ④一時保護所を経て児童自立支援施設に入所する子どもたち(山洞和之)
  ⑤情緒障害児短期治療施設職員から見た一時保護所(片岡章吾)
  ⑥社会の死角で生きる少女たち(ほしおか十色)

 おわりに

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