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精神障がい者の家族への暴力というSOS
本体2,500円+税
ISBN 9784750344232
判型・ページ数 A5・288ページ
出版年月日 2016/10/30

精神障がい者の家族への暴力というSOS

家族・支援者のためのガイドブック

精神障がい者の家族が受ける暴力に関する調査研究をもとに、家庭で暴力が生まれる背景、実態、要因を明らかにする。その研究結果をふまえ、家族へのインタビューで語られた内容と支援者の実践から、家庭で暴力が生まれない支援のあり方を考察し、提言する。

 はじめに

序章 実際に起きた悲劇(Mさんの父親の語り)

第1章 精神障がい者から家族が受ける暴力の実態と結末
 第1節 家族への暴力は「6割」で起きる
 第2節 家族への暴力:位置づけと特徴
 [事例]ある父親の言葉
 第3節 暴力を受けた家族のこころ
 第4節 暴力の結末「死」
 [事例]本当に事故(事件)が起きてしまった(岡田千鶴:母)
  第5節 暴力が与えるきょうだいへの影響
 [事例]暴力を受けた恐怖と記憶は消えない
 [事例]私には自由はない、自分が変わらなくては
 [事例]自分は存在しないほうがよいのではないか
 第6節 暴力の果て、高齢者虐待
 第7節 暴力の連鎖
 [事例]家の中に吹く嵐を鎮めたい一心で(岸澤マサ子)

第2章 家族への暴力はなぜ起きるのか
 第1節 暴力一般の発生要因
 第2節 精神障がい者による暴力の特異性
 第3節 精神障がい者による暴力の要因やきっかけ
 第4節 暴力が起きやすい時期
 [事例]入院して隔離拘束を繰り返す
 [事例]病院を変えて、がらりと変わった
 [事例]人間不信からひきこもり状態、そして暴力へ
 第5節 暴力が起きた時期の体験談

第3章 親が暴力と闘う長い道のり
 第1節 家族への暴力の発生と日常化
 第2節 家族の葛藤と孤立
 第3節 支援を求めて
 第4節 家庭崩壊そして決心
 第5節 暴力が解決に向かう
 第6節 残る傷と癒し
 第7節 司法との闘い
 [事例]病気を理解した判断を司法に望む(岡田節:父)

第4章 解決に向けてできること
 第1節 支援の限界と歪み
 第2節 支援者による家族支援:支援者全般の心得
 第3節 入院医療:医療者の心得
 第4節 地域保健行政:行政関係者の心得
 第5節 地域医療・福祉:地域の支援者の心得
 第6節 家族が行っている工夫
 第7節 家族会
 [事例]河上紀子(尼崎市精神福祉家族会連合会)
 [事例]竹下信昭(北海道精神障害者家族連合会)
 [事例]竹下信昭(北海道精神障害者家族連合会)(つづき)
 [事例]川辺慶子(大阪府精神障害者家族会連合会)
 [事例]大畠信雄(和歌山県精神障害者家族会連合会)

第5章 過去に暴力があり、リカバリーに成功した事例
 第1節 入退院と暴力が繰り返された日々からのリカバリー
 第2節 人との関わりで、ひきこもり状態を脱した
 第3節 きょうだいと支援者に支えられたリカバリー

最終章 家族への暴力がない社会に向けて
 第1節 今と違う方法、違う常識もある!イタリアの経験から
 第2節 日本の精神医療と地域支援のこれから
 第3節 家族への暴力に向き合って、それぞれが考えること

 あとがき

 Miss M's Hospital Diary

 参考文献

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